ちょっとホッとした電話

日曜日の午後。
仕事中に会社へかかってきた電話が・・・

『ひょっとしてクレームかな～？休日だし、居留守＆居留守！』と囁く悪魔の声を振り切り、電話にでる。
すると、電話口の向こうから本当に申し訳なさそうな『申し訳ございません。御社の工事現場の看板に車をぶつけてしまい、破損させてしまいました。昨日から何度も電話していたのですが・・・』との声が。

実は、携帯電話が普及してから、運転中の車と工事看板の接触事故が急増し、以前は5年程度使っていた工事看板も、最近では3年もつかもたないかといった状況になっている。

工事看板そのものも、看板の周りに蛍光クッション材をセットしたり、夜間に発光するライトを付けたりとあの手この手で視認性を高めているものの、携帯電話＆携帯メール！中の運転には、殆ど効果が上がっていない状況だ

そして、看板にぶつかった車からの連絡はあった試しがなく、完全に当てられ損。
酷いときには、逆に『何で道路で工事何かするんだ！』と、クレームの電話がかかってくる始末

そんな中かかってきた『お詫び電話』には、本当に心が温まった。
悪いことをした後に黙りを決め込む人が多いこの世の中で、心が洗われたような気がした。

被害を受けたのは当社の方なのに、何か変かな？