バグパイプは逆さ箒の意味があるの?
ABBAの曲で作ったミュージカル。実はABBAが嫌い・・・というより、大学の軽音楽部在籍中に“アバが好きだとバカにされる”という風潮があったため、敬遠し続けたという理由もあったのかもしれない。おかげでヒットチャートものを録音したテープを掘り起こしてみてもABBAの曲は1曲も入っていない有様だ。しかし、劇中に流れる曲は半分以上知っていた・・・なぜだ?
どうしてもビートルズの曲で作られた『アクロス・ザ・ユニバース』と比較してしまうのですが、歌詞をいかに巧く利用するかという点では甲乙つけがたいものの、いかにもハリウッド的な作りとなっている本作はやはり芸術性の面で劣っているような気がする。
父親の可能性がある3人の男性を結婚式に招待するという内容。これまでも本当の父親を探すというテーマの映画はいくつかありました(『ハーフ・ア・チャンス』など)が、3人いるという設定には疑問が残る。2人ならば男女のあいだに“出会い”と“別れ”がある以上、世間でもよくある話だけど、3人になると、真ん中の男性はかなり短期間のお付き合いだったとしか考えられないので“愛”を語るには不自然だからだ。結局サム(ピアース・ブロスナン)がメインになってくるのでどうでもいいことでしたが・・・
かと言って、楽しめなかったわけじゃなく、ギリシャのカロカイリ島を舞台にしたリゾート気分たっぷりの映像と、ミュージカルの醍醐味を堪能できる楽しい映画でございました。ただ、問題なのはブロスナンの歌が下手だったこと。『シカゴ』のリチャード・ギア以上にガッカリです。
★★★・・
ABBAの曲で作ったミュージカル。実はABBAが嫌い・・・というより、大学の軽音楽部在籍中に“アバが好きだとバカにされる”という風潮があったため、敬遠し続けたという理由もあったのかもしれない。おかげでヒットチャートものを録音したテープを掘り起こしてみてもABBAの曲は1曲も入っていない有様だ。しかし、劇中に流れる曲は半分以上知っていた・・・なぜだ?
どうしてもビートルズの曲で作られた『アクロス・ザ・ユニバース』と比較してしまうのですが、歌詞をいかに巧く利用するかという点では甲乙つけがたいものの、いかにもハリウッド的な作りとなっている本作はやはり芸術性の面で劣っているような気がする。
父親の可能性がある3人の男性を結婚式に招待するという内容。これまでも本当の父親を探すというテーマの映画はいくつかありました(『ハーフ・ア・チャンス』など)が、3人いるという設定には疑問が残る。2人ならば男女のあいだに“出会い”と“別れ”がある以上、世間でもよくある話だけど、3人になると、真ん中の男性はかなり短期間のお付き合いだったとしか考えられないので“愛”を語るには不自然だからだ。結局サム(ピアース・ブロスナン)がメインになってくるのでどうでもいいことでしたが・・・
かと言って、楽しめなかったわけじゃなく、ギリシャのカロカイリ島を舞台にしたリゾート気分たっぷりの映像と、ミュージカルの醍醐味を堪能できる楽しい映画でございました。ただ、問題なのはブロスナンの歌が下手だったこと。『シカゴ』のリチャード・ギア以上にガッカリです。
★★★・・
私も「バカにされる・・・」とABBAを聴かなかったクチですが、ほとんど曲知っていました><
ほんとにブロスナン氏の歌はやばかったです。
ラジー賞にもノミネートされたとか。
でも何か許せてしまいました。
あれぐらい能天気なストーリーだったら、個人的にはお父さんが誰だか最後までわからず、"お父さんが3人もできた~、わ~い!"って展開で終わった方が、個人的に好みだったかも~?
>劇中に流れる曲は半分以上知っていた
ABBA恐るべし…ですね(笑)。
アバもビートルズも一本の映画が作れるほどヒット曲を持っていると言うのがすごいですね!
芸術的には「アクロス~」の方が断然見どころが多くて、あのシュールな映像はまだ目に焼きついてます。
>軽音楽部在籍中に“アバが好きだとバカにされる”という風潮があったため
あー、分かります~!
でも、とにかくガンガン流れていたから耳から入ってきていて覚えたんでしょうね(フレーズも覚え易いし)
僕も、「マンマ・ミーア!」見てきました。
面白いと感じたシーンも結構ありましたが、逆に興ざめする部分もあったので、この作品は見る人によって意見や評価がはっきり分かれるかもしれません。
見る前は、娘を送り出す母と子の絆をABBAの楽曲とマッチングさせた感動作だと思っていましたが、親子愛はさほど強調されておらず、中年男女の見苦しい喜劇にしか感じませんでした(笑)
また、「ミュージカル」として評価するならば、もっと歌の上手い俳優を使うべきでした。
特に、父親候補の3人はもっての他で、母親・ドナ役のメリル・ストリープも決して下手ではないものの、他に上手い人はいなかったのかと首をかしげてしまいました。
この作品は、何を「売り」にして何を一番アピールしたいのかが分からず、一貫性のない物語になっていました。
それでも、僕はABBAの楽曲を聴いていた世代ではないのに、どれも耳にしたことのある曲ばかりで、ついつい体を動かして聞き入ってしまった自分がいました(笑)
「とにかく楽しめる映画が見たい」という人にはうってつけですが、「ストーリーや内容も良くなきゃ嫌だ」という人には満足できない108分になっていました。
全然面白くなかったわけではありませんが、もう少し歌のうまい俳優陣でキャスティングして欲しかったです。
余談になりますが、ドナ役のメリル・ストリープは実年齢が今年で60歳と聞いて、めちゃめちゃ驚きました(笑)
わたしはリアルタイムではないからか
ぜんぜんそんなの気にせず聴いてましたよ~♪
ピアースブロスナンの歌!
kossyさんもそこ気になりましたか
もうヘタなのにいっぱいソロあって
でした
わたしはリアルタイムではないからか
ぜんぜんそんなの気にせず聴いてましたよ~♪
ピアースブロスナンの歌!
kossyさんもそこ気になりましたか
もうヘタなのにいっぱいソロあって
でした
ごちゃごちゃ言うてんと楽しまんかいっ!って
まるで大阪のオバちゃんみたいに
アバのヒット曲は強引なまでに
見に行ったこっちをのせてしまう。
歌が下手だの、オカンと友達が目立ちすぎだの
いろいろ書いたんですが
評価の低いひとでも
アバに関しては「ノリノリになった」と
書いてますからその影響力というかパワーは
主演俳優なみでしたね。(笑)
メリルストリープの開脚ジャンプすげ~。
前夜祭のメイクのケバさに
「永遠に美しく」を思い出しちゃって
はがれる~~どうすんの~~って思っちゃいました。
(コラコラ)
このコメントといっしょに削除くださいませ。
>父親が3人いるという設定には疑問が残る。
「スリーメン&ベビー」という映画があって、親友3人組の男たちが美しい母親とベビーとの共同生活をする事になる…というお話なのですが、続編「スリーメン&リトルレディ」ではベビーが美しい娘に成長し、3人の男がそれぞれ母親を好きになり、最後にうち1人が彼女と結ばれる…という展開で、本作とよく似てます。多分ヒントになってるんじゃないかと想像いたします。
男2人だと三角関係のドロドロになるケースが多いのですが、男3人だと、なぜか美しい友情で結ばれるというパターンが多いようですよ。