京都の闇に魅せられて(新館)

京都妖怪探訪(107):清水寺の不思議スポットいろいろ(その4)






 どうも。
 また前回からしばらく間を空けてしまいました。
 
 5月のゴールデン・ウィークとは言っても、今年はそのほとんどは仕事に追われていて、あまり休めませんでした。
 今の仕事に就いてから、なかなか思うように休みが取れません。

 しかしそれでも、本シリーズなどのブログ記事更新を頑張っていきたいと思います。
 まだ京都の霊場魔所や妖怪スポットの桜をめぐってきた時の写真が残っておりますので、それらを元にして記事を書いていきます。


 京都の観光名所として……そして京都屈指の霊場魔所としても有名な場所のひとつ、清水寺の桜と不思議スポットをとりあげます。
 この日は4月17日。
 地主神社のお祭りがあると聞いて、久々に清水寺を訪れました。


 京都市営バス「五条坂」を降りて、清水寺への坂道を上っていきます。





 その日は日曜日だったこともあって、多くの参拝者や観光客の姿が見られました。
 それと……若いカップルも多く、彼女なしで万年……というか「永世モテない君」の私には目の毒で。まあ、これはどうでもいい話ですが。


 入り口付近に着きました。
 




 ここを訪れるのも久しぶりのような気がします。
 残念ながら、もう満開の桜の盛りは過ぎた後みたいでした。

 ……っと思ったら、一部ですが、坂の上に桜が咲き誇っている場所が見られます。
 そこへ駆け上がって行きます。








 清水寺の入り口、仁王門、西門近くのしだれ桜の樹。
 ソメイヨシノ等は既に盛りを過ぎていましたが、しだれ桜はまだ満開でした。












 しだれ桜の近く、境内の一角に、盛りを過ぎた桜の樹と、その下に何やら石碑のようなものが見えます。





 ちなみに、以下はシリーズ第25回の時の写真ですが、桜が盛りの頃の様子です。





 前に来た時には不覚にも見落としてしまいましたが、桜の下にある石碑のようなものは清水寺の謎スポットのひとつとして有名な「八方にらみの虎」。「岸駒灯籠(がんくとうろう)」とも呼ばれるものです。
 その燈籠には、岸駒(1756年~1838年)という江戸時代後期の高名な画家が描いたといわれる、虎の絵があります。
 ここに刻まれた虎の絵をどこから見ても、睨みつけられたように目が合うとされています。
 あまりの見事さ故に、夜な夜な灯籠から抜け出しては境内を歩き回り、人々を驚かしたという伝説もあるそうです。夜になると水を飲みに出かけて、朝になると元に戻っていたともいわれます。
 妖怪マニアとしては是非とも見てみたいものだと思い、近寄ってみます。








 確かに、どの方向から見ても睨まれているように見える……ような気がします。


 本堂の方へと進みます。






 本堂に入ったところに祀られている、ユーモラスな姿をした清水寺の人気者・出世大黒天です。





 この大黒様の人気は凄いもので、その前では常に多くの参拝者が並んでいます。
 そのため、この大黒様を撮影するのはちょっと大変でした。

 
 有名な清水の舞台です。





 多くの参拝者や観光客であふれかえっています。
 
 実はこの舞台、有名な「牛若丸(源義経)と弁慶」の戦いの舞台としても有名で、境内にはその名残りと思われるものがいくつか残されているのですが、それらについてはいずれ回を改めて紹介しましょう。


 本堂の様子です。
 




 3月に発生した東日本大震災の犠牲者の供養・追悼も行われているようです。
 合掌。


 本堂からさらに進んで、地主神社の入り口へ。





 縁結びの神様というだけあって、いつも若い観光客でいっぱいです。

 さて、今回もそこそこの長さになりましたので、ここで一旦記事を切ります。
 次回はこの続き、地主神社のさくら祭りの様子をとりあげます。

 では、また!



 
清水寺のホームページ
http://www.kiyomizudera.or.jp/
 


*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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