この記事の中で私が気になったところが
“日米安保闘争の背景には、ベトナム戦争を主としたアメリカによる軍事行動に日本が足並みを揃えることへの抗議があった。”
という件です。
それって当時の政府が、たとえば今のロシア・ウクライナ戦争で全く関係のない日本がアメリカに加担してロシアを敵視した発言をやらかしたり、アメリカへ日本国民の血税を注ぎ込んだり、物資を送ったりした岸田政権と同じことを、1960年代にやってたってことだし、でもその時は、インテリ学生たちがそれに対して抗議していたということだったんですよね。
だったら、その抗議自体は間違っていなかったと思うんです。
(今や、ロシア・ウクライナ戦争に日本が加担していても、ほとんど興味を示さない国民になり下がってしまいました。)
ということは、元は純粋な日米安保抗議に、いつの間にか「マルクス主義」が入り込んでしまったということなのか。そうして沖縄の米軍基地で現在のような変な抗議運動へと歪曲されたのだろうか。
マルクス主義者というのはとにかく抗争そのものが大好きで、過激な暴力で政治体制を変えようとするところが特徴です。その名も「革マル派」「中核派」などと呼ばれている団体です。
おそらく学生の純粋な抗議活動を利用した、大人のマルクス主義者がいたのでしょう。
そんな抗議活動をしているうちに、正義とは暴力で押し通すものという間違った思想を植え付けられた学生たちが産まれてしまった。
現在、その人たちの子や孫がそうした活動を引き継いでいるケースが往々にしてあります。
その子供や孫たちが共産党から出馬して議員になったりしています。
恐ろしい事です。
米津玄師さんがどこまで沖縄問題のような社会的思想や、国際問題への考えを持っているのかはわかりませんが、今は一音楽家としてそうした発言は差し控えるに越したことはありません。
ただ、音楽やMVにチラチラと“入っちゃう”ことはあるのかもしれない。
今はまだまだ音楽活動に勤しみ、中年から壮年にかけてもし自身のイデオロギーを醸成できたなら、語るのもアリだと思う。
多分どちらかというと左寄りなんじゃないかと思う。
私はガチで保守(右)なんだけど。