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ブログに学ぶ。

2019-03-16 19:42:23 | 日記

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 「思うは招く」の驚愕の由来

  植松 務(北海道、技術者ロケット)

 

僕は、「思うは招く」という言葉が好きです。
中学生の時に、母さんが教えてくれた言葉です。

「思う」という行為が、状態を「招く」のです。

いいことを思えば、いいことが。
悪いことを思えば、悪いことが。

僕は、この言葉のおかげで、
ピンチの時にも、気持ちを強く持てたかも。


昨日、母さんに、「思うは招く」を、
どこで習ったのか?と尋ねました。

すると、母さんは、記憶をたぐってくれました。
そして、出た答えは、高校の校長先生の言葉だ

そうです。
母さんが女子高生だったとき、
かなり高齢な校長先生が、朝礼の会で夢についての
話しをしてくれることが多かったそうです。

その中でも、上杉鷹山
「為せば成る、為さねば成らぬなにごとも。
成らぬは人の為さぬなりけり。」

という言葉を、力強く、大声で読み上げてくれたそうです。
しかし、その校長、かなりのなまりがあったらしく、
「なしぇばなる。なしゃねばならぬ、なにごとも!」
という調子だったそうです。

女子高生にとっては、それは笑いのツボだった

そうで、
以後、たくさんの宿題が出た時とか、

かが、凹むような発言をすると、

誰かが、校長の物まねをして

「なしぇばなる!」と言うようになったそうです。

いつしかそれは、同窓生の合い言葉になったそうです。

「思うは招く」も、その言葉と一緒に、

みんなに記憶された言葉だそうです。

たった一人の校長が、ちょっとなまってしゃべった一文が、

そのおかしさゆえに記憶され、

それが、僕に伝わり、

そして、僕のTEDxの動画は77万回再生されています。

教育の影響力って、すごい。
先生の影響力って、すごい。

ということを、すべての、子どもとかかわる人に、
覚悟してほしいと、改めて思いました。(終)  

 

               2019H313.16大西


「人間関係のアドバイス」 ムツゴロウ

2019-03-16 09:26:40 | 日記

人間との付き合い方は、「考えるのではなく、感じる」

の話が妙に気になって、何か月かの間繰り返し聴きました。

それから、人の付き合い方がちょっと変わったかな、とは思います。

実際、新たな友人たちとの縁も繋がりだしました。

理屈でなく、「いいな、好きだな」という自分の感覚を大事にしたら、僕自身のメンタルも大分改善されて、抗うつ剤も要らなくなりました。

動物とは言葉を交わすことが出来ません。でも、例えば、犬が自分の方ダッシュで来てシッポをブンブン振ってる姿に、どんな気持ちが込められているか全部現れますよね。

人間は言葉を使います。

しかし言葉は不完全で、相手に思いの全てを表すことも相手の考えていること全てを分かることも出来ません。ムツゴロウさん自身も、何十年と連れ添った奥様が自分のことを全然知らないのに驚くことがある、とか。それほど、人の中身は奥深いし、その全てを知ることは不可能。

だったら、そこはあきらめちゃえばいい。不完全な言葉を媒介にするから人から誤解を受ける事もある。

だったら「人から誤解を受けること」は仕方がないことだから決して気にしてはいけない。そんな言葉のやりとりではなく、もっと根っこの、握手をした時に相手の温かさのような、相手の発する感覚を大事にすることですよ、というものでした。