セキュリティ・ソフトがノートンってのは・・・
世間では不評だったアン・リー監督の『ハルク』も大好きなので、怒りのパワーが若干落ちてしまったこの続編には体の震えを感じるまでには至りませんでした。だけど、分割映像がない分見やすかったし、ハルク誕生秘話とも言うべき説明調の部分をカットしたスピーディな展開やロス将軍(ウィリアム・ハート)の狂気ぶり、その娘(リヴ・タイラー)の見守る愛には見応えがありました。
前作同様、米軍が究極の生物兵器を欲していて、そのためには手段を選ばないという描写によって米軍批判にもなっています。ハルクが暴れまわって軍兵器を破壊する爽快感、強い男と戦うことだけが生きがいとなったブロースキー(ティム・ロス)との対決による高揚感、そしてブルース(エドワード・ノートン)の悩めるヒーロー像など見どころは満載。最も嬉しかったのが、スタッフ、キャストを一新したにも拘わらず、ちゃんと続編になっていたことだ。
なぜだか字幕に“HULK”の意味が書かれていたけど、17日間でブラジルからNYまでやってきたんだから、“歩く”でいいじゃないか!ガソリン代も高騰していることだし、とてもエコロジーですよ。それに、ブルースがポルトガル語を勉強しながら怪しげな飲料工場でアルバイトに精を出す姿。逃亡し続けるとスペイン語圏に入ってしまうなんて、なんだか旅のロマンを感じてしまいました(そんな映画ではありません)。
圧巻はハルク対ブロンスキーの第3ラウンド。人間の心を失いつつも元恋人を守るために波動拳みたいな技や、“ハルクスマッシュ”なんて必殺技をも生みだしてしまう。どこまでがブルースの心でどこまでが野獣なのか内面まではわかりませんでしたけど、『キングコング』を彷彿させる岩場のシーンによって愛の本能を感じました。
それにしても協力者だと思わせていたMr.ブルーは何者なんでしょうか?結局は彼も“力”を欲していたのだろうか。生死も定かではなかったし、どうやら続編に期待するしかなさそうです。そしてブルースが自分をコントロールできるようになったラストショットにも大満足。さすがに『アイアンマン』のトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)の登場は遊び心としか思えませんでした・・・
★★★★・
世間では不評だったアン・リー監督の『ハルク』も大好きなので、怒りのパワーが若干落ちてしまったこの続編には体の震えを感じるまでには至りませんでした。だけど、分割映像がない分見やすかったし、ハルク誕生秘話とも言うべき説明調の部分をカットしたスピーディな展開やロス将軍(ウィリアム・ハート)の狂気ぶり、その娘(リヴ・タイラー)の見守る愛には見応えがありました。
前作同様、米軍が究極の生物兵器を欲していて、そのためには手段を選ばないという描写によって米軍批判にもなっています。ハルクが暴れまわって軍兵器を破壊する爽快感、強い男と戦うことだけが生きがいとなったブロースキー(ティム・ロス)との対決による高揚感、そしてブルース(エドワード・ノートン)の悩めるヒーロー像など見どころは満載。最も嬉しかったのが、スタッフ、キャストを一新したにも拘わらず、ちゃんと続編になっていたことだ。
なぜだか字幕に“HULK”の意味が書かれていたけど、17日間でブラジルからNYまでやってきたんだから、“歩く”でいいじゃないか!ガソリン代も高騰していることだし、とてもエコロジーですよ。それに、ブルースがポルトガル語を勉強しながら怪しげな飲料工場でアルバイトに精を出す姿。逃亡し続けるとスペイン語圏に入ってしまうなんて、なんだか旅のロマンを感じてしまいました(そんな映画ではありません)。
圧巻はハルク対ブロンスキーの第3ラウンド。人間の心を失いつつも元恋人を守るために波動拳みたいな技や、“ハルクスマッシュ”なんて必殺技をも生みだしてしまう。どこまでがブルースの心でどこまでが野獣なのか内面まではわかりませんでしたけど、『キングコング』を彷彿させる岩場のシーンによって愛の本能を感じました。
それにしても協力者だと思わせていたMr.ブルーは何者なんでしょうか?結局は彼も“力”を欲していたのだろうか。生死も定かではなかったし、どうやら続編に期待するしかなさそうです。そしてブルースが自分をコントロールできるようになったラストショットにも大満足。さすがに『アイアンマン』のトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)の登場は遊び心としか思えませんでした・・・
★★★★・
ヤサオトコのエドワード・ノートンがハルクとは、すごいギャップ。
変身シーンは見事でした!
変身しないでも強いウィル・スミスとはエライ違いでした。
逃亡シーンや戦闘シーンでは、『スパイダーマン』や『キングコング』や『ボーン』をミックスしたような、実写、都会、自然のバランスがとてもよかった。
リブ・タイラーの演技を初めて観たのは『アルマゲドン』でしたが、髪形のせいでしょうか、怒り方も、ラブシーンも全然変わっていないと感じてしまいました。
最近、アメリカのスーパーヒーローは、『バットマン』しかり、苦悩系が流行のようですが、力を制御できたら、あと悩むのは、目的ですね。
軍の兵器として、使われることを拒んでいるので、人助けの為に使うしかない状況ってだとは思いますが…飛行機事故、列車事故、船の事故、事件や災害に巻き込まれ、大勢の人が瀕死となり、助けるために血清を作るとか…
どんな続編か楽しみです。
劇場では見なかったんですが、もうレンタルも始まったみたいですね。そのうち見ようかと思います。ただ一回見ただけではっきり覚えてないんですがCMのナレーションが「頼むから僕のことを忘れてくれ」だったかな、確か。ラヴストーリーの要素を打ち出したいのはわかりますが無理でしょ(笑)「俺を怒らせるんじゃねえ」とかにしたほうが潔いと思うんですが。これだとセガール映画みたいですかね?
ロバート・ダウニー・ジュニアのゲスト出演は「Avengers」というヒーロー大集合の大作が企画されてまして、それを意識してのことらしいです。それにハルクも登場するかは未知数ですが。
同じマーヴェルコミックの「Thor」も映画化されるそうです。北欧の雷神ソーが現代のニューヨークに現れて悪と戦うというストーリー。
主題歌はマノウォーで決まりだなw
肝心の「インクレディブルハルク」についてぜんぜん書かないですいません(汗)
ノートンといえば派手な映画の印象がないですもんね~しかもあの細身からどうやってハルクに変身・・・と興味尽きることなし。
冒頭の説明で理解できるなんて、さすがです。俺は前作観てたから無視してたりして・・・(汗)
>クラム様
続編になってるとはいえ、前作を敢えて観る必要はないのかもしれません。どちらかといえば、米軍兵器に自分が利用されることへの怒り・・・これが強く感じられる前作でありました。
あれだけの旅行は大変です。
なにしろポルトガル語、スペイン語を理解しなければなりませんもん(笑)
自分をコントロールできるようになって、「初心忘れるべからず」を貫いてくれればいいんですけど、本分を忘れるんじゃないかと続編が心配です(汗)
まったく関係ない作品と思っていたのですが、続篇になってるんですね。
おすすめとあらば、一度見てみようと思います。
17日間でブラジルからNYでしたか。
でも、ひとたび変身してしまえばひと晩で南米から中米まで行ってしまう体力(?)の持ち主ですからね。あとは国境越えはともかく、ヒッチハイクでなんとかなる距離ではないかと。
ラストで自分をコントロールできるようになったとすれば、
世界中行きたい放題だなーと半ばうらやましく思ったり。
前作のハルクは見てないし、ハルクがどんな怪物かも知らずにいましたが、冒頭でちゃんと説明してくれました。
最後にも嬉しい驚きがぁ!(ロバート大好きなので・・・)
楽しめた作品でした。
たしかにティム・ロスの狂気ぶりは凄かったですね~
もしかすると登場人物の中で最も怪演だったのかもしれません。ウィリアム・ハートも良かったんです。ミスをする度に見せる焦りと開き直りの表情なんてのが。
楽しんでくださいね~
>シネマ大好き娘様
エドワード・ノートンの細身から、どうしてあんな風貌に変身?
その意外性も面白かったです~
>風情♪様
ラストバトルはさすが漫画が原作だけのことがあるかな~なんて。
相手のほうが強かったけど、やっぱりハルクスマッシュが決まったおかげか・・・それとも守りたい人があるという目的意識のおかげか・・・
執拗にハルクを捕獲したがる軍があってこそのストーリーですけど、予想では続編から面白くなくなりそうで・・・
>しんちゃん様
う~む、あれでドキドキするとは・・・たぶん変身能力があるために心臓疾患とか併発してるのかも(笑)
それとも既に恋人がいる事実のために・・・
そうなんですかぁ~ブルーがリーダー格に~
生死不明のままあの液体を浴びちゃったから、確実に超人化するとは思ってましたが・・・
やっぱり敵になっちゃうのかな?
>たいむ様
最後には変身能力コントロールの目的を達成したことになりますもんね。次回からはおっしゃる通り正義の味方になっちゃいそうだけど、なんとなく普通のヒーローになってほしくない・・・(笑)
>dai様
皆さんの評価は厳しいですけど、アン・リー版同様に米軍兵器をぶっ壊していくところが爽快感いっぱいだった俺は異常なのかもしれません(汗)
もしかして『キングコング』好きのせいかなぁ・・・
>かめ様
アイアンマンやスパイダーマンとも共演?!
それはすごい・・・
アメコミなんて読んだことすらないのですが、ヒーローが集まるなんてウルトラマンや仮面ライダーが勢ぞろいするのと同じ感覚になっちゃうかも・・・
ヒーロー同士でケンカしなければいいですね~
>えふ様
ブラジルからの道のり。
途中で変身してなかったようですし、ヒッチハイクが中心だったのかな~
やっぱり“アルク”ってのは無理ですよね・・・
っていうか・・・そんなドキドキしたエッチをしてみたい私です(爆)
ラストのバトルにいまいち興奮出来ずにいたんで
ボ~っと観ていたら、気付いた時にはハルクが勝
利の雄叫びを上げていました…。
正直なところ取り立ててオモシロいとは思えませ
んでしたが、豪華なキャスティングとラストのサ
プライズが観れただけでも、劇場に足を運んだ甲
斐があったと言ったところです♪ (゜▽゜)v
エドワードいけてるね~~
私、ティム・ロスの大ファンで…しかし彼を劇場のスクリーンで長らく観られなかったので、この映画は待ちに待っていたという感じです!!
次のお休みに観に行く予定ですが、コメントを読ませて頂きティム・ロス以外の出演者にも何だか興味が湧いて来ました☆
不思議でたまりませんでした(苦笑)
なんか・・・むしょう~にアイアンマンが見たくなりました!(爆)
TBさせてもらいました。
最後のシーンを見て、将来「アイアンマン」との共演はないものだろうか、と密かに願っているのですが。
作るほうは興収が半分になるので、そんな無茶はしないでしょうね。
Youtubeには、ハルク、アイアンマン、スパイダーマンの共演するエピソードがあるんですよ。
次回はMr.ブルー編ですかね?
結構多くのブロガーさんの評価は芳しくなかったみたいですが、Kossyさんは結構楽しめた観たいですね♪
最後の緑の目「おおっ?」って感じでしたね。
次回からは完全に正義の味方でしょうか?
きっとありますよね(^^)
原作ではMr.ブルーもガンマ線を浴びて、頭脳派の緑の怪人"リーダー"になるみたいですよ~!
ブルーなのにグリーン(笑)。
続編が作られるとするならば、このエピソードになるかもしれないらしいです。