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タイの沼は海ですか?

『I Promised You the Moon』#3 記憶の上書き

問題の第3話です。
これをリアタイして、案の定すぐには眠れず、寝不足の日々が始まったのでした。💧


さて、以下ネタバレありの感想です。




このエピソードはふたりのラブシーンにドキドキ&うっとりする一方、後半、テーに対して「なぜ?!許せん!」という気持ちを抱いた方も多いと思います。でも、私はそうでもないんです……。
と、書くと人間性に問題ありと捉えられちゃうかな?😅

テーはなんと言ってもまだ若い男子。
性的にアクティブな時期ですよ。ふとした瞬間に火が点り燃えてしまうことだってあると思うんですよね。
もちろん、発火温度の設定が高くてなかなか火がつかない人や、ついても自分ですぐに消せる人も多いと思うけど、そうじゃなくて条件、状況によっては軽率に?火がついてしまう人も少なからずいると思うの……。

役の上で【相手を性的に意識する】という課題で、テーはそばにいたチャイ先輩を意識しちゃったんだよね。💧秘密の共有とか、意外な自己開示を先輩から受けて、ついちゃいけない火🔥が点ってしまった……。同性を愛するというセクマイの共通体験も強い引力となったのかもしれない。

【分かち合える】ってやはり強い。
【理解し合える】って貴重。

勉強が進むほど、役者の道を降りたオーエウには話せなかったり、同じフェーズではわかってもらえないことも増えてきたと思うんだよね。
やっぱりどの世界でも、同業者でないとわかってもらえないことって山ほどある。相談しても的外れな答えしか返ってこないことも多いし、そもそも相談しようとも思わないよね。言ったあと苦笑するのがオチ。聞かれた相手だって困ってしまう……。


でも、それと恋に落ちることとは別。
もちろん性的な衝動を抱くことも。


若いテーはその辺の線引きが上手く出来なくて、稽古場で先輩に思わず結構本気の(だと思う)キスをしてしまった……。
そして、それを見てしまうオーエウ。



ちなみに、この見ちゃいけない人が【見ちゃう】パターンはラブストーリーによく出て来ます。てか、通常ルート?みたいなw。春たんとちずが抱き合っているのを牧くんは見ちゃうし、平良と小山が抱き合っているのを清居は見ちゃうのだ。😁💦



さて、本筋に戻りましょう。

このドラマの優しいところは、その直前に梅酒を飲んだ事で、素面じゃなかった、最後の理性のストッパーをアルコールが取っ払ってしまった……と解釈出来ること。つまりテーにも理性はあったという……。(苦しいかなw?)梅酒というのがポイントですよね。飲み口は甘いけどかなり強いお酒ですもの。お酒飲めないテーが飲んだら、そりゃあデンジャーですよ!

そして、もう一つ優しいところが、当事者のチャイ先輩が、「これを相手役との演技に活かせ」と言ってくれたこと。この一言があるのとないのとではだいぶ物語の印象が違ってしまう……。この言葉で、今のキスはあくまでも稽古の一環であり、君の個人的な感情を引き受ける気は僕にはないよ…というメッセージになっていると思うんです。チャイ先輩は誘惑なんかしていないし、これから先、三角関係のドロドロに巻き込まれるつもりもないという意思表示にも受け取れました。逆に勝手に発火しちゃったテーの欲情に巻き込まれて、ちょっと気の毒な印象も受けます。😥


少しずつ離れて行くテーとオーエウの道。

分かち合えること、理解し合えることが人を結びつけると前述しましたが、私個人はプライベートで同業者に会いたくない人間です。😁💦
職場を離れてまで仕事を感じたくないし、知っている世界が同じ領域だけってつまらないと思ってしまうんですよね。
違う分野だからこそお互いに思いがけないヒントを出せたり、補い合える部分があると思うんですよ。同属で集うことの善し悪しってあると思う。相手の悩みなんかが分かり過ぎることの辛さや、比較しやすいから起きる嫉妬などは、悪い点だと思う……。もちろん、対処の仕方はたくさんあると思うし、ぜーんぜん気にしないよ〜😉という、個人の性格の違いなんかもあると思うけれど……。


次のエピソードは来週までおあずけ。
でも残りあと2話なのよね〜。💦
早く見たいけど終わって欲しくない。良いドラマに抱きがちな感情を胸に💓次話を待ちましょう。





















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