久しぶりに幡多弁講座です。
最近は、共通語と幡多弁の区別が付かなくなってます。(笑)
南国市の学校に行ってる甥っ子は、言葉が土佐弁になるかと思ったのですが、
本人曰く、 「周りが幡多の子ばっかりやけん、幡多弁で通じるがちゃ!」
南国市に住んで3年に成ります。今だ、幡多弁
この先どうなるか?
もう一人の甥っ子は、山口県の学校へ行ってます。
この子も、山口弁になるかと思ってら土佐弁のまゝ。
本人曰く、 「九州の子には、土佐弁が通じるきぃ大丈夫。山口弁は、土佐弁ににいちゅう」
山口に住んで3年に成ります。今だ土佐弁。
この子たちがこれから何処の言葉を話すか楽しみです。
久しぶりの幡多弁講座
あ行(ア-イ)からいきます。
あくた 「ごみ がらくた」
『ごみ』や『がらくた』のことを言いますが、紙や粗大ごみのようなものではなくて、
掃き集めのちりや、水の中のごみなどをさして言うことが多いです
使用例 「浜にゴミが沢山打上がってるので、何とかしなければいけない!」
「浜にあくたがざまにあがっちょうるけん、何とかしち片づけんといかんちや!」
あっちゃ 「あっち」
『あっちゃ』は、『あっち』と言う意味で、こっちは『こっちゃ』、
そっちは『そっちゃ』などのように言います
あっちゃこっちゃ 「逆 さかさま」
この『あっちゃこっちゃ』は、あっち、こっちということではなくて、
2つの言葉で『逆』とか、『さかさま』という意味で使われることが多いです。
他の使い方も有ります。
「今日は、色々な所へ行って疲れた」「今日は、あちゃこちゃいっちきちしんどい」
複数の所あっちこっちあっちゃこっちゃ
いそしい 「活動的」
『いそしい』は、『活動的』と言う意味ですが、じっとしていることが嫌いな人のことを言います。
「あの人は、とても活動的な人だから、少しもじっとしていない」
「あの人は、よいよいそしい人やけん、一時もじっとしちょらん。」
いちがい 「頑固」
単純に、『頑固』と言う意味で、人の性格を言います。
「お父さんは、頑固なところがあるから、きちんとお願いしないとだめだよ」
「おやじは、いちがいなところがあるけん、ように頼まんといかんぜ。」
いっちょら 「一番上等」
『いっちょら』は、『一番上等な洋服』などに使います。
「今日は、大勢の人の前で話をしないといけないから、一番上等の服を出してくれ。」
「今日は、ようけの人の前で話をせなあいかんけん、いっちょらの服を出しちくりや。」
いなり 「そのまま」
『いなり』は、『そのまま』という意味ですが、いきなりという場合にも使います。
「家に居るまま」家成りいなり
いきなりいなり
例えば:「会社に帰らないで、そのもまゝ帰ったら良いよ」
「会社に帰らんと、いなりいんだや」
いぬる 「帰る」
『いぬる』は、『帰る』と言う意味ですが、帰って来た時には『もんた』という別の言葉を使います。
自分では『いるぬ』と言いますが、相手に対しては、『いねや』とか、『いんだや』と言います。
いびしない 「不潔 汚らしい」
『いびしない』は、ただ汚いとか、汚れていると言うのではなくて、『汚れきっている』とか、『不潔でどうしようもない』ような時に使います。
幡多弁講座の内容は、他の方のブログも参考にしてます。
コピペ等もしてます。
幡多地方の言葉、幡多弁も地域性が若干有ります、korosuke成りの解釈です。
話題に成った方も、こんな事をしたのでしょうね。(笑)
博多弁は高知県の方言なんですね
私も宮崎県に生まれ育ちましたが
いちがい 「頑固」
初めて聞きました。
いぬる 「帰る」・・・等
だいたい半分くらいは聞きなれた言葉です。
いまだに博多弁が解らないところがたくさんあります