麦剥き作業が行われる予定のごたります。
土居流、大黒流、中洲流の若手は借り出されての
流ば超えての共同作業です。
おいシャンな日曜日は大黒流歴代取締の会
「昭和会」のあります。
高校時代の「合同同窓会」もあるとですバッテン
毎年、山笠行事と重なり出席はままなりません。
おいしゃんな福岡商業（現福翔高）卒
この同窓会は福博のそうそうたる知名士の集まります。
大黒流で言えば元麹屋番町総代「故河原田氏」も
大先輩に当たります。
当事は福博の雄
「福中（現福高）」「修猷」「福商（現福翔）」と
数えられた時代。
「福商」は白の学生服で憧れの的やったと聞いとります。
おいシャンの現役の頃は他の二校に
大きく水ば開けられとりますばってん
先輩方は歴々とした知命士が揃っております。
同窓会では法被姿も見られます。
来週の土曜日は「古ノ一役員寄」
その次の土曜日は「古ノ一町内寄」
そして祇園期間に突入していきます。
七月一日は早朝の「笹竹取り」に始まり、
「注連卸し」町内の角々に笹ば立て
祇園期間に入ります。
午前中、町内挨拶と寄付集め、
朝食は例年川端の「ウエスト」で・・・
毎年「川中」さんと席の取り合いです。
地の利もあって毎年先ば越されます。
お昼は「朔日寄」
夕刻は「当番町お汐井とり」と
長い一日です。
一般の方は「お汐井とり」の本番まで
待機ですばってん、こちとら三日は「棒〆」
山台に舁き棒ば取り付けます。
四日は「赤手拭」の親睦会。
朔日寄のくじの具合によっては舁山行事が始まる前に
「夜警」が入ります。
午後九時から翌朝七時まで十二ヶ町交代で
毎晩棒〆後の三日から十四日まで山笠の「夜警」ば務めます。
去年はしょっぱな三日の夜警・・
以前は人形飾りがまだ乗っとらんで
シオリの上で「マージャン」やらしながら夜警て言う
悠長な時代もありましたばってん、近年は
棒〆当日飾りが乗るけんしっかり番ばしとかないけません。
その昔は山台の「八文字」ばきられるて言うて
山台の中に入り込んで夜通し番ばしよったらしいですバッテン
近年は酔っ払いのいたずら防止が主なお仕事です。
以前「新天町」の飾り山が不審火で燃えてしもうたとは
記憶に新しいとですが・・・
「恵比須流」では以前「赭熊（しゃぐま）」ばとられたて言う
話も聞きます
そういうこともあり夜警は欠かせません。
山の始まる前の「夜警」はまだ気楽やばってん
体しまう時間の遅かお汐井取りの日やら
朝山前夜の夜警はしろしかです。
十日の流舁終えて午前三時まで夜警
そのまま朝山、大黒流の場合午後も「他流舁」のありますけん
仕事のあるもんは十一日おわったらもう
グロッキー・・・
翌日は「追山馴し」です。
そげなわけで・・
大概新赤手拭か一番若い赤手拭が夜警のくじば
引くとですばってん、そげな日ば引いたら
責任もって朝まで務めさせられます。
おいしゃんと言うたら大概午前3：00ば
回ったら「あとは任せたじぇ・・」ていうて
「オヤスミ」の床に就きますハイ
いよいよ山のやってきます
