23:55 穏やかな時間

やっと夜遅くなって自分の精神を穏やかに保てる時間になった。
まずはウサギに夜のエサを置いてきた。
おいしく食べている姿を見ると落ち着く。

あぁ、今日も元気で終わったんだなって。

朝のエサを置きに行ってからベランダの貯水ケースに水を入れたりしてからウサギを見たら、死んだように静かに寝そべってくつろいでいた。
その姿を見て、穏やかに生きていられるのはいいことだなと思ったりしていた。

ハトたちもこの時間は丸くなって寝ているはずが、俺がシロ豆に行って座席に座っていたら、茂吉や五月が部屋を何度も飛び回っていた。
なぜ飛び回っていたのかはわからない。
飼い主がいないので落ち着かなかったのか?

なぜシロ豆の座席に座っていたのかというと、自分の生き方というか行動というかに不安?疑問?が生じたので落ち着こうと思って座席に座ったりしていた。
果たして俺は、この車を買ってよかったのか?
そんなことを考えたりしていました。
いやいや、そんなことを考えるということ自体おかしいのだが・・・
というのも、シロ豆を買うに至るまでに、いろいろ考えて決定したわけで、別に衝動的に買ったわけではないのです。
まぁ、きっかけは衝動的でしたが、それは普通にそんなものでしょう?
だから
「熟考して買ったのにどうして?」
という気持ちになったわけで、もっと言ってしまえば俺の今の生き方自体が
「それでいいのかい?後悔しないのかい?」
という感じなのかもしれないっていう疑問が出たと言う訳。

はやい話が自分の中のコンプレックスが払拭できていないということ。
こんなノンビリした生活をしてるのに、なにかが足りない。
まぁね、なにかを手に入れたら、なにかは手に入らなくなりますよ。
普通に。
だから、こんなノンビリした生活をしていたら他の何かは諦めなくちゃならない。
ただ、それでいいのかと。
お前の人生は死んでいくときに笑って死ねるのか?と問いただしてる。
でもさぁ、そうはいっても今まで一社会人として働いてきて、いつもどこかで壁に当たっていたわけですよ。
高ーーーーい壁に。
あぁ、俺はダメだな。っていつも諦めてしまった。
だってさ、自分の能力がわかっていたら無理だってわかるじゃん。
そこで意地を張ってもなにも好転しないわけです。

人には自分に合った歩幅というのがあるわけ。
他人の歩幅が羨ましく見えたからと言って、その歩幅に合わせて歩いたら自分は息切れをしてしまう。
でも、相手は関係なく自分のペースで今まで通り歩いていくだけ。
その時に、自分は無理をしていたんだということに気が付いて落胆するってことでしょう?
どうもこの自分の歩幅というのが俺自身よくわかっていないようだ。
それもこれも無駄にプライドばかり高いからだな。
別に人の歩幅に合わせる必要はなく、自分の無理のない生き方をしたらいいのに。

会社で働くというのは、他人と接することで、いい意味でも悪い意味でも刺激になります。
いい意味では、自分が知らないことを他人からの情報で知ることができ、それによって他人と状況を共有しながら楽しめるということ。
悪い意味では、自分の歩幅にあわない身の程知らずなことに対して無理をしてしまい後悔する事でしょうか。

最近の俺は、社会に出ていないので自分なりの満足感で楽しく生きてきましたが、少しでも外に出て周りと接するとプライドが高いのか、性なのか・・・
どうもこう身の程を知らない方向に傾いてしまい精神が不安定になります。

どうしたものか?

本来の俺は、ハトやウサギたちと穏やかに生活できて静かに運命に身をゆだねるくらいで少しウンマイものでも食べて生きられたらそれでいいと思っているんですけどねぇ。
イカンな。この状況は。
たとえば、知り合いがフェラーリやランボルギーニを買って、それをカッコイイと思って自分も欲しくなったから買ったとして、それを維持したりできるのかい?
はたして納得して日々を送ることができるのかい?
俺にはとてもそんな甲斐性があるとは思えないんだよね。
運転下手だからぶつけたり、傷をつけたり、メンテナンスしないで壊したり・・・
そんな結末が見えているわけですよ。
だとしたら、自分に合っている10年オチの安い車を適当に乗るとかの方が気楽でいいはず。

ということを総合すると、単に身の程知らずのきまぐれってことですかね。
困っちゃうよなぁ。
そういう精神的に幼いというか、まとまりのない人は静かに一人で石の下から出ないで生活したほうがいいよね。
ってことが今日の反省点です。

しかしね、それを差し引いても人を不安に陥れることで人にお金を出させる行為は許されるものではないし、俺はそういう流れに逆らいながら生きたいですよ。
そういうことで負けたと思うのが大変不愉快になるからね。

んまぁ、そんなことに金を使うくらいなら、ハトにオヤツ買ってあげたり、ウサギにビスケットを買ってあげたほうが俺自身も納得できて動物たちもうれしいよね。
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