見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

死に鈍感にならないために

2007-09-30 03:24:27 | 生き方・生活
映像ジャーナリストの長井健司さんが、ミャンマーのヤンゴンで亡くなったとネット配信ニュースで読んだ。
翌28日の新聞各紙に、深緑色の軍服の兵士が倒れている人間に銃口を向けて近づく数点の写真が掲載され、説明文にKenji Nagaiの日本名が読み取れた。掲載写真には、兵士が至近距離で銃口を向けている衝撃的な様子がはっきり見える(写真:REUTERS)。
いつの時代、どこの国でも、人を殺してまで守りたい権力や思想が人間を狂わす。人が人を殺す行為に何の理屈も理由も通用しないと信じたい。
ここ数日、私の大切な友人に関わる方々が急逝している。家族や友人たちの嘆きは想像するに難くない。私にできることは何もないが、少なくとも人の死に鈍感な自分でないよう、各地の宗教施設を訪れる毎、その施設の神に祈っている。
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