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どうも、こんにちは。
先日、京都文化博物館で開催されていました藤浩志 展『龍の存在を無視できない』に行ってきました。
龍というものに魅せられた芸術家の作品の数々、非常に興味深く見せ・・・というより、魅せられました。
藤浩志氏はまさに「龍に魅せられた芸術家」という感じで、展示されていた作品群から、龍に相当な愛着を持っているということが伝わり・・・やはり妖怪や幻想生物の愛好者で、ファンタジーRPGマニアで、竜種フェチである自分も興味深く拝見しました。
京都文化博物館の1階部分。
その一画に会場はあります。
しかしながら、幾つもの店舗が並ぶ、少々わかりにくい、あまり目立たない場所にあるのが、ちょっと残念な気も。
場内の作品は撮影可能ということでしたので、ここで写真付きで展示作品を紹介することができます。
藤浩志氏の過去に野外で披露された作品の一部やその写真も紹介。
独特な画風の作品や。
立体作品も。
大量の廃材・廃棄品やおもちゃなどで創られた龍も。環境問題などの問題意識も作品に結びつけましたか。
よくぞこれだけのドラえもんを集め、これだけの作品を創られたものだと思います。
会場に京都の龍スポット情報を自由に書き込める地図がありました。
今後の『京都妖怪探訪』の参考にすると共に。
こちらも龍・妖怪マニアとして妙な対抗意識出したりして、幾つも書き込んでしまいました(笑)。
「龍に魅せられた者」の一人として、非常に面白かったですし、また作品も撮影可能だというのがありがたかったです。
ただ、1階の目立たない場所で開催期間が12/11まで(あっ、この記事を書いている今日だ!)というのがちょっと惜しいですね・・・。
藤浩志氏、学生時代に妙心寺・法堂の狩野探幽『雲龍図』を観て以来、龍に魅せられ続けてこられたそうですが。
私は水木しげる先生の妖怪入門で妖怪と幻想生物に魅せられ、さらにファンタジーRPGにハマって龍種フェチになってしまいましたが(笑)。
もしまだまだなら藤浩志氏には、‘異形の天才’曾我蕭白(そが・しょうはく)の描いた『雲龍図』もご覧いただきたいですね。普段は米国にボストン美術館にありますので、直接目にする機会はなかなか無いかもしれませんが、私はあの作品に圧倒されて、曾我蕭白のファンになってしまいましたので。
今回はここまで。
また次回。
*京都文化博物館への地図・アクセスはこちら。
*京都文化博物館のHP
*『京都妖怪探訪』シリーズ