
今年も、ISOの定期審査が終了した。
ISOも、取得から10年以上経過すると、段々と慣れが生じ、マンネリ化してくる・・・とならないのが、このISOの外部監査システム。
審査日程が発表されると、上を下への大騒ぎで、「あ~あれがない!」、「あの品質記録どこやった?」、「もっと、しっかりと確認しておけば良かった・・・」との怒号?や悲鳴?が飛び交い、審査中は流れ出る冷や汗で、シャツが乾くいとまもない。
そうまでして、この国際規格を維持していくのは、勿論お客様のため。
今回の原発事故を見て判るように、社内(東電グループ)だけでシステムを回そうとしたり、または社外(原子力保安院)に監査を求めても、な~な~の監査であっては、どんなに素晴らしいシステムであっても、「これくらいは無視して良いだろう」、「面倒くさいからやめちゃえ」といった安直な方向に流されてしまう人間らしい?行動を是正することはできない。
お陰様で、今年の審査結果は、是正が必要となる項目は見つからなかったものの、「ここを直した方が良いんじゃないですか?」といった“改善の機会”と銘打たれた項目を、コラショと頂戴した。
頂戴した項目を、一つ一つ改善していけば、我が社のシステムは、きっと良くなるはずだ。
取り敢えず、何にも専務がさぼっていたせいで指摘された項目から、改善作業を始めることとしよう・・・
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