連休利用して一気に山台の組み立て目論んどったばってん
あまりに細かい作業に結構時間のかかります。

こげな「コミ栓」やら「くさび」も一つずつ作らななりませんけん

ついカッターでちょこっと手切りました。


大体の山台の形ができてこの前までの時点ではガタつきはありませんやった。
今日も「師匠」が心配して陣中見舞いに来てくれました。
て・・言うか、お昼に昨日の「水炊きカレー」食べに来てすぐに帰りました。

作業しやすかごとつけとった表、見送りの目印もはがしても良かごとなりました。

「への字」と「火打ち」舁き手が下敷きになってもこれだけ余裕があります。
「火打ち」のカーブが本物は大黒流と土居流では若干違います。
このキットは土居流仕様やけん流での違いもおいおい紹介していきます。

この部分ほんなもんの竹使うてみろうか?て思案中です。

二番棒と三番棒の「棒ぐり」
高さの違うとがわかりますでしょうか?
右側のタテの部分が表の「束」です。
大黒流は「棒ぐり」に柔らかい「松」ば用いとります。
棒〆のロープの」〆あとが残る位の柔らかさです。
700年ば超える歴史ある山笠ばってんがこの「山台」の設計図が一枚も無いとは・・
今手にしとう「師匠」の設計図は貴重なものです。
部分によっての材質の違いも先人の知恵でしょうか?

「方づえ」は本物と違い作業上、先に小縄巻きます。

これ本物、この写真の一番左側の斜めに渡した棒です。

これ巻き終わり・・本物と同じ作業します。
指がつります・・・・
今日は「方づえ」と「タテ丸束(つか)」の取り付けまで・・

「タテ丸束」「ヨコマル束」の材料切りだしたところです。
この呼び方も山大工さんにより呼び方が」違います。
山台全体でタテの補強ば「束」て言うごたりますね。

今日までの完成図。
あと舁き棒付けるだけて思うでしょうばってん
当番町で経験したことのある人はわかりましょうが、ま~だ山台の命「八文字掛け」やら
恐怖の「小縄巻き」の作業が続きます。
山笠は実際にゃあ走るけんいろいろな補強が施してあります。
「舁き棒」はしっかり勢い水かけたらグッと締まるばってんが
「八文字」は極力水かけんごとしとかなゆるむばっかりです。
「棒〆」はまだまだ先のごたります。
「火打ち」つけた時点で台にガタつきの出てきましたばってん
師匠いわく「心配ない」・・・
八文字掛けしながらガタつき修正していきます。
こげなミニでもちゃんと八文字が効くとですね。