こんにちは、小路です。
妖怪マニア、水木しげるファンの聖地でもある鳥取県境港「水木しげるロード」を訪れるシリーズ、もう10回目になりました。
あの水木しげる先生が生まれ、幼少時代を過ごされたという家と土地が現在でも遺されているというので、その前まで行ってきました。
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それでは、行きます。
水木しげるロードの本筋でもある「本町アーケード商店街」。
そこから少し離れ、海(境水道)沿いの道を進んでいきます。
漁村らしい、港町らしいのどかな風景が続きます。
しばらく歩いて行きますと、道沿いに見えてきます。
写真の向こう側に見えるのは、境水道大橋です。
家の屋根より高い大きな楠が目印です。
楠の下の辺りには、このようなものが立っていました。
ここで間違いないようです。
大正11年3月8日廻船問屋の次男として生まれ、昭和18年までを過ごされたそうです。
なお、ここの庭に立つ楠の大木は、少年時代の水木先生が、大人になった証として海峡(境水道)を隔てる島根半島から苗を泳いで持ち帰ったものである、と伝えられています。
つまりこの大木は、大変貴重な木なのです。
ご生家は現在では改築されたようで、水木先生幼少当時のあまり面影は見られないようですが、この大木だけは水木先生と同じ時を生き続けてきたのです。
このご生家は、現在では「水木プロダクション中国支部」として使われているようです。
お仕事の邪魔になるとまずいので、早々に退散しました。
ここを訪れる時は、騒いだりして水木プロの皆さんや近隣の方々の迷惑にならないように気をつけた方がいいでしょう。
まあ、たったこれだけのことでしたが、それでも子供の頃からの水木ファンでもあった私には、非常に感慨深いものがありました。
それでは、今回はここまで。
境港編はあともう少し、続きます。
次回は、水木先生が異界や妖怪などに興味を抱くきっかけとなった地獄絵が今でも遺されているというお寺、「正福寺」を訪れます。
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