ホーチミンからカンボジアへ、バスやボートがいくつも運行している。
安宿街には、小さな旅行代理店(ツアーデスク)が軒を並べており、サービスや料金にそれほどの差はないのだが、もともと物価の安い国なので、1ドルほどの料金差が気になることがある。
日帰りツアーに参加してみると、それぞれ違ったツアーデスクに申し込んだ旅行者の集まりであることがわかり、参加費を報告しあって「えー、ボクは6ドルも払ったのに、あなたは5ドルだったのか」などと、がっかりしたり喜んだり、平和だ。
ホーチミンからカンボジアへ向かうバス・チケットを買うためにツアーデスクを訪ねると、メコン川をボートで上ってボーダーを越えるというツアールートがあった。
朝7時半にホーチミンをバスで出発し、途中メコン川のボートに乗り換え、クルーズを楽しみながらライスペーパーやココナッツキャンディの工房を見学し、水上生活の民、チャム族の村を訪ねて生活を垣間見、国境の町で一泊。翌日、スローボートでカンボジアに入り、途中、迎えに来たバスでプノンペン市内に入るというものだ。到着予定時刻16時半というので着いてからも街の散策程度はできる。
浪々と流れるメコン川のような広大な河やボートクルーズというイメージに弱い。何よりもボートに乗ってボーダーを越えるなんて魅力的な響きだ。
一泊二日のカンボジアまでの移動費がボートクルーズと宿泊費込みで25ドル(約3000円)は、直行バスに比べるとかなり贅沢だが、悪くない。
寄せ集めのバックパッカーで動いたこの国境越えは、意外性が盛りだくさんのツアーだった。
①バス、ボート、国境、ボート、バスと乗り換える都度、ガイドがめまぐるしく変わりし、プノンペン到着の時刻と場所を訊くと全員違う時刻と場所を答えた。
②国境では、ベトナム税関の職員の昼食が終わるまで1時間ただ、じっと待っていた。
③自費払いのはずの昼食が、セットされていた。
④メコン川ボートクルーズを終えてカンボジアの岸辺に下りたとき、迎えに来ていたのは、見知らぬゲストハウスの送迎ワゴン車だった。
⑤プノンペン市内から1時間半かけて迎えに来たワゴン車はツアー人数を知らされておらず、ドライバーは大きな溜息をひとつしてから、9人乗りの車に大荷物12人分と人間13人を押し込んだ。
⑦それぞれ予約した宿があるにもかかわらず、全員が送迎のゲストハウスに連れて行かれてチェックインを迫られた。
⑧ツアー案内書では到着16:30。実際にプノンペンに到着したのは20:00。遅れた理由や言い訳や謝罪をする人はどこにもいない。
教訓:安宿街のツアーデスクのプログラムに参加するときは、十分な時間のゆとりと強靭な体力、そして暇つぶしの道具を持参すること。
安宿街には、小さな旅行代理店(ツアーデスク)が軒を並べており、サービスや料金にそれほどの差はないのだが、もともと物価の安い国なので、1ドルほどの料金差が気になることがある。
日帰りツアーに参加してみると、それぞれ違ったツアーデスクに申し込んだ旅行者の集まりであることがわかり、参加費を報告しあって「えー、ボクは6ドルも払ったのに、あなたは5ドルだったのか」などと、がっかりしたり喜んだり、平和だ。
ホーチミンからカンボジアへ向かうバス・チケットを買うためにツアーデスクを訪ねると、メコン川をボートで上ってボーダーを越えるというツアールートがあった。
朝7時半にホーチミンをバスで出発し、途中メコン川のボートに乗り換え、クルーズを楽しみながらライスペーパーやココナッツキャンディの工房を見学し、水上生活の民、チャム族の村を訪ねて生活を垣間見、国境の町で一泊。翌日、スローボートでカンボジアに入り、途中、迎えに来たバスでプノンペン市内に入るというものだ。到着予定時刻16時半というので着いてからも街の散策程度はできる。
浪々と流れるメコン川のような広大な河やボートクルーズというイメージに弱い。何よりもボートに乗ってボーダーを越えるなんて魅力的な響きだ。
一泊二日のカンボジアまでの移動費がボートクルーズと宿泊費込みで25ドル(約3000円)は、直行バスに比べるとかなり贅沢だが、悪くない。
寄せ集めのバックパッカーで動いたこの国境越えは、意外性が盛りだくさんのツアーだった。
①バス、ボート、国境、ボート、バスと乗り換える都度、ガイドがめまぐるしく変わりし、プノンペン到着の時刻と場所を訊くと全員違う時刻と場所を答えた。
②国境では、ベトナム税関の職員の昼食が終わるまで1時間ただ、じっと待っていた。
③自費払いのはずの昼食が、セットされていた。
④メコン川ボートクルーズを終えてカンボジアの岸辺に下りたとき、迎えに来ていたのは、見知らぬゲストハウスの送迎ワゴン車だった。
⑤プノンペン市内から1時間半かけて迎えに来たワゴン車はツアー人数を知らされておらず、ドライバーは大きな溜息をひとつしてから、9人乗りの車に大荷物12人分と人間13人を押し込んだ。
⑦それぞれ予約した宿があるにもかかわらず、全員が送迎のゲストハウスに連れて行かれてチェックインを迫られた。
⑧ツアー案内書では到着16:30。実際にプノンペンに到着したのは20:00。遅れた理由や言い訳や謝罪をする人はどこにもいない。
教訓:安宿街のツアーデスクのプログラムに参加するときは、十分な時間のゆとりと強靭な体力、そして暇つぶしの道具を持参すること。
昔サンフランシスコ空港でロスに行く便が飛ばず説明無いまま数時間待たされロスから日本への便に間に合わずおまけに日本に着いたらスーツケースが無くて・・・なんて事があり、「サンフランシスコでは数時間待ちとか理由無く遅れてもふつうですから」と言われました。じゃあそういう風にツアー組んでよ!!と某大手旅会社に言いたかったです。お体大切に無理なさらずに。。。
蚊と蛭が恐ろしく嫌いな私は、普段でも草むらと農地にできるだけ足を踏み入れないので、踏む心配はないでしょうが、物乞いをして歩く障害を負った人たちに向ける気持ちに悩みます。