大統領はどうでもいいけど、アンジー(ゾーイ・サルダナ)が死ぬところで泣けた・・・
8人の視点から描かれる大統領暗殺事件。それよりもその直後に起きる連続爆発の惨状が何度も繰り返される映像によって胸が痛みます。また見なくちゃいけないのか・・・と、午前11時59分57秒から角度は変えてあるけど、空爆を受けた直後のような瓦礫の山と夥しい数の死傷者たち・・・まるで「テロ行為を憎め」と刷り込ませるマインドコントロールを受けているような錯覚にも陥ってしまいました。
しかし、しっかりとサミット反対デモやリポーターのアンジーによる反証材料もあるし、復讐の連鎖を止めるという言葉が大統領(ウィリアム・ハート)の口から聞けたことにも、単なるアメリカ万歳映画になっていないという証なのかもしれません。複数の視点によってひとつの事件を描くのは最近の流行りなのでしょうけど、見るのが辛いシーンが繰り返されるとどうも・・・と感じていたのに、スペインの刑事エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)の意外性(不死身ぶりや利用されていたこと)と、少女アナのピンチによってのめり込むように観てしまいました。
結局、カーチェイスや銃撃戦で盛り上げてしまうつもりなのか・・・などと、お決まりのパターンにうんざりなりがちでしたが、締めくくったのがフォレスト・ウィテカーだったことがうれしい。彼は警察に協力するなどと言いつつもわけのわからぬ一連の事件をビデオ撮影し続けていたので、家に帰って編集に専念してピューリッツァー賞でも狙うつもりなのかもしれません。
主役はシークレット・サービスのデニス・クエイドなんでしょうけど、フォレスト・ウィテカーと少女、それにゾーイ・サルダナが好印象でした。スペインの俳優もカッコ良かったし、その上シガニー・ウィーバーまで使うという豪華な布陣なのに、鑑賞しやすい90分に収める大胆さ。なんだかお得感いっぱいなのに、貯まっていたポイントで観てしまった・・・
★★★★・
8人の視点から描かれる大統領暗殺事件。それよりもその直後に起きる連続爆発の惨状が何度も繰り返される映像によって胸が痛みます。また見なくちゃいけないのか・・・と、午前11時59分57秒から角度は変えてあるけど、空爆を受けた直後のような瓦礫の山と夥しい数の死傷者たち・・・まるで「テロ行為を憎め」と刷り込ませるマインドコントロールを受けているような錯覚にも陥ってしまいました。
しかし、しっかりとサミット反対デモやリポーターのアンジーによる反証材料もあるし、復讐の連鎖を止めるという言葉が大統領(ウィリアム・ハート)の口から聞けたことにも、単なるアメリカ万歳映画になっていないという証なのかもしれません。複数の視点によってひとつの事件を描くのは最近の流行りなのでしょうけど、見るのが辛いシーンが繰り返されるとどうも・・・と感じていたのに、スペインの刑事エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)の意外性(不死身ぶりや利用されていたこと)と、少女アナのピンチによってのめり込むように観てしまいました。
結局、カーチェイスや銃撃戦で盛り上げてしまうつもりなのか・・・などと、お決まりのパターンにうんざりなりがちでしたが、締めくくったのがフォレスト・ウィテカーだったことがうれしい。彼は警察に協力するなどと言いつつもわけのわからぬ一連の事件をビデオ撮影し続けていたので、家に帰って編集に専念してピューリッツァー賞でも狙うつもりなのかもしれません。
主役はシークレット・サービスのデニス・クエイドなんでしょうけど、フォレスト・ウィテカーと少女、それにゾーイ・サルダナが好印象でした。スペインの俳優もカッコ良かったし、その上シガニー・ウィーバーまで使うという豪華な布陣なのに、鑑賞しやすい90分に収める大胆さ。なんだかお得感いっぱいなのに、貯まっていたポイントで観てしまった・・・
★★★★・
デモ隊シーンや、人情派の大統領や、あのような会議をスペインで開催することとなど、これからのアメリカのイメージを見せたかったのか?と感じたのは、考えすぎでしょうか。
デジタル表示や、緊張感が、なんとなくドラマ「24」に似てませんか?
デニス・クエイドダイハードおじさんになってたあ~~~
感動~~~久しぶりに★5つだなあ~
もっとドラマに絡んでくるのかと思いきや。。
メッセージ性をうっすら見せて,
アクションをしっかり楽しませてくれました。
あのブレないハンディカムが欲しい!
コレは良い意味で期待を裏切ってくれました。
短い映画だったのもあるけど釘付けになって楽しめました!
クリントンだオバマだって連日テレビでやってるけど、実は水面下ではソックリさんも募集中かも(?)
8つの視点は面白かったですね~特にスペインの刑事や大統領のどんでん返しが光ってました。
ガード下での刑事殺害シーンは暗殺や爆弾テロよりも面白かったです。
個人のプライベートな部分(特にスペインの刑事)は掘り下げてみると面白いんでしょうけど、それを排除したおかげでバランスも良くなってましたよね。
実は24は最初の3話くらいしか見てないんですけど、俺もそう思いました~
>シネマ大好き娘様
そうなんですよね~これが2時間超の大作になっていたら、途中で飽きちゃうかもしれません。
デニス・クエイドは最初『ボディガード』のケヴィン・コスナーと被ってしまいました(汗)
>シャイロック様
お勧めですよ~
今上映されている(地方にて)映画の中では「魔法」「バンテージ」「ガチボーイ」の3つがいいんじゃないでしょうか~
>AKIRA様
sonyのカメラが目立ってましたね~
でもソニー・ピクチャーズじゃなかったし・・・
最初のアンジーの視点も欲しかったんですけど、ちょっと残念でした。
>motti様
期待してなかった分だけ満足度も高まりましたね~
こうしたサスペンス・アクションは90分くらいが最も完成度が高いのかもしれませんね。
クリントンとオバマ・・・ううむ、すでに影武者かぁ。どちらが当選しても狙われやすそうですもんね。
やっぱりコンパクトな長さがいいですね。久しぶりに見たエドワード・ノリエガにも感激!元気だったのね・・・。
しかし、デニス・クエイドの不死身ぶりにはちょっと笑えました。あれだけのカーチェイスをやって、一般庶民を一人も轢かない??ありえねぇ~。
いけませんね、映画は素直に見なきゃ。
でも、肝心なところで切れてまた最初に戻ることの繰り返しで、実はほんの少しイラっとしていました。
最後に全部がつながったときはスッとしました(笑)。
途中、アナのお母さんとベロニカを混同してしまい、アナはベロニカを見たから道に飛び出したのかと勘違いしてしまいました。
冷静で理想主義の大統領もよかったし、最後のフォレストの会話も感動もので、うまくまとめてありましたね。
しっかし・・・いったい何人の人が死んだでしょうか。単純に「なんでここまでするんだろう」などと思ったのも事実です。平和主義の私には理解できません・・・。(そういう問題ではないか・・・)
90分という短さでテンポよくみせてくれました
ウィリアムハートはこんなちょい役なの?と思ったら
ちゃんとWでやってくれてましたね~。
それにしても替え玉として大金もらってたとしても
いつ殺されるかわからないなんてそんなの引き受ける人いるんだぁ、とびっくり
ノリエガってよく知らないのですが、彼の他の出演作も観たくなりましたです。
クエイドも不死身でしたけど、途中まではノリエガも不死身。2度も車にはねられてるのにまだ走ってましたもんね~(笑)
爆破テロではどれだけ死んだのかよくわからなかったし、カーチェイスでも一般人の死傷者がいたのかもしれませんよ。テロも許せないけど、車の暴走も許せないという描写がある方がいいのかもしれませんよね。たしかクレジットによるとロケはメキシコだったけど、スペインっぽかったですよね。
群像劇にしろオムニバスにしろ、どこかで人物が繋がっているもの。そう思ってもしかたないのかもしれません。俺もテロ側の二人を混同しそうだったし・・・
>mig様
ウィリアム・ハートは良かったですよね~
あれだけで終わることはないと思ってたけど、いい展開でした。
替え玉って大金もらっても割に合わないかもしれませんけど、まぁすべてが死ぬわけじゃないし・・・俺だったらやっちゃうかもしれません。でも演説までしなければならないし・・・う~む。やっぱりやだ・・・
フォレスト・ウィテカーの持ってるソニー製ハンディカムは、バッテリーの残り時間まで表示されるスグレものでしたね。私は画面よりも、左上隅のそこにばかりつい目が行ってしまいました(笑)。
>でもソニー・ピクチャーズじゃなかったし・・・
これ、コロムビアのマークが出ましたから、ソニー・ピクチャーズ作品です。
そう言えば、シガニー・ウィーバーが見ている移動中継車のテレビ・モニターにも、しっかりソニーのロゴがありましたよ。
ソニー作品は、ノートパソコンが写れば必ずバイオだし、徹底してますね(笑)。