住所不定無職の男(20)「どえりゃーことになったがや!」

無免許で車を運転中 軽自動車に衝突して相手にケガをさせた上、その場から逃げ友人に身代わりを頼んだとして、20歳の無職の男が逮捕されました。 無免許過失運転致傷などの疑いで逮捕されたのは住居不定・無職の男(20)です。 男は、7月1日 免許がないにも関わらず静岡市駿河区の交差点を車で走行した上、 軽自動車に衝突し大人1人と子供4人にケガをさせたものの逃走した疑いです。 また無免許の発覚をおそれて知人に身代わりを頼んだ疑いもあり、この知人は警察に「事故を起こした」と話していました。 しかし被害にあった車のドライブレコーダーに男が運転する様子が映っていたため、13日 逮捕に至ったということです。

無免許運転で有罪になった場合は3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金、事故不申告で有罪になった場合は3月以下の懲役か5万円以下の罰金がそれぞれ科されます。
事例の男性は無免許運転で事故の報告をしていないので、男性が有罪になった場合は3年3月以下の懲役か、55万円以下の罰金のどちらかが科されます。(無免許運転と事故不申告は併合罪になります。)

犯人隠避罪
犯人隠避罪は刑法第104条で規定されており、有罪になると3年以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。
犯人の代わりに出頭する行為は隠避にあたります。
加えて、事例で事故を起こした男性は無免許運転と事故不申告の罪に問われており、どちらも有罪になれば罰金以上の刑が科されます。
今回の事例では、有罪になれば罰金刑以上が科される男性が無免許運転などの罪に問われないように、同僚男性が代わりに出頭しているので犯人隠避罪が適用されます。

軽々しく安請け合いしたらイカンのぅ・・・
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