今シーズン最後のjプロツアーである経済産業大臣旗ロード@群馬CSCを走ってきました。
コースはお馴染み群馬CSCを130キロちょっと。
うまく前に前に展開して、勝ち逃げに乗れればと思いスタートしました。
スタートしてすぐに主力チームが1人ずつ乗る9人逃げができ、シマノからは湊さんが入りました。
そこから一旦は集団は落ち着きタイム差も3分程に開いたものの、ジャンプしたい選手がいてアタックと牽制を繰り返した後に木村選手を含む6人ほどが抜け出し先頭集団にジャンプ成功、更には秋田選手含むメンバーも抜け出しジャンプ(これは後に先頭集団に追いついてから気づいた)、と行った具合になり先頭集団が14人になりました。
ここまで僕はメイン集団で動きには多少は対応していたものの、様子を見つつ対応していたため脚はだいぶフレッシュな状態。
残り半分を切ったくらいに先頭集団まで1分切ったくらいまでに詰まったところでキナン山本選手が心臓破りの坂でもがいて行ったので着いて行くと2人で抜け出すことに成功。
か〜なりキツかったが1周半ほどかけて前の先頭集団に追いつくことができた。
これで先頭集団は16名、そのうちシマノは4人で他の主力チームも多くて2人と言う数的有利な状況を作ることが出来ました。
タイム差も追いついた時は1分半くらいだったものの追いついたところでローテーションもうまく回り始め後も牽制があったのか最大タイム差2分40秒程に。
残り35キロ程で2分半程、逃げ切れるかどうか微妙なタイム差だが逃げも人数が多いし行けるだろう。
しかし、逃げ集団の中でも脚のばらつきが出てきて余裕のなさそうな選手もでてきた。
僕はと言うとブリッジで使った脚もだいぶ回復させることができ余裕がでてきた。
木村さんから
「数的有利を生かしてみんなで残り5周切ったあたりから攻撃しよう」
とコッソリ作戦を伝えられた。
そして作戦通り残り5周切ったあたりの心臓破りで木村さんがアタック!
それが潰されると湊さん、僕、と作戦通り代わる代わるアタックをかけていった。
それをして行くとやはり余裕がありそうなのは佐野選手、山本選手、岡選手あたりに見えた。
そしてラスト1周入る手前の心臓破りの坂で佐野選手、山本選手がもがいて行くのが見えたので僕もも全開でもがいて行くと佐野選手、山本選手、岡選手、僕の4人で抜け出せることが成功。
ホームストレートの登りで佐野選手がまたアタックをかけていき千切れかけるがなんとか追いつく。
下りのS字で下りの苦手な山本選手、佐野選手を千切ろうと下りを攻め、それに岡選手が便乗してくれるが勢い余って1番下の右コーナーで落車。
ここから3人になるがリフト坂を登り切ったあたりで木村さんが単独で追いついてきて「いけ!」とジェスチャーを送られ、この最終局面で数的有利を生かす絶好のチャンス、しかももしスプリントになれば木村さんが1番あると思ったので残る力を振り絞り心置き無くアタック。
全開で行ったが心臓破りの中腹くらいで佐野選手を先頭に物凄い勢いで抜かれ、僕は着ききれず単独で心臓破りの頂上を通過。
前に牽制が入り追いつくことを信じ続けて踏みましたが追いつくことはなく、スプリントで先行した木村選手を佐野選手が差し切ってガッツポーズをしている後ろ姿を見ながらのゴールになりました。
後で聞くと僕が最後単独でアタックしたのを佐野選手が1人で詰め切りそのまま心臓破りを凄まじい勢いでアタックしていったと言うのを聞きました。佐野選手が本当に強かったです。
完全に力負けでした。
しかし、僕自身調子は良かったので2週間後の沖縄に向けて更に調子上げられるように頑張ります!
↑団体総合は2位でした。ポイント差も少なかったしあと少しで経産旗が取れたと思うと悔しい…😅
ちなみに、このチャンピオンジャージを着れるのはこのレースで最後になるかと思います。(来年からはエリートなのできれず、沖縄はuciレースで着用できないため)
負けてしまいましたがこのジャージを着る最後のレースで良い走りができて良かったです。
明日からはまた沖縄に向けてトレーニング頑張ります💪
*写真はシクロワイアードからです