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タイの沼は海ですか?

『I Promised You the Moon』#5リスタート

昨夜、メイキング編もオンエアされてしまいましたが、第5話の感想を。
あ、今回も盛大にネタバレしております。





いや〜、これ初見時、めちゃくちゃ泣きました。号泣です。内容的にはもっと辛い筈の4話より泣いたわ。💦

感想の記事を書くためにはもう一度見直さなきゃな〜と思いつつ、また号泣するのもしんどい……💧と先延ばししていたら今日になってしまいました。😅


なんだかねー、彼らと共に数年を過ごした気分ですよ。実際は1年も経ってないのに……。それほど濃密な時間だったよ。


今回のエピソードの中で私が一番好きなのは、二人が再会するシーンです。
1年以上会ってなくて、連絡も断っていた元の恋人と偶然会ってしまう……。
久しぶりの彼は、輝いていて……。
見慣れた仕草、身体の一部、近くで感じる空気の動き、匂い……。
話し声、笑い方、共通の思い出、それもたくさんの……。
嫌悪感はなくて、やっぱり、自分はこの人が好きだったんだ……って思える瞬間だったのではないかな……?ふたりとも。お互いにね。☺️

会議室みたいなところで、少し距離のある座り方だったけど、ふたりの間に分子レベルで引かれ合う【何か】が見えるような気がしたよ。
その後、外に出て歩くときにはふたりの距離は近くなっていて……。でも、こうして同じように歩いていても、以前の恋人同士だったふたりとはもう、違うんだよな……。そんな風に思ったら私が泣けてきちゃったよ。😢このあたり演出なのか無意識なのかわからないけどね。本当に気持ちの動きが自然に表現されていたね。

で、やっぱり、【今、恋人がいるのか】を聞くわけですよ。お互いに探りを入れてしまう。


ここでですね、テーがエリーと付き合っていた事を告白するんだけど、リアタイ時、私は思わず「テー、バイだったのか?!」😳と驚いたよ。(下世話ですまんw)

だってさ、チャイ先輩に惹かれたってことは「オーエウだから好きになった」っていう、【ゲイ逃げコメント】が通用しないってことじゃん?だから、私はテーのセクシャリティ=ゲイとはっきりしたと思ってたのよ。
まあ、ターンを好きだったこともあるので、バイセクシュアルである可能性もあったけどね……。

まあ、そんな驚きも含めつつ感想は進みます……。(すみません。横道にそれました😅)


オーエウがエリーとの事を聞いて「やっぱりね」と笑うところ。
序盤、Qたちとテレビでテーとエリーの記者会見を見てるシーンで、オーエウはちょっと意味ありげに笑うんだよね。ふたりは付き合ってるのかって聞かれたテーが肯定も否定もせず答えをちょっとはぐらかす場面。エリーの顔をちょいちょい見ながら質問に答えるテー。ふたりの間には何かありそう……って感じたのかな?


実際、Billkinくんはインタビューの時、相手の記者じゃなくてPPくんのことをよく見るよね。


………。


ま、いっかw。



そして、独り身と知って、急激に生々しくなってきたお互いの存在……。過去の事だった筈なのに。

その後、テーに、よりを戻したいって言われ悩むオーエウ。


で、バスくんの登場ですよ。
ここで、何故か私は泣けて仕方なかったの。😢今日、見直した3回目でも、彼の登場シーンで泣いてしまった。
なんだろね?単純に私がバスくん好きだからw?
また、Khumpolくんが良い表情をするのよ。魅力的に演じてるよね~。バスという人物を。
不毛な恋愛相談にちゃんと答えてあげてるの。🥺相手はかつて(今も?)好きだった人なのに……。以前にも書いたけど、恋愛において、人は結局自分のしたいようにするもの。たとえ、バスくんが「テーには二度と関わらない方がいい」ってアドバイスしたとしても、オーエウはテーにまた近づいて行ったと思う。
そうなんだよ。オーエウ、君もダメンズが好きなのか……。やはりテーを選ぶのか。彼のような人はまた失敗を繰り返すと思うのだが……。💧(わたし調べ)
いやさ、もう絶対バスくんの方がいいって!!(まだ言ってるw)



バスくんについては、彼の高校卒業後がドラマの中でほとんど描かれていないんだよね。終盤プーケットでテーに近況を聞かれても「元気でやってる」としか答えないの。

なので……。

P'Boss『バスの物語』、下さい!!

スピンオフ、激しく希望します!🙏✨✨


いやね、正規の続編はしんどいのよ。こちらの情緒が大変なことになるので、しばらくはいいかな……と、個人的には思う。(これできちんと完結だと思うしね☺️)
テーとオーエウのこれからって、波風しかないふたりのような気もするしw。あのインスタ投稿だって、ギリ「ジョークです〜」って誤魔化せるオーエウの表情だけど、本当にカムアウトするなら中国との共同制作の映画とか、諸々の契約とかが心配になります……。💧
幸い、エリーは聡明な人に描かれていて、仕事は仕事と割り切ってイマジナリーカップルを続けてくれそうな気もするけどね。
こういうところも、このドラマの優しいところだと思う。


永遠の愛なんて誓わなくていい。
ただ、そばにいたい。

そして、ふたりはふたりでいることを選んだ。
オーエウにはもう、自分の世界が出来たものね。
「自分を愛してる」っていう素敵なセリフがあった。
強くなったから、この先何があっても崩れずに歩いていけると思ったんだな……。



coming of age(成長)がテーマだったこの『IPYTM』。人は純粋なままではいられない。失敗もするし、嫌なもの、辛いこと、苦い思いを知りながら生きていく。相手の気持ちも、いや、自分の気持ちでさえ永遠だなんて言えなくなっていく。そう、変わらないものなんてないのだ。

奇しくも今日の新聞に瀬戸内寂聴氏のこんな言葉が載っていた。

ーー物事は生々流転。良いことも嫌なことも「同じ状態が永遠に続くことはあり得ません。だから、人は生きていかれるのです。」

また、こんな言葉も。
「どんな恋愛であれ、愛されるよりは愛するほうが幸せ」


ふう〜!……だよね。😉✨











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