香竹日記

書道の奥深さを楽しんでいます

美容室 『スコルピオ 』

2020-10-26 22:37:25 | 日記
 20歳の頃からの大親友チーちゃんはお嬢さん育ちで、働くことなんてできるのかしら・・・? ってイメージでしたのに
バリバリの美容師だった彼とご縁があって結婚し、その後子育てしながらご夫婦で美容院を大きくし、大勢のスタッフに囲まれながら仕事をして来られました。

時を経て今は美容院を別の場所に建て、ご夫婦のペースで悠々とお仕事を続けていらっしゃいます。

そこは四季折々のお花に囲まれた素敵な環境で、私も髪のカット等で長い間お世話になっておりますが、
室内も珍しい植物に囲まれていて、今頃になりますと薪ストーブで暖をとり、穏やかな優しい空間で迎えてくれます。


アプローチからこんな感じ🌸🌸🌸🌸

   



階段を上がると、はいっ!私の刻字でのご案内

        



※ ここでちょっと、『 スコルピオ 』と『 萬 』についてのお話を

スコルピオ (Scorpio) → 蠍座のこと

萬 → 私の主人の会社名 → 万〇
「萬」という字は象形文字で、頭部に一対のハサミをもち、猛毒をもって、曲げて刺す尾のある蠍の形に象る。
新字体の「万」はもと別字ですが、古くから萬の略字として用いられた。

何故か名前が似ているだけで、もう嬉しいね (⋈◍>◡<◍)。✧♡



萬の甲骨文                             金文
 




さてさて、友達の美容院から通りに出て見上げると
ここにも富士山🗻
   

昨日(10月25日)の  夕暮れ時

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オオルリ 北麓公園にて

2020-05-06 21:28:17 | 日記
大切な友人宮子さん

彼女のお父上は第二次世界大戦終戦時の緊張した時代に、宮内庁で重要なお勤めをなされていらした方でした。その関係で彼女のお名前が宮子さんとのことです。

私の中では・・・文武天皇の妃であり、聖武天皇の母でもある 
藤原不比等の娘とされている絶世の美女➡藤原宮子 という歴史上のお方といつもダブってしまう素敵な宮子さん。
 
彼女はご主人とお二人で富士山の近くの大自然に抱かれてのんびりとお住まいです。

ご主人はプロの写真家で、日本で一流の仕事をなされていらっしゃいました。
現在のお住まいに移られましてもスタジオが完備されていて、以前私の愚作の撮影をお願いしましたが、その出来上がった写真を手にしたとき、一流とはこういう事かと大いに納得させられました。

又、ご主人に撮影をお願いするような作品を・・・と頑張ろうねコウチクさん。。



さて、そんな彼女から素敵な写真が送られてきました。
自粛ムードの中、朝の散歩の途中・・・冨士北麓公園にて、

瑠璃色しているからオオルリ? ラピスラズリの宝石の色でした


オオルリ


うわぁ こんな鳥の姿まで見せてくれる富士山の懐は素晴らしい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

可愛くて澄んでいる美しい鳴き声は、ネット上できいてみて♪


宮子さん、気が付いたこと何でもこれからも提供してくださいね
待っていま~す。




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内藤香石先生の思い出

2019-10-04 22:49:48 | 日記
内藤香石先生  昭和期の書家、篆刻家

生 年  明治41(1908)年2月26日
没 年  昭和61(1986)年7月21日
出身地  山梨県
本 名  内藤重雄
学 歴  立教大学卒
主な受賞歴  勲四等
経 歴  石井双石に学び、二度中国へ留学し文字学を研究する。
     戦後 毎日書道展運営委員、日展審査員などを務めた。
     日本刻字協会の設立に参画し、のち会長に就任、
     著書に「印章世界史」などがある。


 嘗て私が未だ書の初心者のころ(今から30年~40年も前の事)
ある先生の毎日賞受賞祝賀会の受付のお手伝いをさせてい頂いた思い出があります。
不思議なことになぜかその時のことはテレビ画面の様に思い出がよみがえるのです、

その祝賀会の大きなホテルの舞台上で内藤香石先生が祝辞をなさり、未だ新米の私は緊張して聞いておりました。

そう致しましたら寒鷗先生のお話をなさるのです、、、
「・・・寒鴎先生が書が上手なのは、漢詩を作っているからですいつも花鳥風月を愛でては、多くの本を読んでいるからです・・・」 と
その部分だけが今もわたしの脳裏から離れません。

単純で馬鹿な私ですから、 『なるほど 書の上達は漢詩と読書で頭の中を膨らませることか・・・』 と勝手に解釈し、それだけは続けようと心に決めたものです。。

そして今も、忙中に身を置いてはおりますが、詩情を呼び起こし何とか漢詩を・・・と続けています。



    


この内藤香石先生の色紙は1982年5月23日 「足達疇邨印譜出版記念祝賀会」 席上で幸運にも くじで大当たりして戴いたものです。
「徳如時雨」 ありがたいですね。。


      ・・・・・・・・・ 閑話休題 ・・・・・・・・・


 安藤豐邨先生が大学生の時、篆刻の大家であられた内藤香石先生に、
「篆刻や書が上達する秘訣は何でしょうか?」 とお尋ねになられましたしましたところ、先生曰く 「本を読みなさい」 ジャンルは何でも構わないから兎に角、たくさんの本を読めということでしたそうです、

安藤先生も それから40年余り経過した現在、
そう教えられました事が身に染みて理解できるようになった・・・とのことです。


さぁ、読書の秋! このよき機会に本に親しみましょう



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行不由径(こうふゆけい)

2019-05-23 22:03:31 | 日記

「行くに径(こみち)に由(よ)らず」

『論語』雍也第六の十四にある。

安易な近道を選ばずに、大道を一歩一歩着実に歩むこと。

近道はちょっとした変化の魅力をもっていても、小道はやがて行き詰まりがくる。

というような意味でしょうか。 

 最近我が師匠は、この言葉ばかりを折に触れ口にする、ご自分が尊敬なさっている諸橋轍次先生の座右の銘なのだそうです、

30年を超す膨大で緻密な作業を経て完成にこぎつけた大漢和辞典の編纂は、まさしく「行不由径」の人生そのものだったのでしょうね。 

 しかし、師匠とは有り難いものです、この言葉をメモ書きして私に渡してくださる。


孔子の故郷、曲阜には何度も旅しましたが、耳を澄ますと楷樹の間を渡る風の音が

聞こえてきそうです。

 

 

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ブログはじめます

2019-05-17 12:02:52 | 日記

令和元年5月天気晴れ ブログをはじめます

書道・漢詩・刻字・教室風景・・・・・など  気の向くままに書いていきます
新米ブロガーですが どうぞよろしくお願いいたします。


               T氏所蔵   香竹


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