10月20日・21日は、「雪浦秋季大祭 雪浦くんち」。
この時期になると、夜の雪浦の集落には、しゃぎりの練習の音が響きます。
雪浦の熊野神社で、このように子供たちは練習を続けています。
どの子も真剣。低学年の子供がしめ太鼓をからい(背負い)、高学年の子供が叩きます。
結構な重さの太鼓です。動かないように、じっと我慢して太鼓をからいます。
そして、自分が高学年になり、太鼓を叩くころには、背中がリズムを覚えているのです。これぞ、雪浦の受け継がれる伝統です。
練習の合間の休憩は、低学年の子供も太鼓を叩いてみたり、寝っ転がってみたり、とても楽しそう。雪浦の子供は、みんな仲良しです。
大太鼓は二人。花形です。選ばれた中学生が叩きます。飛び跳ねながら潔く叩くのが、雪浦のしゃぎりの大太鼓の特徴です。
太鼓の叩き方やリズムなど、大人が子供にしっかりと教えていきます。
そして、雪浦で育った若者は大人になり、こうして笛を吹き、しめ太鼓を叩く子供たちを見守ります。
雪浦の伝統はこうして、はるか昔から、引き継がれてきているのです。
10月20日・21日の雪浦くんちは、このお宮の階段の上から始まります。
どうぞ、雪浦の真髄をごらんください。お楽しみに。
お下り:10月20日(土)午後1時 この階段の上の熊野神社から始まります。
お上り:10月21日(日)午前10時 雪浦の川沿いの下宮から始まります。
動画は、10月9日の練習風景です。本番には、もっともっとカッコいい太鼓に仕上がってきます。お楽しみに。
★雪浦くんちは、どなたでもご覧いただけます。大歓迎です。是非、ご覧ください。