こもれびの日記

日々の暮らしをつづります。コモちゃんは夫です。コメントは管理人の判断で削除する場合があります。ご了承下さい。

世界自然遺産 知床半島クルージング ヒグマを見る確率9割以上

2019-07-21 | 2019年7月北海道道東

羅臼の知床サライを6時半に出発。知床横断道路へ向かう。

羅臼側はガスだったが、知床峠に来ると晴れやか! 羅臼岳が見事に見えた。7月11日朝7時。

ウトロの海に出た。昨日は欠航だったけど、この天気だ、大丈夫だよね~何しろクルージングを予約するのにかなり苦労したんだから。別の会社では団体がキャンセルしたら欠航になると言われたし。

知床岬まで行くには大型船になるけど岸に近寄らないのでヒグマとか見えないそう。でもクルーザーは揺れるらしい。というわけでいろいろ悩んで、ルシャ海岸まで行くクルーザーにしたのだった。

しかし会社は5社あってコースや時間も違うし、知床五胡のガイドツアーの時間との兼ね合いもあってとにかくなかなか決まらなかったのだ。

7:30、会社の並ぶ通り。お店の人に駐車場を案内してもらう。近かった。

私たちは朝8時出発のドルフィン。当日でも空いてたら乗れる。

心配して早く来過ぎちゃった。お店は防寒用のダウンも貸出してる。私たちは持って来たもの全部着込んでるから大丈夫かな。

予約した順番に船に乗ることができる。私たちが一番だった。案内の人について乗り場まで歩く。

あとから団体の人が続いた。

これが乗るクルーザー。2階へ。水しぶきがかかりそうだ。奥に見えるのが知床岬まで行く大型船。

8時出発。昨日の波が残ってるとかで結構揺れる。早速フレベの滝(乙女の滝)が見えてきた。ドルフィンのガイドさんの説明がある。知床自然センターからこの滝が見えるところまで遊歩道がある。

湯の華の滝。断崖絶壁からの水は勢いがあるなあ。この景色は海からしか見れない。

黒い洞窟という意味のクンネボール。波の力で洞窟ができるなんて気の遠くなる話だ。

オオジロワシがいると教えられたけどわからなかった。

カムイワッカの滝。知床五胡の水が落ちてきている。

出航して30分、ヒグマ発見というガイドさんの声。黒い点が動いてたらそれが熊。私も見つけられた。150kgはあるらしい。

ルシャ海岸でも一頭いた。北海道の熊の半分はここ知床半島に住んでるんだって。

ヨウシペツの滝。硫黄山からの水が集められ落ちてくる。ここで船はUターン。

帰りは海岸から離れて運行される。知床連山が見える。ガイドさんが知床の漁業について話をしてくれたが、鮭のほとんどがここで獲れるんだとか、何億円も儲かる時があるって、でも漁船てまた何億円もするんだね。

9:40、港に帰った。 あ~、やっぱりルシャ湾コースでよかった~ヒグマも見れたし満足~

 

さ、次は知床五胡。その前に腹ごしらえ。道の駅うとろ・シリエトクへ。

当日のクルージングや知床五胡遊歩道の予定が出ている。カムイワッカ湯の滝までマイカーでこの日は通行可。夏休みとかは違うようです。

どこも鹿が増えて困ってるのね。エゾシカバーガー。山ブドウのジュースもおいしかった。

お土産を買ってるうちに時間が来て、知床五胡フィールドセンターへ。車で10分くらいかかった。

大ループという五胡全部回るのは必ずヒグマのレクチャーを受けて、ガイドについてグループで歩かねばなりません。(ヒグマ活動期なので)

小ループという2湖と1湖を歩くのは当日ガイドさんが空いてたら可能です。高架木道はフリーです。

11:30、私たちも予約していたガイドさんと会って、時間通り地上遊歩道入口に入ります。

ガイドさんの話をお部屋で聞きます。クマが出たらその場から静かに速やかに去らないといけないのでガイドツアーはその時点で中止、そこから引き返します。そうならないことを願うね。ビデオでもヒグマについて学んでから8人のグループで地上遊歩道へ。

ガイドさんはたくさん説明してくれます。これは木の再生について。

最初に出会う湖、五湖。

湖に流れ込む川も出ていく川もない、湧き出る地下水で作られている。

4湖。湖に着くたびにガイドさんが参加者4組のシャッターを押してくれる。

ガイドさんはいろいろ教えてくれます。中ががらんどうの木。でも生きてます。熊の爪跡、蝉の出てきた穴、鹿の落した硬い毛、クマゲラの開けた穴、などなど。

クマを避ける声の出し方、木や花やキノコやトンボやセミやアカゲラについて・・・・

3湖。全員が記念写真写したら出発で特に休憩はありません。ベンチも無し。

熊の好きなミズバショウはたくさんあったが、花はもう終わっている。エゾカンゾウ、ミゾホウズキ、ウツボグサ、クルマユリ、イチヤクソウなどを見た。

毒のベニテングダケ。この辺は階段があって結構アップダウンが!

2湖にはヒツジグサが湖面に群生してました。

途切れちゃいましたが知床連山が見えました。

一周3.5km。逆戻りはできません。前へ、前へ。

最後の湖、1湖。

ここは昔開拓団がいたところなんですね。大鵬も幼い頃少し住んでたんですって。

もうすぐ地上遊歩道が終わります。

高架木道からこちらへは来れません。木道の下にはクマよけの電気が通ってます。

高架木道からは1湖だけが見えます

上から見ると景色も違います。地上遊歩道は森の中で涼しかったけど、高架木道は日差しがもろで、暑かった。

無料で予約なしで車いすもベビーカーもOKな木道です。片道800m。

14:40、高架木道出口(入口)です。

環境省の立ち入り認定証がもらえました。ちょっと膝が痛くなってきたけど、3時間何とか歩けました。満足じゃ!

 

この旅行で一番計画立てにくかったのが知床。これがうまく行ってほんとよかった~ 

 

 

 

 

 

 

 

 


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