建設業界の場合、完成工事に対する粗利益率は、以前は2桁を超えていたものの、ここ数年は約5%前後を行ったり来たりしていて、昨今ではさらに低下する傾向にある。
そこから逆算すると、10万円の利益を稼ぎ出すためには、200万円の仕事をこなさなければならなく、56%の阿久根市の職員のように、700万円を超える年収を社員に支給するためには、一人当たり1億4,000万円以上の仕事をこなして貰わなければならない。
そこからさらに計算していくと、
当社の社員が約120人だから・・・
1億4,000万円×120人=168億円もの売上が必要となる。
ところが当社の売上は約60億円なので、粗利益は3億円。
そこから、人件費総額を差し引くと・・・黒字になるはずが無い。
そうなると、人件費を削る=給与引き下げorリストラといったところに直ぐ目がいってしまうが、当社の経営理念は『雇用の確保』。
そこだけは手をつけたくない。
そうなると、残された手段は粗利益率の向上と、経費節減。
特に、経費の節減については、『10万円の経費節減=200万円の売上』と同じ価値があるということであり、絶大なる効果が期待できる。
とは言うものの、一度染みついた小さな贅沢はなかなか抜くことができず、業績は上がらず、血圧は上がる一方・・・
あ~あ、毎年毎年、次年度目標を設定する度に、何で思考がループしちゃうんだろう?
そこから逆算すると、10万円の利益を稼ぎ出すためには、200万円の仕事をこなさなければならなく、56%の阿久根市の職員のように、700万円を超える年収を社員に支給するためには、一人当たり1億4,000万円以上の仕事をこなして貰わなければならない。
そこからさらに計算していくと、
当社の社員が約120人だから・・・
1億4,000万円×120人=168億円もの売上が必要となる。
ところが当社の売上は約60億円なので、粗利益は3億円。
そこから、人件費総額を差し引くと・・・黒字になるはずが無い。
そうなると、人件費を削る=給与引き下げorリストラといったところに直ぐ目がいってしまうが、当社の経営理念は『雇用の確保』。
そこだけは手をつけたくない。
そうなると、残された手段は粗利益率の向上と、経費節減。
特に、経費の節減については、『10万円の経費節減=200万円の売上』と同じ価値があるということであり、絶大なる効果が期待できる。
とは言うものの、一度染みついた小さな贅沢はなかなか抜くことができず、業績は上がらず、血圧は上がる一方・・・
あ~あ、毎年毎年、次年度目標を設定する度に、何で思考がループしちゃうんだろう?
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