見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

日本人は「日本」をどう伝えているか

2007-10-01 20:00:26 | 旅の風景
日本で購入した世界一周チケットについて知りたいことがあったので、購入した日本の大手旅行代理店の海外支店に行った。日本人スタッフ3人と現地スタッフ2人のこじんまりとしたオフィスだった。結果的には、知りたい情報を得ることはできなかったのだが、オフィスで目に入った厚手のツアーガイドブックをもらってきた。全て英文で書かれている。特定の国民専用というわけではなく、海外支店を置いている世界数カ国共通に宣伝配布しているガイドだ。
日本までは自力で(自分で往復の航空券を手配して)行く。その後の、日本の最寄の都市(東京、大阪、福岡)から日本各地への各種ツアーと価格が表示されている。

面白いのは、その冊子の終末にある「日本についてのミニ情報」というページ。
日本でも、ガイドブックやWEBページでは、海外旅行者のための各国旅行情報という項目がある。その日本版とでもいおうか。海外から日本に来る外国人向けに提供している情報の記述に、日本の旅行代理店が、日本の何をどう説明しようとしているのかが見えて楽しい。

<<<Mini Informaition About Japan>>>

■国土と人口(略)

■言語
筆記の際、漢字に加えて、日本人は二つの音声文字「ひらがな」と「かたかな」を用います。洋式ホテルのスタッフは、いくらか英語を話しますが、日本式では英語を話すスタッフはほとんどいません。日本鉄道(JR)と私鉄、主要幹線道路の名前は英語で表示されています。

■電気
100ポルトですが、東日本と西日本ではヘルツが50ヘルツと60ヘルツとに分かれています。それらは、本州の富士川を境にしています。

■時差
GMT+9

■通貨
日本の通貨は¥という記号で表記された円です。¥1、5、10、50,100、500のコインがあります。お札は¥1,000、2,000、5,000と10,000です。たくさんのコイン式自動販売機があり、近距離列車キップ、地下鉄キップなどから、日用品としてのタバコ、ソフトドリンク、どしてビールやその他アルコール類まで自動販売機で買うことができます。公衆電話では、10円でその地域に電話することができます。

■郵便サービス
郵便葉書や切手は郵便局で売っています。月曜から金曜まで、9時から17時までの営業です。ホテルでも、切手を買ったり料金の情報を得ることができます。同じ料金の切手でも、イベントの絵柄や地域性豊かな様々なデザインのものがあります。

■電話
ほとんどの公衆電話が¥10、¥100のコインか、磁気式プリペイドカードでかけることができます。緊急時の電話番号は、警察110、救急車・火事119です。

■水
ホテルで飲料水とされている水道水は、水供給サービスの法に従っているので安全です。しかし、水に敏感な方は、ミネラルウォータのボトルをお買い求めいただくことをお勧めします。

■公衆トイレ
二種類のトイレがあります。ひとつは伝統的スタイルで、3フィート程度の四角の台の上でスクワット体形で臨みます。これは、日本人が公衆のトイレ便座に座ることを嫌うところからきたものです。もう一つのスタイルは洋式トイレです。現代的スタイルの公衆トイレでは、日本式と洋式のトイレが設置されています。地方へ行かれる場合は、洋式トイレを探すのは困難かもしれません。

■値切り交渉(Barganing)
日本には、秋葉原のような特殊な場所を除いて、値切る習慣がありません。価格は、いつも固定されています。

■クレジットカード
ほとんどのホテル、デパート、DutyFreeショップ、レストラン、店でクレジットカードは利用できます。けれど、地方の小さな店に行ったときはクレジットカードは受け入れられません。地方に行く前には現金をご用意されることをお勧めいたします。

■チップ
日本ではチップは必要ありません。

■宿
□旅館
日本には様々なタイプの宿泊施設があります。そのひとつは、旅館という日本式の宿で様々な伝統的な設備を備えています。夕食と朝食が出されます。部屋は通常日本式で、床材に畳というわらのマットが敷かれています。皆さんは布団(畳の上に敷かれる薄いマット)の上に寝ます。旅館では、純日本風の雰囲気に満ちたサービスを提供してくれます。
□温泉
日本には2000以上の温泉があり、その多くは火山地域にあります。温度は通常25度以上あり、1キロ中に1グラム以上のミネラルを含み、お湯に浸かったり、飲んだりすることによる医学的効果があります。

■交通 (略)
■エアポートアクセス(略)
■日本の気候(略)

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