5月に締めを迎えた当社平成23年度決算の数字が、ついに確定した。
何にも専務に就任した2007年1月1日から迎えた決算は5回。
何にも専務就任祝いを兼ねた、5年前の当社史上最悪の決算は、今も記憶に新しいところだ。
もっとも、建設投資は平成4年をピークに半減-αし、建設業界そのものに歩調を合わせるかのように、当社の営業利益も右肩下がりとなり、ここ6年で5回もの営業赤字を記録してしまったほどだ。
とはいえ、当社も手をこまねいたわけではなく、血の滲むような事業のリストラを進め、その結果冒頭のグラフのように、本業の売り上げを極端に落とすことなく(とはいえ、当社のピークからすると半減しているが(泣)・・・)、土木と建築の比率を大きく変えることとなった。
この構成比の変化が成功であるか否かは今の時点では結論を出すことは出来ないが、土木売上の落ち込みを振り返ると、もし事業の再構築に対する踏み出しを躊躇していたら・・・と考えると、心底ぞっとしてしまう。
幸いにも今回の決算では、営業黒字を記録することが出来たが、自分が専務に就任してからの収支は、やっとこさぁトントンといったところ。
さぁこれからという時にも関わらず、消費増税や加速する少子化、建設新規投資の益々の減少等々、建設業界にとってネガティヴな要素が目白押しな状況は続いていく。
それでも、現状を嘆いていても始まらない。
事業のリストラを加速し、筋肉質の会社を創り上げていくことで、業種変換することなく、あくまでも“建設業界”で生き残ってきたい。
頑張っちゃおうっと!
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