日本にも、リゾートはある。身近なところでは、軽井沢、穂高。伊豆や逗子のリゾートホテルも利用したことはある。
が、しかしイベリア半島の海辺一帯に拡大しているリゾート開発地域の数とその規模には驚かされる。
スペイン中部のバレンシアから南部のアンダルシアまでの移動に利用したバスは、建設途中の高層マンションが立ち並ぶ海岸沿いのリゾート地を何ヶ所も通過した。
<スペインの建設ラッシュ>
モロッコ旅行で一緒だったドイツ人夫婦は、スペインのデル・ソル海岸に所有しているマンション滞在中に、モロッコツアーを知ったと言っていた。欧州の中でも比較的物価が安く温暖なイベリア半島のリゾートは大人気。まだまだ、天井知らずの需要を見込んだ開発ラッシュが続く。
こうしたリゾート地に、もちろんホテルはあるが、マンションや一戸建て住宅を別宅として所有する人も少なくない。リゾート街を歩くと、物件写真を展示する不動産屋が驚くほど数多く軒を並べ、新聞や無料配布の日刊紙にも不動産情報が溢れている。
いくつかのリゾート地のホテルや賃貸マンションに短期滞在し、気に入ったリゾート地の、物件を求めるケースも少なくないという。もちろん投資目的でマンションを購入し、家具を調え、短期滞在用に賃貸している人もいる。
リゾート地の特徴も様々で選り取りみどり。9月にプダペストの寒さを逃れて飛んだギリシアのロドス島フェラリキ海岸は、ディスコやルナパーク等の娯楽施設で賑やかな若者や若い家族向けのリゾート地であったし、今回滞在しているポルトガルのラゴス海岸は、落ち着いた古い街並みに、ヨットハーバーや岩場の海岸線が延びた壮年向けのリゾート地である。
ホテル以外の長期滞在型施設も充実している。ホテル並みのサービスで、部屋にキッチンが付いたホテルアパートや、生活に必要な用具はほぼ揃えられた家具付き賃貸マンションなど、自宅感覚の居心地を配慮した賃貸型住居は様々。
その多くは、広いリビングルームのつく1LDK、2LDKに、野外用テーブルセットを置いたバルコニーが付くのが一般的。青い空と海と景色を観ながらバルコニーで食事をしたり飲んだりできる空間は、欧州人にとって必須のようだ。
<バルコニー付賃貸アパート>
現役で働いている人たちは、夏のバカンスの間。退職した人たちは、好きな時に好きなだけ滞在する。共通しているのは、少なくとも1週間から数ヶ月単位の滞在が当たり前ということだ。
今は窓の外シャッターを閉じたマンションが目立つラゴスだが、それでもコートを着た私を尻目に、海岸で泳ぐ中年のご夫婦がいたり、歩道のテラステーブルが食事を楽しむ観光客で賑わいだりと、リゾート地の雰囲気は11月になっても消えない。
レストランや不動産屋の案内は、英語を始め数ヶ国語の表記が当たり前にある。市場を見れば、益々、ユーロ通貨は強くなる。夏休みを権利としてたっぷり取得する欧州各国の国民を顧客にできるイベリア半島のリゾート地の将来は明るい。
↑私の滞在している賃貸レジデンス。4棟の2階建て住宅が、それぞれの住居スペースとして分けられている。奥の中庭には、芝生の庭に小規模プールやバーベキュースペースも完備。セキュリティもしっかりした完璧な滞在型住居だ。海や旧市街地の城壁まで歩いて10分。
↑ラゴスの新市街の丘に建築されている一戸建てリゾート住宅
↑ラゴスには、広い一戸建て住宅を区分賃貸させるレジデンスが多く、一般客向けに看板も出している。
が、しかしイベリア半島の海辺一帯に拡大しているリゾート開発地域の数とその規模には驚かされる。
スペイン中部のバレンシアから南部のアンダルシアまでの移動に利用したバスは、建設途中の高層マンションが立ち並ぶ海岸沿いのリゾート地を何ヶ所も通過した。
<スペインの建設ラッシュ>
モロッコ旅行で一緒だったドイツ人夫婦は、スペインのデル・ソル海岸に所有しているマンション滞在中に、モロッコツアーを知ったと言っていた。欧州の中でも比較的物価が安く温暖なイベリア半島のリゾートは大人気。まだまだ、天井知らずの需要を見込んだ開発ラッシュが続く。
こうしたリゾート地に、もちろんホテルはあるが、マンションや一戸建て住宅を別宅として所有する人も少なくない。リゾート街を歩くと、物件写真を展示する不動産屋が驚くほど数多く軒を並べ、新聞や無料配布の日刊紙にも不動産情報が溢れている。
いくつかのリゾート地のホテルや賃貸マンションに短期滞在し、気に入ったリゾート地の、物件を求めるケースも少なくないという。もちろん投資目的でマンションを購入し、家具を調え、短期滞在用に賃貸している人もいる。
リゾート地の特徴も様々で選り取りみどり。9月にプダペストの寒さを逃れて飛んだギリシアのロドス島フェラリキ海岸は、ディスコやルナパーク等の娯楽施設で賑やかな若者や若い家族向けのリゾート地であったし、今回滞在しているポルトガルのラゴス海岸は、落ち着いた古い街並みに、ヨットハーバーや岩場の海岸線が延びた壮年向けのリゾート地である。
ホテル以外の長期滞在型施設も充実している。ホテル並みのサービスで、部屋にキッチンが付いたホテルアパートや、生活に必要な用具はほぼ揃えられた家具付き賃貸マンションなど、自宅感覚の居心地を配慮した賃貸型住居は様々。
その多くは、広いリビングルームのつく1LDK、2LDKに、野外用テーブルセットを置いたバルコニーが付くのが一般的。青い空と海と景色を観ながらバルコニーで食事をしたり飲んだりできる空間は、欧州人にとって必須のようだ。
<バルコニー付賃貸アパート>
現役で働いている人たちは、夏のバカンスの間。退職した人たちは、好きな時に好きなだけ滞在する。共通しているのは、少なくとも1週間から数ヶ月単位の滞在が当たり前ということだ。
今は窓の外シャッターを閉じたマンションが目立つラゴスだが、それでもコートを着た私を尻目に、海岸で泳ぐ中年のご夫婦がいたり、歩道のテラステーブルが食事を楽しむ観光客で賑わいだりと、リゾート地の雰囲気は11月になっても消えない。
レストランや不動産屋の案内は、英語を始め数ヶ国語の表記が当たり前にある。市場を見れば、益々、ユーロ通貨は強くなる。夏休みを権利としてたっぷり取得する欧州各国の国民を顧客にできるイベリア半島のリゾート地の将来は明るい。
↑私の滞在している賃貸レジデンス。4棟の2階建て住宅が、それぞれの住居スペースとして分けられている。奥の中庭には、芝生の庭に小規模プールやバーベキュースペースも完備。セキュリティもしっかりした完璧な滞在型住居だ。海や旧市街地の城壁まで歩いて10分。
↑ラゴスの新市街の丘に建築されている一戸建てリゾート住宅
↑ラゴスには、広い一戸建て住宅を区分賃貸させるレジデンスが多く、一般客向けに看板も出している。