キングギドラに変身できるのなら世界征服くらいはアッという間だろうに・・・
映画鑑賞が久しぶりということもあったせいか、なぜだか全く入り込めなかった。いや、それよりもチャン・イーモウが指揮を執った北京オリンピックの壮大な開会セレモニーに感動したせいかもしれない。鳥の巣スタジアムに近づく巨人の足跡花火がCGだとか、そんな酷評があろうとも、全て人間が演じるマスゲームのスペクタクルにはハムナプトラが敵うはずがないのです。
ストーリーもイエティが登場するまでは良かった。プロローグ部分では、多分秦の始皇帝をイメージしたジェット・リー演ずる“皇帝”と女性呪術師ツイ・ユアン(ミシェル・ヨー)に側近のミン(ラッセル・ウォン)が絡んだ宮廷三角関係。調べてみると、『テラコッタ・ウォリア』という中国映画でも似たような設定があるし(チャン・イーモウやコン・リーが主演しているので見てみたい)、1987年に世界遺産登録された兵馬俑(へいばよう)を再現したかのような兵士たちの姿も遺跡の写真にそっくりなのです。また、その宮廷内の愛憎劇と権力者が不老不死を求める欲望が観客をも神秘的な中国王朝時代へと誘ってくれる・・・
どこからつまらなく感じたのだろう。上海のキャバレーの名前がイムホテップというオリジナリティあるギャグは『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』のパクリ感によって台無しにされ、そこからの活劇や設定が全てが『インディ・ジョーンズ』に見えてしまったためかもしれません。そして、チベットでは『最後の聖戦』。その後は色彩豊かなチャン・イーモウ映画を泥色にしてしまったようなアクションとなっていました。
ハラハラしない冒険アクションと、金持ちになってしまって貪欲さもなくなった主人公たち。そうなってくると、親子の愛すらも薄っぺらなものに見えてしまう。こんなことになるなら、中国人キャストを主人公にしてしまったほうが面白い映画になるんじゃないかなぁ。最後に戦う殺された兵たちにしたって、皇帝を憎む描写がないし・・・などと考えてみると、オコーネル一家のモチベーションだって理解できなかった。さっさとイギリスに帰ればいいじゃん。
★★・・・
映画鑑賞が久しぶりということもあったせいか、なぜだか全く入り込めなかった。いや、それよりもチャン・イーモウが指揮を執った北京オリンピックの壮大な開会セレモニーに感動したせいかもしれない。鳥の巣スタジアムに近づく巨人の足跡花火がCGだとか、そんな酷評があろうとも、全て人間が演じるマスゲームのスペクタクルにはハムナプトラが敵うはずがないのです。
ストーリーもイエティが登場するまでは良かった。プロローグ部分では、多分秦の始皇帝をイメージしたジェット・リー演ずる“皇帝”と女性呪術師ツイ・ユアン(ミシェル・ヨー)に側近のミン(ラッセル・ウォン)が絡んだ宮廷三角関係。調べてみると、『テラコッタ・ウォリア』という中国映画でも似たような設定があるし(チャン・イーモウやコン・リーが主演しているので見てみたい)、1987年に世界遺産登録された兵馬俑(へいばよう)を再現したかのような兵士たちの姿も遺跡の写真にそっくりなのです。また、その宮廷内の愛憎劇と権力者が不老不死を求める欲望が観客をも神秘的な中国王朝時代へと誘ってくれる・・・
どこからつまらなく感じたのだろう。上海のキャバレーの名前がイムホテップというオリジナリティあるギャグは『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』のパクリ感によって台無しにされ、そこからの活劇や設定が全てが『インディ・ジョーンズ』に見えてしまったためかもしれません。そして、チベットでは『最後の聖戦』。その後は色彩豊かなチャン・イーモウ映画を泥色にしてしまったようなアクションとなっていました。
ハラハラしない冒険アクションと、金持ちになってしまって貪欲さもなくなった主人公たち。そうなってくると、親子の愛すらも薄っぺらなものに見えてしまう。こんなことになるなら、中国人キャストを主人公にしてしまったほうが面白い映画になるんじゃないかなぁ。最後に戦う殺された兵たちにしたって、皇帝を憎む描写がないし・・・などと考えてみると、オコーネル一家のモチベーションだって理解できなかった。さっさとイギリスに帰ればいいじゃん。
★★・・・
けれど、劇場まで行ってこれ観るのはなぁ…って思いました。
リン役の子って誰ですが?
そっかぁ、愛が感じられなかったのはそのためか。
どうせ出演が無理ならば、亡くなってしまったという設定にすればよかったのかもしれませんね。遺影だけでも愛が感じられるかも・・・
『羊たちの沈黙』シリーズで、ジョディ・フォスターが降りた時も、似たようなガッカリ観がありました…。
今作は、夫婦の愛を語る内容でしたから、出てほしかったです。
インディ・ジョーンズと同じく世代交代をしたかったからなのでしょうか・・・まぁ、レイチェル・ワイズにしてもオスカー女優になったことだし、出演も難しいのかもしれませんねぇ。
カンフー映画ファンならば、ジェット・リーの扱い方を間違ってるとしか思えない内容。彼が悪役なのはハリウッド作品では多いですからしょうがないのですが・・・
年末だったか年始にエジプト特集の番組を見ましたけど、まだまだ未知の部分があるんですよね~
私もレイチェル・ワイズの方がよかった気がします。
離婚か、死別し、再婚し、親子の溝ができたことにすればよかったのに…。
永遠の愛を語るには離婚してはだめだったのでしょうが…お前の産みの母、前妻への愛は永遠。
悲しみにくれたが、今の妻と出会って、生きる気力が出たとか…なら、誰が主役かわかりずらい状態でも、すっきりしたのではないかと、思いました。
息子は、子役が成長したイメージぴったりでした。
ジェット・リーが悪役、チョイ役の作品は…残念です。
ジヤッキー・チェンのように、演技力やプロデュース力を身につけ、硬派な作品でもいいから、主役をやってほしいです。
エジプトではなく、中国が舞台…欧米の観客からしたら、アジア・東洋の神秘として同じ感覚なのかもしれませんが、日本人としては、エジプトが舞台の方がいいですね。
音楽も不老不死ネタも『インディージョーンズ』チック、気持ちもジ~ンとくるものがなく、目的地への困難もすくなく、ハラハラドキドキも薄く、3作で一番がっかりでした。
たしかにブレンダンはまだまだ現役で頑張ってもらいたかったですよね~早々と息子に引き継がせたことが失敗だったのかも。ハリソンがインディとしてデビューした年齢を考えればなおさら・・・
キングギドラ姿は最後の切り札にしてもらいたかったかも・・・ですよね。
ブレンダンが思ったより若々しかった(?)だけに残念です。
あのキングキドラ姿でもうちょっと暴れてほしかった、かも。
レイチェル・ワイズが出ないのは残念でしたよね~
知らなかったので、最初は人間関係が把握できなかった(汗)
>zazatto様
ご心配かけて申し訳ありませんでした!
夏が苦手なのかなぁ、俺・・・
>ryoku様
冒険映画にはギャグはつきものになっていますよね~そのあたりは好きなんですけど・・・
兵馬俑については、実際に発見されたのが1970年代ということもあって知識不足はしょうがないところなのかもしれませんね。
そして、同じくCMで見た部分がメインとなっていたので驚きが少なかったのは残念でした・・・
>ともや様
やっぱり北京オリンピックを思い起こしてしまいますよね。巨人の足跡はCGだとしても、リアルタイムの映像と見事につなぎ合わせてましたよね。
映画の技術も凄いな~と思います。万里の長城の登場しましたけど、戦闘シーンは別の場所のはず。映像の技術は素晴らしかったですね~
>しんちゃん様
そうですよね・・・なんだかハムナプトラの意味さえ忘れてたもんで・・・
アメージングストーリーかなにかで「マミー・イズ・マミー」てのがあって、それを思い出そうとしてみたのですが、思い出せません・・・マミーという単語を覚えただけの番組でした(汗)
「ハムナプトラ」はまったく関係ないのに「ハムナプトラ」ってのが一番の失敗かも(笑)
原題の「ミイラ」なら・・・やっぱ古臭いか(笑)
もともとは「ミイラ再生」のリメイクなんだから「ミイラ」でも「マミー」でもいいと思うんだけどなぁ(笑)
このさい「ダークナイト」ほどのタイトルの斬新さがあってもよかったかも。
>鳥の巣スタジアムに近づく巨人の足跡花火
あれがCGなのはいいんですけど、リアルタイムの映像であの演出ってどうやったんだろう?
そんなこと考えちゃいます。
映画の方は…ま、お気楽映画ですから、あんなモンかな…って(笑)。
オコーネル一家、遺跡には詳しいはずなのにに兵馬俑(へいばよう)をミイラというのはどうかと思いました。
また、CMで見所流し過ぎのように思いました。
イエティはかわいかったですね。