芥川龍之介 蜘蛛の糸

さっき銀行に行って帰るときに男の行員の人がホウキと塵取りを持ってATMのところにいるので、なにごと?
と思って訪ねてみると、虫がいるらしいとのことで見てみたらそれなりの大きさのアシダカ蜘蛛が隅の方で身をひそめていました。
ATMのところに人がいるので、あとで対処しますと言っていたから殺さないで逃がしてあげてください。
とお願いして駐輪所まで行ったときに、先日カインズで黒アゲハが迷い込んできててどうすることもできず、店員さんに閉店後にできるなら殺さないで外に逃がしてあげてください。
とオナガイして「わかりました、大丈夫です」と言ってくれたのだが、心配になって戻ってみると黒アゲハはいなくなってて、店員も知らないと言ってた。

業務に関係ないんだから当然だよな。

とは思いつつ、なんともやるせない気持ちになった。
そんなこともあったので、人に任せるってことが、いかにあてにならないのかわかってたので、蜘蛛を間違いなく逃がすには自分でやるしかない・・・と。
で、客がATMから離れるのを確認して行員にホウキと塵取りを貸してもらって外に逃がしてきた。
たしかに他人から見たらおかしなことをやってるように見えるだろう。

でもさ、それって病院で医者が患者に対しての行いと同じような事なんじゃないの?
そして医者グループの人たちが1人の患者に対してなんとかしようとしてる担当医に対して「なぜそこまでやるひつようがある?w」って言ってるような感じに似てる。
生きものには1つずつ大切な命があるのに、簡単に殺したりしてしまう。
気に入らないから排除。
人間とはとても恐ろしい生き物です。

さっき助けた蜘蛛が、いつか俺の困った時に助けてくれるといいな。
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