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どうも、こんにちは。
今回も、今年(2021年、令和3年)の「霊場魔所の紅葉シリーズ」の記事を。
今回は、奥嵯峨の最奥にあり、石仏で有名な、またある有名な心霊スポットのすぐ手前に立っているという霊場、 愛宕(おたぎ)念仏寺の石仏と紅葉の風景を巡ります。
まずはいつもの通りアクセスから。
シリーズ前回で訪れた化野(あだしの)念仏寺から歩いて、鳥居本へ。
鳥居本の鳥居をくぐって、さらに山道を進んで行きます。
しばらく歩きますと、左手に目指す愛宕(おたぎ)念仏寺の山門が見えてきます。
その前には、最寄りの交通機関である京都市営バス「愛宕寺前(おたぎでらまえ)」停留所があります。
その先には、心霊スポットとしても有名な‘清滝隊道’こと清滝トンネルがあります。
が、そこへ行くのはシリーズ次回に回すとしまして。
今回は愛宕念仏寺に参拝と行きます。
山門を守る仁王像。
ここで愛宕念仏寺について簡単に解説を。
奈良時代、天平神護二年(766年)に山城国愛宕郡(おたぎごうり)、現在の東山松原の辺りに称徳天皇(聖武天皇の娘)に建てられたそうです。
その後は何度か廃寺となる危機を迎えるも、何とか存続し、大正期に現在の場所へと移築され、更に廃寺の危機を経て復興し、現在に至るそうです。
その詳細は、シリーズ第202回記事及び以下の動画でも解説されています。
昭和期の復興の際、「寺門興隆を祈念して 境内を羅漢(お釈迦様の弟子たち)の石像で充満させたい」との発願が行われ、それに賛同した一般信者・参拝者などによって、千二百体もの羅漢像(石仏)が彫られたそうです。
それで、現在でも有名な石仏群が遺されているという話です。
拝観料を払って境内へ。
こういうのも石仏でしょうか?
少し見上げると、完全に赤く染まっていないけど、見事な紅葉風景と石仏が。
境内下の方にもたくさんの石仏と紅葉が。
鐘つき堂付近にも紅葉。
坂を上って地蔵堂へ。
斜面にも幾つもの石仏が。
寝転んでいる仏様も。
絵馬堂の中にはこういう面白い仏様も。
「ふれあい観音」という仏様で、確か清水寺・奥の院にも居たような。
本堂に礼拝。
その周囲にも無数の石仏が。
数だけではなく、よく見ると顔や表情、しぐさなども一体、一体違っています。
本堂より上にも、無数の石仏と・・・何かあるようです。
一番奥には金色の虚空蔵菩薩像が。
敷地自体はそれほど広くなかったのですが、その中にこれだけの石仏群が、これだけたくさんの仏様がおわすとは面白いですね。
これだけたくさんの仏様のご加護があるならば・・・
この先にある有名心霊スポットに行っても大丈夫かな、などと勝手に思ったりします(笑)。
今回はここまで。
シリーズ次回は、この先にある心霊スポット、清滝トンネルを通ります。
*愛宕念仏寺への地図・アクセスはこちら。
*愛宕念仏寺のHP
https://www.otagiji.com/
*『京都妖怪探訪』シリーズ
https://kyotoyokai.jp/
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