原油の追加増産決定しますた。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は2日、原油の追加増産で合意した。7月の増産幅を日量64万8千バレルとし、毎月43万2千バレルずつとしてきた従来方針から拡大する。ロシアの生産がウクライナ侵攻による制裁で落ち込んでいるのを部分的に補う。
ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物はOPECプラスの声明発表後、前日比小幅高の1バレル115ドルで推移した。追加増産の観測で一時3%安い111㌦台まで下落していたが、増産の規模が限られるとの見方から買い戻された。
増産幅を広げるものの、ロシア1カ国の落ち込みを完全には穴埋めできない。国際エネルギー機関(IEA)によると、4月のロシアの生産量は計画に対し日量134万バレルの未達だった。欧州連合(EU)が5月末に合意したロシア産石油の禁輸など米欧日の制裁で、生産回復は見込みにくい。ほかにもアフリカの産油国なども生産目標割れが続いている。
増産の加速は、原油高とインフレを懸念する米国などが重ねて求めていた。

現在の原油先物は115.53なんだよなー。
ま、ロシアもそんなに長いこと戦争をしてられないだろ。
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