京都の闇に魅せられて(新館)

『ONE PIECE!』の料理人サンジが作った料理に挑戦してみました





 どうも、こんにちは。
 未だ収束が見えないコロナ禍の中で、以前の様に自由に外出することが難しくなり、『京都妖怪探訪』などの取材にも、季節の花々を鑑賞することも、美術館や博物館などのイベントにも、行く頻度が減ってしまいました。
 それもあってか、自宅の自室で過ごすいわゆる「おうち時間」というのが増えました。
 そのおうち時間を使ってやったことのひとつが・・・料理を自作することです。
 それも、ただ普通に料理するだけでは面白くない。
 現役のオタクにふさわしく、漫画やアニメ、ゲームなどに関連した料理を創ってみようと、考えました。
 そこで、今や国民的人気漫画・アニメのひとつとなっている『ONE PIECE!』に登場する料理を創ってみようと、まずは以下の本を購入しました。





『ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん』


 『ONE PIECE!』の主要キャラの一人、黒足のサンジ
 強力な足技を使った格闘術を得意とし、主人公の海賊団での重要な戦力であり、また一味の中でコックとして、大食らいが揃っている一味の胃袋を満たし続けているというキャラです。
 そのサンジが記したという触れ込みで、『ONE PIECE!』に登場する料理のレシピを集めたのがこの本です。
 この本を読んで、料理の再現に挑戦してみました。




 今回は以下の3つに挑戦してみました。

・女ヶ島のワライダケ
・ヨサクが好きなモヤシいため
・湖畔キャンプの焼石シチュー



 これだけの料理を創るとなると、材料もこれだけたくさん。







 まずひとつ目、『女ヶ島のワライダケ』。
 原作漫画第53巻、第514話に登場する料理・・・というより、ワライダケをイメージしたものでしょう。





 シイタケ、エリンギ、しめじを刻んで、刻んだニンニクとアンチョビ、黒こしょうを加えて炒めます。





 ここでベーコンを忘れたのに気付きましたが、冷蔵庫を探したら賞味期限ギリギリのハムが見つかったので、それで代用。
 また私の忘れっぽさ、計画性の無さなどが現れてしまいましたが、何とか作りました。



 ふたつ目。『ヨサクが好きなモヤシいため』。
 原作第8巻、第69話に登場。サンジが「とにかくメシにしようぜ。何が食いたい?」と問うとヨサクが「あっしモヤシいため!!!」と応え、サンジが「よし!! まかせろ!!」と作ったのが、これ。
 まずはニンニクとアンチョビを細かく刻んで。





 もやしを細かく刻んだニンニク、強火で炒め、細かく刻んだアンチョビと黒こしょうを加える。
 これも何とか出来たかな?



 みっつ目。『湖畔キャンプの焼石シチュー』。
 原作漫画第27巻、第253話に登場。
 空に浮かぶ島「空島」での冒険中、肉と野菜をぶち込んで焼石の熱で煮込んだというシチューです。
 これが今回のメインになるので、気合いを入れて。
 ロース豚肉を刻んで、薄力粉をまぶし。








 玉ねぎを刻んで肉と一緒に炒めます。








 なおレシピでは、玉ねぎは別に炒めて、後に加えるのですが・・・ここは敢えて、我流のやり方に変更させていただきました。
 何故なら、これがいつもカレーを作る時のやり方だからです。
 玉ねぎは、なるべく最初の方から、長い時間炒め続けていくほど、小さくクタクタに縮むほど、玉ねぎの甘みやコクが増していく、それで美味しいカレーが出来るからです。
 ですからここは敢えてこのやり方を通させて頂きました。





 赤ワイン、鶏ガラスープ、ローリエ、ケチャップ等を加えて、更に煮込み続けます。








 ここでまた、レーズンを忘れたのに気付きます。
 またしても、私の忘れっぽさや計画性の無さなどが露呈してしまいましたが・・・しかしここは、生のトマトを細かく刻んで代用(?)して、煮込み続けます。



 ようやく、何とか出来ました。





 右上が『女ヶ島のワライダケ』。
 左上が『ヨサクが好きなモヤシいため』。
 右下手前が『湖畔キャンプの焼石シチュー』。

 味は・・・まあ、少なくとも人間の食べられるものであったことは言っておきましょうか(笑)。


 本当は、本読んで『ONE PIECE!』の料理を自作するよりも、今年もUSJの「ワンピース・ショー」と「サンジの海賊レストラン」行きたかったのですけどね。(※以下の写真は過去記事のものです)

















 予想以上に酷くなる一方のコロナ禍にびびって、今年は見送りですかね。
 せっかくその為に、USJ年間パス更新したのですけどね。
 嗚呼、行きたかったなあ・・・。
 サンジ氏(役の人)が、女性客に吐きまくるクサい台詞を聞きながら、フルコース料理を食いたかったのですがね(笑)。
 その代わりとして、いや、代わりにもなりませんけど、こういう料理を創ったのですけどね。



 でもまあ、それはともかく、実際に作ってみると結構楽しくもありました。
 またやりたいですね。
 
 次の仕事休みには、『ヒーローズ・フィースト - D&D公式レシピガイド』これでも読んで、『D&D』などのファンタジーRPGの世界の料理、冒険者の店とかに出てきそうな料理でも作ってみたいと思います。





 やはり家事とかやるなら、自分のオタク趣味や好みも兼ねて、楽しみながらやりたいと思いますので。


 今回はここまで。
 また次回。




*『ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん』
https://www.books.or.jp/books/detail/2366534




*『ONE PIECE!』のHP
https://one-piece.com/




*『京都妖怪探訪』シリーズ
https://kyotoyokai.jp/




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岩上安身責任編集 ? IWJ Independent Web Journal



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