人間の本能
人の本能は本能的にネガティブなんです。
そうした時にじゃあ本能的に否定的な人間が共感を求めるというふうになると
どうしても否定的な情報に共感を感じ易くなるのです。
人は本能的に否定的ですとその否定的な人間が共感できる話っていうのは
否定的な情報ということになるわけです。
だから例えばテレビのニュースで肯定的なニュースと
否定的なニュースってどっちの方が割合が多いですかって言ったら
圧倒的に否定的なニュースが多いのです。
もちろん新聞もそうだし雑誌もそうです。
誰かがすごい幸せになりましたとか、
誰かがすごい成功しましたとか、
誰かがすごく運がいいですとか
誰かがものすごく景気の良い話とか
そういった話の割合より
誰かがミスをしましたとか
失敗をしましたとかねなんかそういうふうになる。
だから例えば30分のニュース番組で
ずーっと30分最初から最後まで幸せなニュースだったら
おそらく視聴率は凄く下がるわけです。
共感できないんです。
もちろんそんなニュースがあっても良さそうなんですけど。
ほとんどそういったニュースはないわけです
ミスが起きたとか不祥事が発生したとかね
そういった情報がどうしてもニュースになるもうそういう情報の方が
そういったニュースの方が
圧倒的に視聴率が上がるからです。
それなぜかっていうと人は本能的に否定的であり
そしてそのできない人間が共感を求めているかということになります
人は本能的に何か自分のその否定的な話を聞いてもらいたい
相手というのを探しがちになるわけです
例えば自分はねえ物の見方とか考え方が否定的だと
だからその否定的な話っていうのを
誰かに聞いてもらいたいという感じなんですよね。
だから例えば誰かに同情してもらいたいとか
自分の昔大変な身の上話を聞いてもらいたいとか
もしくはその愚痴とか不平不満とか誰かに聞いてもらいたいのです。(中略)