千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

松囃子終わって愈々当番町

今年のドンタクは4年ぶりに通常開催。
規制の無かお祭りに待ちに待った通りもんの出番です。
今のドンタクは各地で個々に趣向を凝らしたドンタク隊ば
「通りもん」て言うて「松囃子」とは別物みたいに言われますが・・

明治以前はドンタクやら言わんで全部が松囃子です。
博多の流に属する全部の町が参加しよりました。
その中で魚町流が「福神様」石堂流が「恵比須様」洲崎流が「大黒様」ば
仕立て通年当番ば受けてきました。
そしてその他の四流の各町が「稚児当番」ば順送りで
当番ば務めよりました。
流当番やないけん稚児の当番町以外の四流の町々は
それぞれ趣向ば凝らした演出で稚児の後に続いて練り歩きました。
そればもともと「通りもん」て言いよったとですよ・・・

さて今年の大黒流の松囃子当番町は「麹屋番」
もともと大黒流は松囃子も山笠も同じ一つの町が当番町ば
勤めよりましたばってんがコロナの関係で
山笠と松囃子の当番がずれてきております。
かねてから一つの町が山笠と松囃子の当番ば兼ねるのは大変て
言いよったとばってんがその点だけはコロナの良かった点ですね・・

今年の山笠当番町は「下新川端町」松囃子の当番町は「麹屋番」
麹屋番は今年は山笠の受取町も努めます。
おいしゃんの一つ年上の柴田総務(松囃子でちゃ総務ていうとかいな?)は
滞りなく松囃子行事ば遂行されました。
各表敬先での口上も立派に務められました。

愈々、今月末の「御面送り」がすんだげんたい古ノ一が松囃子当番町です。
今、大黒面は三つもあってややこらしかでしょうね・・・
来年は松囃子当番町と山笠受取町ば兼務します。

今年はおいしゃん、なんの加勢にもならんっちゃけど
旧役員として松囃子参加して二日目は完歩してきましたやね・・
一日目の午後からは下駄から雪駄に履き替えたばってんが
すでに足腰限界やったです。
当番町の時の距離感思い出しましたやね・・・・

現役員が滞りなく務めてくれるはずやばってんが
目に見えんとこでなんか手伝いできればて思うとります。

人はそんときそんときで「役割」のありますけん・・・・
嫌ごと言わんで見守って行こうて思いよります・・

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