京都の闇に魅せられて(新館)

北野天満宮・御土居の紅葉と天狗山伝説 @ 京都妖怪探訪(385)





 どうも、こんにちは。
 もうすぐ紅葉の季節ですね。
 少し早いかもしれませんが、京都の霊場魔所や妖怪伝説地の紅葉を見て回る『霊場魔所の紅葉』シリーズを。

 今回は、菅原道真の霊を神として祀る「北野天満宮」「御土居(おどい)」紅葉の光景をお届けします。



 昨年11月の終わり頃、夕刻の北野天満宮を訪れました。












 楼門の前から梅園に入ります。
 この季節では梅の花は咲いていませんが。





 梅花が咲いている時の様子はシリーズ第171回をご覧ください。
 梅花は咲いていませんでしたが、お茶席がありましたので、そこで一服。










 一服した後は、「御土居(おどい)」へ向かって歩きます。









 ところで「御土居」とは何かと言いますと。
 豊臣秀吉の時代に築かれた、京都の街を囲む壮大な土塁のことです。
 秀吉がそんな土塁を築いた目的については、「防衛のため」「堤防のため」「寺社勢力の京都への影響力を削ぐため」など様々な説があるようです。しかし、その目的について記した文献が遺されていないため、はっきりしたことはわからないそうです。
 ただ現在でも京都市内には、当時の遺稿が残る場所がいくつかありまして、北野天満宮の敷地内であるもみじ苑もそのひとつです。


 御土居上の道にも紅葉が。
















 御土居の下、もみじ苑へ。
 紙屋川の流れている両岸は紅葉に染まっています。


















 紙屋川にかかる橋と、その上から見た光景です。









 ところで橋の場所からさらに北に道が続いているようでした。








 しかしそこから先は、関係者以外立入禁止区域のようです。
 そこから先に行けないのが残念です。
 というのは。

 この先、天満宮の乾方位、境内西北の角にあたる場所には「天狗山」と呼ばれる小山がある(あった?)という話を、「北野天満宮七不思議」で知ったからです。
 室町時代の『社頭古絵図』(北野参拝曼荼羅)には、この場所に居る鳥天狗が描かれているそうです。
 「大昔、この辺りには天狗が出没したのかもしれない」という話ですが、その真偽・真相はわかりません。












 今年ももうすぐ紅葉の季節です。


 それでは今回はここまで。
 また次回。





*北野天満宮のHP
http://kitanotenmangu.or.jp/




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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