Kota Yokoyama 『目指すはシャンゼリゼ! 』

SHIMANO Racing 横山航太のブログ

経済産業大臣旗南魚沼ロードレース

2018-10-08 09:20:16 | 日記

2月の沖縄で始まったJプロツアーも最終戦、
経済産業大臣旗南魚沼ロードを走ってきました。



チームの作戦としては上りに強い湊さん、消耗戦の得意な入部さんを中心に動くことを確認してスタート。


スタートしていきなり優勝候補マンセボ選手がアタックしていき、同じく優勝候補の増田選手が反応、2人で逃げだしその追走に中田が入っていく。


中田が入った追走は前2人に追いつき10人ほどになるも追走にいたメンバーもなかなかいいメンバーで危険な感じ。

上りで差が縮まったところで僕も単独でブリッジ。頂上より手前で逃げの尻尾を掴むことができブリッジ成功👌

更にその後に入部さんもブリッジしてきてシマノは3人となるもブリッツェンは4人、マトリックスは力のある外国人選手が3人となんとも絶対的不利ではないものの有利ではない感じ。


特にマンセボ選手は脚が有り余っているようで引いている時は長いのにめちゃくちゃ速い(笑)

メンバーもメンバーだしこのまま決まったか…ここからどうしよう…🤔
と考えていると集団は逃げに1人しか送り込めていなかったキナンが猛追していたようで吸収された。

吸収のタイミングでまたしてもマンセボ選手がアタックしていき4人の逃げに、まずいな…でもさっきのブリッジのツケでめちゃくちゃキツい…と思っていると湊さんが3人でブリッジしていき7人の逃げができた。


逃げはブリッツェン2人、マトリックス2人に対してシマノは1人、少々不利な状況。

このままだと集団は止まってしまうので集団にいるメンバーでコミュニケーションをとり逃げが崩壊した時に動けるようある程度タイム差をキープし逃げの湊さんも楽できる口実を作る為にも小山と中田にコントロールに入ってもらうことになった。




中盤に差し掛かり逃げからは1人遅れ、逃げにも疲れの色が見え始める中小山と中田は6人(積極的に回っているのは4人だが)に対して2人だけでタイム差1:20〜1:40ほどをキープするという素晴らしい仕事をしてくれた。
犠牲になってくれた2人の為にも少しでも上位でゴールしなければというプレッシャーを感じながら距離を消化していった。


後半に差し掛かる頃にブリッツェンの2人が逃げからドロップしてそれと同時にブリッツェンもコントロール入った。

程なくしてこれまでコントロールしてくれた小山中田の2人は力を使い果たして後退していった。
ここまで2人のおかげでだいぶ体力を温存できた。


そしてブリッツェンがエースの増田選手以外のアシスト総動員でかなり速いペースで引き続けるもタイム差が1:20からなかなか縮まっていかない。

マジかよ……

先頭も更に動きがあったようで先頭がマトリックスの2人だけになったよう。


最終周回に入る手前で逃げからドロップした湊さん含む2人を吸収しその上りでブリッツェンのアシスト陣が崩壊していったのをみて入部さんがアタック!
反応した増田選手をチェックする形で僕も飛び出す。ここの飛び出した直後が本当にキツかった😭

フィニッシュラインで差は1分、追いつくのは少し厳しいか……


上りきった直後に入部さんが再度アタックして増田選手に追走させるもここでキツすぎて千切れかけるもなんとか追いつく。
ここからは協調して諦めず前を追おうという話になり3人で全開ローテーション。

しかし下りの前のトンネル手前で差は45秒程、厳しい……

ここからは3位争いに切り替え。

上りに入ると牽制しながら距離を消化していく。

そのままラスト150mまで、ここからならフィニッシュまでもがききれると思ったので最後尾から思いっきりスプリントをして3位でした。


入部さんも4位に入りメインの頭を木村さんが取り6位、経産旗はチーム総合があるのでチーム総合は2位でした。


今回のレースはやはりと言うべきか過去にとんでもない実績を持つマンセボ選手が強すぎましたね…
ピークよりは多少衰えているとはいえ世界レベルの脚を見せつけられました。
今回は完敗でしたが競技をやっている以上少しでも近づけるように努力するのみです💪💪💪


僕は沖縄はない予定なので残りは大分、ジャパンカップでシーズン終了の予定です。

残り2レース集中していきます👍
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