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どうも、こんにちは。
今回は、京都府内から少し離れて大阪へ。
知る人ぞ知る、一部の人たちの中では有名な、それも大都会のど真ん中にある心霊スポットを訪れました。
大阪市の千日前に建つ某家電量販店。
そこはかつて、「千日デパート火災」と言われる大量の死傷者を出す火災事故が発生し、現在でも心霊スポットとしての噂があるという場所でもあるのです。
いつもならば、まずは交通アクセスの話から入るのですが・・・。
今回は、現在でも営業している店舗ですので、ここで実名出すのは少々問題あるかと思いますので、ここでは伏せておきますし、店舗名入っている写真には一応画像処理して見えなくしています。
・・・とは言っても、わかる人にはわかってしまうとは思いますが。
この場所が心霊スポットとなったきっかけとなった「千日デパート火災」について。
昭和47年(1972年)5月13日夜、千日デパートで発生した、死者118と負傷者81名とを出した史上最悪級の大惨事として有名です。
どうも防火など安全・管理体制にかなり問題があったようで、特に当時7階で営業していたプレイタウンでは、多くの客やスタッフがいたにも関わらず、火災発生すらも伝えられていなかったそうです。その為、多くの人が逃げ遅れ、発生した有毒の煙にやられた人々、逃げようと窓から飛び降りて墜落した人々、避難用具の誤った使用によって脱出途中で転落しした人など、多くの死傷者を出す結果となったそうです。
まず周辺の道を歩きます。
事故当時、脱出しようと窓から飛び降りて墜落死した人々も居たようで、現在でも「落ちた人の霊が降ってくる」とか、「何も無いはずなのに、アーケードや車のボンネットに何かが落ちる大きな音がした」などの体験談があるそうです。
また、周辺には当時の犠牲者の霊と思われる人(※現在では時代遅れな、火災当時に流行したという服装をしている為にすぐわかるそうです)の姿が見られた、などという話も。
馴染みのホステスから、「最近お店に来てくれないから、また遊びに来て」と言われたお客さんが、そのホステスは千日デパート火災の時に死んだ女の子だったと後から気が付く、などという話も結構多いようです。
その他にもいろいろと不可解な、不気味な話がいくつも残っています。
周辺には、こういうお社も。
見たところ新しい。
最近建てられたか、改修されたようですが。
もしかしてここも、今でも彷徨い続ける霊を供養する為に建てられたのか・・・っと思って後から調べたら、難波センター街商店街の精華通りマップに、こんな由来が書かれていました(以下、引用)。
>北御堂に安置されてありました当身代矢受地蔵尊に、宝栄(1707年)に島の内に住む大問屋の主人鴻池善右衛門さんがその生涯に於いて、徳を積まれ仏の如く慕われ、又数々の施しをなされました事に対し、その徳を忍んで当時の名工(作者不明)により面影をそのまま刻まれて慈愛あふれる御尊顔となりました。後年、町内のある婦人の夢に現れた地蔵様が水を欲しいと告げられたので、花の筒に水を入れられた処、その後水の絶えた事の無い地蔵尊の霊験に打たれ、以後今日まで来ました事を伝え聞き、以後今日まで来ました事を伝え聞き、昭和二十七年南盛会の有志の方々が相寄り子供達の健やかな成長と家内安全を願いこの地に御安置する事に成りました。
(引用、ここまで)
どうやら千日デパート火災とは関係のないお社だったようですが、こういうお社もあったとは・・・。
店舗ビルの中にも入って観ます。
中はごく普通の家電量販店という感じでした。
「霊感がある人はヤバいと感じる」とかいう人も居るそうですが・・・幸か不幸か、私には霊感というものが無いので、何も感じませんでした。
(※だからこそ、『京都妖怪探訪』などと称して、心霊スポットや妖怪伝承地などを巡り続けるなどというバカなことが出来るのでしょうが・・・)
しかし、ある階に来た時、妙な違和感が。
他の階と比べて、この階だけ妙に売り場面積が狭い。
何故!?
それからずっと後に【ポップな心霊論】「家電量販店の売り場が狭い、怖?い理由」というネット記事に、おそらくこの場所のことを書いたであろう記述に、その理由が書いてありました(以下、引用)。
>そのビルでは、かつて火災で多くの人が亡くなっているという話をしましたが、やっぱりというかなんというか、ビルの中でも心霊現象が後を絶たないそうです。
実は、僕の先輩の芸人仲間に、そのビルに入っている家電量販店でバイトを始めた人がいて。でもすぐに「あそこはほんとにヤバい……」と辞めることを決意したといいます。なんでも、従業員用トイレに入ったとき、壁一面にびっしりお札は貼られているのを見てしまったんだとか。
しかも奇妙なことに、その人が配属された階の売場が、ほかの階より極端に狭かったらしいんですよ。それって、バックヤードが異様に広いってことなんですけど、つまりそこにめちゃくちゃ“出る”ってことなんですよね。
(引用ここまで)
・・・マジですか!?
そういうこともあるんでしょうか。
その記事には「ここはかなりヤバい」「ふざけ半分で近づかないこと」とも。
すみません。私は面白半分で入ってしまいました・・・。
今のところ、祟られたり、取り憑かれたりはしていませんが。
最後に。
そのビルの周りにこんなお社が。
「光明地蔵尊」とあります。
少し検索して調べたら、死者の供養や慰霊の為に祀られていることが多いようです。
まだ鎮魂は続いて居るのですね。
合掌。
今回はここまで。
また次回。
*『京都妖怪探訪』まとめページ
https://kyotoyokai.jp/
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