1月31日は、西彼農村環境改善センターにて、西海市国際交流協会主催の「第3回さいかい国際人まつり」が開催されました。
今年で、2回目となります西海市内の中学生マレーシア交流事業の報告会から始まりました。
8日間、ホームステイをしながら、現地の学校に通い、授業に参加してきた8名の中学生。
不安いっぱいの毎日のなかで、現地のたくさんの方の優しさに支えられ、素晴らしい体験をしてきたようです。
感謝の気持ちを伝えられなくてもどかしかった・・・もっと英語を勉強して気持ちを伝えられるようになりたい・・・
子供たちの将来の夢や希望が、大きく膨らんでいました。
実は、私の娘も、1回目のマレーシア交流事業に参加させてもらっているのですが、共に助け合った8人の仲間は、特別な絆で結ばれたんだよ・・・と語っていました。
この事業は、海外での素晴らしい経験を子どもたちにさせてくれただけでなく、地域・学校を超えて、子ども達を結び付けてくれています。この事業が、これからも続いていくことを願います。
続きまして、元JICA青年海外協力隊事務局長の大塚正明さんの基調講演「人を育てる国際交流」
沢山の写真を交えながら、国際交流の必要性、青年海外協力隊の活動についてなど、とても分かりやすくお話をしていただきました。
協力隊って、実践的な技術や知識を伝える仕事と思っていたのですが・・・実際は、もっともっと深いところに意味はあり、目に見えない生きるために本当に大切なこと、信念をつらぬく生き様の種をまいていることを知りました。「一緒に生活して交流していく中から、本当に必要なものが見えてくる・・・」「国際関係が困難な時こそ協力隊は必要なんだ・・・」いくつもの言葉が心に残りました。ありがとうございました。
この後は、「世界の料理を味わう」。西海市内にお住いの海外の方が、各国の家庭料理を作ってくださいました。
タイ、カンボジア、メキシコ、フランス、中国、アメリカ、日本・・・・。
「本物の味を味わってほしい」と、それぞれの国の香辛料を使った、本格的なお料理でした。
どれもおいしくて、何回もおかわりしちゃいました。
お腹もいっぱいになったところで、黒川公子さんと教え子の子ども達による琴の演奏が始まりました。
黒川公子さんは、今は、東長崎にお住まいですが、大瀬戸町に住んでいたこともあるとのことでした。
世界各国の家庭料理をいただきながら、日本の文化を堪能
おなかも、こころも、ぽっかぽかになりました
中国の阿云艶(かうんえん)さんが美しい声で、中国の歌を歌ってくれました。
2回目までは大瀬町での開催でしたが、初めて西彼町で開催し、大変沢山の方にご来場いただきました。
まことにありがとうございました。
ちなみに、私も西海市国際交流協会の会員です。そして、今回の司会を務めさせていただきました。無事に終わって、ホッとしています
世界のお料理、とっても美味しかったんですよ
来年もお楽しみに
※ 翌2月1日の長崎新聞に掲載されました。