香竹日記

書道の奥深さを楽しんでいます

第八回光晨書展ー2

2023-12-04 21:44:00 | 展覧会
今年も又出品できた我らの元気なところを
見て頂きましょう、よろしくお願いいたします。

先ずは三人のあねご達、
書道はいいですね年を重ねるごとに味わい深い線を表現できます。


山本さん                  飯島さん
 



望月さん                  お宝・硯
 




感謝                  春海先生・ろうけつ染     






雨宮さん                 蕙風さん
 



渓泉さん                   丹葉さん
 


青琴さん                   芦澤さん          
 



青風さん                   萌抄さん
 



裕子さん                     光波さん
 


紫雲さん                   紗羊さん                    
 



良宵さん                    翠篁さん
 



桃丘さん                 冬青さん
   




高校生の皆さん・エネルギーが溢れています
陽春さん 涼カさん 由布さん 陽南さん 颯希さん 愛梨さん
 




                     ーつづくー

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第八回光晨書展ー1

2023-12-03 20:50:20 | 展覧会
令和5年10月27日(金)~29日(日) 第八回光晨書展
書・刻字作品


今回は第71回富士吉田市文化祭参加行事としても仲間に入れて頂きました、この時期は暑くもなく寒くもなく毎年この時期にお願いしたいです。


しかし、よくぞ8回展迄続きましたね、参加者の愛を感じる展覧会となりました。

又今回もいつもの様に、男手が応援に来てくれました。


七不思議でどうしても解けない謎なんですけど、、、
私の大人の部の生徒さんは全員女性です。
書道教室を始めて既に30数年になるのに、未だに男性の生徒はいません???


子供は男の子達で大賑わい(書道は静かにしています)なのに
ああああああ不思議フシギ・・・

というわけで、メンバーのご主人さん達、
大会社をお休みしてきてくださいました。
白〇さん家はお父さん、お兄さんも 脚立 持参で駆けつけてくださいました。

有難くて身体が熱くなります。。。
感謝の気持ちで溢れます。。。


いわゆる陳列業者不在のままなのに、皆さん手際よくスムーズに作業が進み予定通り12時前には立派な展覧会がオープンできました。



では、今年の毎日書道展毎日賞受賞作品
白英さんおめでとう!!
     


濃紺をバックに金箔の光る作品
北魏時代の楷書の調子を大胆な鑿のタッチで表現し、隅々まで冴えわたっています。
鑿を入れるとき、躊躇なく思い切る若さが漲って魅力となっています。頑張ってね



                  




                          ーつづくー
                        
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「中山王サク方壺」の全臨

2023-10-24 20:29:04 | 展覧会
第10回書縁會展の記念展に一度は挑戦してみたいと思っていた『中山王サク方壺』の全臨を出品することに致しました。


その作品は令和5年4月上野公園内の東京都美術館にて発表し、
又同じ作品を地元富士吉田市にて、自分達で立ち上げた光晨書展に持ち込みます。

我らがメンバーも同様に東京で発表した作品を、地元でも再度陳列しています。

折角、多くの努力と情熱を込めて出来上がる作品なので、是非とも身近な地元の方々にも見て頂こう・・・と立ち上がり、
多忙を極めている日常から、複雑極まりない 多くの幸せな作業 を引き受けて光晨書展を開催する迄に至るわけです。

勿論、今回の富士吉田での展覧会のためにも新しい作品を、
各自がぎりぎりまで頑張って産み出し、
恥ずかしさは置いといて、陳列させていただきます💪


どうぞ、気楽な気持ちで会場までお運び頂けましたら幸いです🙇



『中山王サク方壺』について

先ずはどのような器であるか画像をどうぞ




中国の古代、つまり戦争が頻繁に行われていた戦国時代(前475年~前221年)には、一部の小国が勢力強大な 秦・斉・楚・燕・趙・魏・韓 などの戦国の七雄にあいついで併合されていきました。


そして、この他に燕・趙・斉 の三つの国の間に独立して中山国という国が有りました。

中山国は、もと中国の白狄(ハクテキ)人が春秋戦国時代に建てた遊牧民のものであったと言われ不明な点も多いのですが、
1974年から平山県の三汲人民公社一帯で、大規模な考古学的な調査発掘を行った結果、美術品が多数出土したことで有名な国となったのです。


この時、発見された中の一つが中山王サク方壺』であります。


※ 大きさは、高さ63cm、直径35cm、
四面の腹部に毎面10行、計450字の刻銘があり、
中山国王の代々の継承、相邦(宰相)が王を補佐し燕を討った功績などが記されています。


同時に当時の酒も保存されていたと言う話は有名ですが、まさに驚愕です!!


この器には、ある種の装飾性を帯びた文字が、均等の大きさ、幅、字間・字幅も均等に保ち整然と並んでいて、


背の高い細線の文字は、曲線と直線を絶妙なバランスで交え、鋭く針の様な線です。

型をつくり青銅を流し込むことで作られた西周の金文とは違い、
銅器に直接鋭利な刃物で刻したように思われます。

興亡の歴史こそ文字の歴史でもあり、歴史の中核にはならず消えていった文字達にも大きな魅力を覚えることもあります。

呪術性を帯びたようで少し奇妙で奔放なこの文字達が、
私には愛おしくてたまりません。


これらの文字達をずっと見つめていますと、遊牧民であったとされる中山国の古代人の息吹が感じられ、かつて一帯を駆け巡っていた様を偲ばずにはいられません。。


実は私は、「日中友好自詠詩書展」にて中国 石家庄市を訪問する大チャンスに恵まれていました。


そこは西部には山また山が連なる山岳地帯、東部は起伏の多い丘陵地帯、中間には川が滔々と流れ、山河の麗しい風景の絵の様なところで、博物館にて壺が四角いガラスケースに収まっているのに出会いました。

そこでは壺の周りを四方回って飽きることなく眺めていたりして、
その時のことは今でも鮮明に思い出せるのです。


もっとその辺に泊まってのんびりしたかったなぁと懐かしんではみますが、今となっては遠くに感じてしまっています。。



さてさて作品に仕上げるまでには試行錯誤を繰り返し、三×六尺の用紙を購入、構想から約半年ほどがかかりました。

壺のとっての箇所に大きな空白が出てしまいその処理について、またまた考え込みましたが、、、

何故かその時、偶々オークションに出品されていた中島先生の9センチ角の印に出会い、コレダ!と直感で競り落とし、なんとかまとめてみました。

不思議なことに、その後二度と大きな雅印に出会うようなチャンスには遭遇しません・・・う~ん☆☆☆


どんな作品にも各々思い出とドラマがあるものなのでしょう(⋈◍>◡<◍)。✧♡


私の書の道はまだまだ、未熟・半熟ですが・・・
有難いことに、いつも仲間たちがいてくれるので、楽しみながら歩いていけます💪💪💪(^^♪




参考文献
※ 中山王国文物展 編集:東京国立博物館 他


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第十回書縁會展開催

2023-04-08 21:10:44 | 展覧会



会期:令和5年4月10日(月)~16日(日)  ※会期中休館なし
   9時30分~17時30分(最終日は14時30分迄)
   入場は閉場の30分前迄

会場:東京都美術館1階第一展示室
   東京都台東区上野公園8ー36
   電話 03ー3823ー6921

特別展示:雲峰山摩崖碑拓数種
            碑鄭羲下碑
      論經書詩他


出来るだけ多くの方に見に来ていただきたくご案内いたします。




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第41回日本刻字展

2023-02-23 16:57:39 | 展覧会
第41回日本刻字展開催

日時:令和5年1月20日~1月26日
場所:東京都美術館

快挙!我が晨光社の采香さんの作品がこの度の 第41回日本刻字大賞 に選ばれました!!

これがなんと、歴史に残ることなのです。

今まで行草の作品は何故か、なかなか大きな賞には恵まれませんでしたが、
彼女の長年の努力が熟してこの度、大賞受賞の運びとなりました。

良かったですね  おめでとうございます💐

作品は、今年秋10月開催予定の光晨書道展で皆さんの作品と一緒に一斉に紹介させて頂きたいと計画中。




第41回日本刻字展 展覧会風景
安藤豐邨先生作品「汲古」            
刻字作品            書作品
 




文部科学大臣賞受賞 高木松閣先生作品
刻字作品・書作品  「釜中生魚」



高木さん文部科学大臣賞受賞おめでとうございます🙌

健康に留意されて今後ともいい作品を発表してください
楽しみにしております。

今年令和5年は授賞式にも多くの方々が集まり、盛大に執り行われました。 謝謝



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