あ、うんこ！くっそ～～♪
“かき氷を作る才能”とか“桃をもぐ才能”なんかよりも、貯金の才能が最も際立ってるんじゃないかと思える主人公佐藤鈴子（蒼井優）。アパート共同生活の失敗から人間不信に陥ったことや、自活することの証明みたいな要素もあったのだろうか。とにかく、100万円貯まったら次の見知らぬ土地へと移り住むという生活を繰り返すようになる。
海の家では若い男に誘われるがさらりとかわし、山の村では“桃娘”に選ばれたけど辞退してしまう。他人と関わりたくないから転々としているのに、彼女の周りはどうも関わりたくてしょうがない状況になってしまうようだ。
“自分探し”ではなくて、「むしろ自分を探したくない」と彼女は言う。しかし、生来の真面目さや必死で生きているように見えるところから、自分探しや運命の人と出会いたい本音の婉曲表現なのだろうと思われてしまう。鈴子が、普通の女の子に見えるが内なるパワーを秘めている雰囲気があることは、そのまま女優としての蒼井優の投影に他ならない。
監督のタナダユキは『赤い文化住宅の初子』のときにどん底人生の中学生を描いてましたが、今回は拘置所に入れられ、前科者のレッテルを貼られてしまう主人公。近所の人の目や親の態度とかも、最悪にまでは至ってないのだ。だけど、彼女の弟・拓也は成績は良いが極端なイジメられっ子。ヘタすると、姉以上にヤバい状況に陥りかねないほどなのだ。一切の人間関係を断ち切ろうとする鈴子でも、拓也との姉弟愛はあったようです。
絶妙な心理描写のある表情も多かったのですが、弟と手を繋ぐシーンと中島（森山未来）と手を繋ぐシーンがとてもよかった。自然に互いを求めるように手を触れる一瞬は、完全な人間不信ではないことを物語っている。
人づきあいも恋愛も不器用な学生時代を思い出させてくれる映画でもあったし、世の中悪い奴ばかりじゃないと教えてくれる温かい内容。さすがにオチの部分は、自分でもそうしたであろうと考えていたから驚きはなかったけど・・・タナダユキは男心も理解してるんだな～と改めて彼女の才能を認めてしまいました。
★★★★・
俺も百万円貯めたい・・・
“かき氷を作る才能”とか“桃をもぐ才能”なんかよりも、貯金の才能が最も際立ってるんじゃないかと思える主人公佐藤鈴子（蒼井優）。アパート共同生活の失敗から人間不信に陥ったことや、自活することの証明みたいな要素もあったのだろうか。とにかく、100万円貯まったら次の見知らぬ土地へと移り住むという生活を繰り返すようになる。
海の家では若い男に誘われるがさらりとかわし、山の村では“桃娘”に選ばれたけど辞退してしまう。他人と関わりたくないから転々としているのに、彼女の周りはどうも関わりたくてしょうがない状況になってしまうようだ。
“自分探し”ではなくて、「むしろ自分を探したくない」と彼女は言う。しかし、生来の真面目さや必死で生きているように見えるところから、自分探しや運命の人と出会いたい本音の婉曲表現なのだろうと思われてしまう。鈴子が、普通の女の子に見えるが内なるパワーを秘めている雰囲気があることは、そのまま女優としての蒼井優の投影に他ならない。
監督のタナダユキは『赤い文化住宅の初子』のときにどん底人生の中学生を描いてましたが、今回は拘置所に入れられ、前科者のレッテルを貼られてしまう主人公。近所の人の目や親の態度とかも、最悪にまでは至ってないのだ。だけど、彼女の弟・拓也は成績は良いが極端なイジメられっ子。ヘタすると、姉以上にヤバい状況に陥りかねないほどなのだ。一切の人間関係を断ち切ろうとする鈴子でも、拓也との姉弟愛はあったようです。
絶妙な心理描写のある表情も多かったのですが、弟と手を繋ぐシーンと中島（森山未来）と手を繋ぐシーンがとてもよかった。自然に互いを求めるように手を触れる一瞬は、完全な人間不信ではないことを物語っている。
人づきあいも恋愛も不器用な学生時代を思い出させてくれる映画でもあったし、世の中悪い奴ばかりじゃないと教えてくれる温かい内容。さすがにオチの部分は、自分でもそうしたであろうと考えていたから驚きはなかったけど・・・タナダユキは男心も理解してるんだな～と改めて彼女の才能を認めてしまいました。
★★★★・
俺も百万円貯めたい・・・
弟を保証人にするところが一番痛かった。
世の中、お金だけ有っても生活できないのではと 思ったりもしました。
姉さんより、弟が大変だと思いました。
不動産屋はすぐに電話で確かめていたけど、どうなっちゃったんでしょうかねぇ。なんとなく、保証金があるために渋々承知してしまったような気がします。
お金はあるにこしたことはないのですが、俺的には苦しい時に金を貸してくれる知り合いが一番重要（汗）
それにしても、弟だけでも物語が作れそうですね～
弟は両親にもその事実を告げず（たぶん）・・・考えたら、できた弟ですね～法律上は保証人にはなりえないんでしょうけど、やっぱり金の力なのかな。俺もしっかり貯金しなくては・・・
でも、不幸で、暗く、人間不信、無愛想なキャラは蒼井さんには向かない。
生の蒼井さんが目の前にいたら、あのプロポーション。無愛想でも、可愛くて、惚れてしまうし、周りがほっとかないのは当然だから。
いじめ、家族との確執、運の悪い人、幸の薄い人、不器用な人、コミュニケーション下手な人、人間不信の人。
そんな人々の内面の強さ、弱さ、葛藤、渇望を描く作品が多いタナダ監督。
客集めのミスキャストではないでしょうか。。
今作は、１人で生きるといったとき、経済的自立と精神的自立は違うし、誰かの世話になったり、巻き込まれたり、本当に１人でいきるの？支えは必要だよ？と伝えたいようですが、こんなに人がいるのに孤独というセリフは『クワイエットルームへようこそ』での蒼井さんのセリフのように、周囲を拒絶したりすれば、みんな自分のことに精一杯で、よほど魅力がなければ人は寄ってこない。
孤独になろうとしなくても孤独になる。
一般ピープルに、蒼井さんの外見はないわけで。
蒼井さんが演じることがさらにマイナスになっているように思う。
あなたにはどんな魅力がありますか？
取柄がありますか？
自分では気付いていない取り柄や、特技があるかも！セルフマネージメントの提案なら、美女はダメ。
美女は生まれながら得な人生なんです。
以前は妹にしたい女優no1と勝手に位置づけるほど、蒼井優信者だったkossyです。
出演作も増えて人気女優になってしまうと、だんだん興味も失せてしまってる状態なのですが、この映画ではまた彼女の良さを見せつけられました！
街角でちょっとすれ違っただけではオーラは感じないけど、しばらく喋ってると魅力が感じられるといった女性ではないでしょうか・・・
街角ですれ違っただけで、絶対に振り返ってますよ(笑)
『フラガール』のフラの特訓シーンの彼女に、色気を感じました。
『ハチクロ』のハグチャンのような恋愛ではなく、ドロドロでボロボロになる恋愛作品での演技が観たいです。
今回も恋愛シーンはありましたが、すぐ別れてしまいましたし…。
俺としてはまだ幼さを残していてほしい・・・そのうちそういったキャラにも出会うのでしょうけど、今はまだいい・・・不思議少女といった感じが好きなんです。
今年はどんな蒼井優に出会えるのかな～（完全におっさん目線）