香竹日記

書道の奥深さを楽しんでいます

安藤尤京先生『同時個展ー銀座に舞う墨の華』開催

2023-02-23 09:56:37 | 作家の個展
安藤尤京先生第一回個展開催おめでとうございます💐
皆さんもどうぞごゆっくりご覧になってください。

会期:1月5日~8日
場所:銀座ギャラリーあづま1階 ※ 銀座シックスのすぐ近く


       




尤京先生らしさが表れている刻字作品「不羞學」





刻字にする前に書を、トレーシングペーパーを使いソウコウをとりますが、
この時の細かい作業が、感性、かなりの能力を駆使し、
如何に手を抜かないかで、
この先の作品の出来不出来が決まってきます。
 




◎ 甲骨文字は、古代中国の殷王朝期において占い用いられた亀の甲羅(腹側)や、牛の肩甲骨に刻まれた文字です。
紀元前1300 年~1100年頃のもので、
王の行動や政治、自然現象に関する占いについて記しています。


その甲骨文字をリアルに骨に刻字した作品


ネットで骨をゲットしたそうです。(その発想に先ず驚愕!)


「白龍魚服」

   


素材の板目を生かして群青色が冴えてる作品「白髪三千丈」



終始にぎわって緊張の中にも楽しい雰囲気の会場風景




今後の活躍をお祈りしております
頑張ってください(⋈◍>◡<◍)。✧♡



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墨輪会有志による『同時個展ー銀座に舞う墨の華』開催

2023-02-22 22:16:26 | 作家の個展
今年は何故か忙しくて、、、

今頃になって漸くいろんなことを纏めてみたい気持ちになりました。(記録を兼ねて)
最近はいい時間が過ぎているっていう流れの中に自分がいるような気持ちでいます。


 さて、毎日書道展の中堅、若手書家が集う 『墨輪会 』が実に15会場を使って
今年の正月に『同時個展ー銀座に舞う墨の華』を開催されました。

   
       

           

 そして、我らが書縁會若手の旗手安藤尤京先生がこのメンバーのひとりで、
1月5日~8日銀座ギャラリーあづまにて(銀座シックスのすぐ近く)
初めての個展を開催されたのです。
 ※ 次の回にその時の個展の模様を書かせて頂きます。


 1月8日(日)朝、我が教室の生徒の芦〇さんと二人で秋葉原のホテルを出て 先ずは有楽町駅前の交通会館会場から、、、


早速 書壇院の根本さんがお声をかけてくださいました、
昨夜 交通会館での懇親会でお会いして、
コロナ迄、北川博邦先生の勉強会に通っていた時以来だったので、親しくお話が弾んだところでした。

彼女らしい悠々とした懐抱のひろい隷書の大作が2点、若々しくて好感が持て、頑張っている様子が窺えてとても良かったです。
書壇院の先生方の作品は、懐かしさ的感情が芽生えますが、何故でしょうか・・・ いいですね~


交通会館の中でも何人かの個展を拝見し
外に出て、又、何件か見て、


銀座大黒屋ギャラリー6階 川本大幽先生の個展会場へ
かなりレベルが高く、作品のひとつひとつの完成度がすばらしく、書に真正面から向き合って気を抜くことなく仕上がっていらっしゃいました。
会場にいると心地よく、空気が穏やかで素晴らしかったです。

※ それに引き換え自分の書への態度のイマイチさが大いに反省させられ胸に迫ってくるものがあり、有難かったです。(刺激大なり)

彼からはそうした無言の気高さが感じとれました。


そして、同じ銀座大黒屋ギャラリーの7階での桟敷東煌先生会場へ


次は、そこからちょっと離れた銀座アートホールの金子大蔵先生会場へ
先生のところは受付からして大賑わい、流石は大御所さんです。

人、人、人・・・で賑やかなことと、作品の華やかさとで
存在感、カッコ良さが、凄みになっておりました。


しかし、ここまでくると疲れてしまい、バラエティーに富んだ個展群に圧倒された感が・・・・・( ^)o(^ )


あとは、会場で戴いた作品集をゆっくり拝見させていただくとしましょう。




ー安藤尤京先生個展紹介につづくー

        


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丹羽先生個展→良寛の五合庵へ

2019-09-02 17:28:48 | 作家の個展
令和元年(2019年)8月29日(木曜日)

10:30
「焚くほどは 風がもてくる落葉かな」

良寛直筆の、この落葉の句碑が五合庵のそばに建てられております。
五合庵は良寛が玉島より帰国してしばらく転々とした後、文化元年、良寛47歳頃から文化13年までの最盛期を過ごした草庵であります

五合庵の名は国上寺の客僧萬元が貫主良長の扶養を受け、毎日粗米五合を寄せて頭陀の労を援けたことによって名づけられました。
現在の堂宇は良寛在庵時のままではなく、大正3年の再建になっております。

白木造藁葺、間口2間、奥行9尺、面積4.5坪

句碑                      五合庵
  

こんな淋しい場所には、なかなか人が訪れることは無かったことでしょうか。。

五合庵からすぐの 通り道に吊り橋が



さて、「和島」では 
良寛が70歳ごろに、30歳ぐらいの色白で美人の貞心尼の、二人は出会いました。 そしてそこでは歌を詠み交わしたり、書いたりと心通う師弟関係が何年間か続いておりました。

人目を憚ることなく、手を携えて野で花を摘み、満月の夜、月を眺めながら語り明かし、又ある時は子供の様に手毬をついて戯れる・・・・・・そんな姿があったかもしれない・・・・・・・。

さて、私は今まで漠然とですが、良寛の辞世の句として
「散る桜 残る桜も 散る桜」 なのかと思っておりましたが、実はこれには確証がないようです。

「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」 こちらの句が実は辞世の句だそうで、現在 円通寺には、この句碑が有ります。


そんなこんなのお陰様で、丹羽先生個展の旅も後は寺泊での海鮮ランチとお土産を送ることだけで帰路に就くことになりました。
では今回の旅の締めくくりにひとこと

『 作家は作品がものを言う 』     
                     


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丹羽芝水先生個展会場へ

2019-09-02 14:58:06 | 作家の個展
令和元年(2019年)8月29日(木曜日)

9:00 弥彦の丘美術館へ

入口                                     丹羽芝水先生ご挨拶
      


          
会場内部(作品は撮影禁止)         コーヒーを入れてくださいました
  


グレーのマットにプラチナ箔 いいですねぇ💛


なだらかな丘、静かな森にひっそりと佇む美術館
そこまで出掛けなければ出会えない 作品群
いわんや  丹羽芝水先生そのものが  自然の中の精霊の様に ♪   ♬ 🎶
自由に遊んでいました

※先生の作品を前にしてゴタゴタした理屈は 必要ないような気がしました  黙って感じていろ  ってことですね

以前、寒鷗先生のそばでお手伝いをしていた時
刻字展に出品する作品が寒鷗先生の会だけで 500~600点も集まって来る時代に 
先生が 『丹羽さんの作品を開けるのが  凄く楽しみなんだ・・・』 
とおっしゃっていた事を懐かしく思い起こしました。

丹羽先生と同じ会で学べている縁に感謝したいと思います。 
先生!!  この調子でいつまでも

        
良寛の住んでいた五合庵へ            つづく


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丹羽芝水先生個展見学前夜 (弥彦の旅館にて) 

2019-09-02 11:09:10 | 作家の個展
令和元年(2019年)8月28日(水曜日)

18:10弥彦の温泉旅館「みのや」にて丹羽先生を囲んで個展を祝う小宴会スタート

参加者:丹羽芝水先生・安藤豐邨先生・初見太清先生・渡邉大壑さん・萱沼香竹

刻一刻会から 横山朋子さん・小林青楓さん・矢尾板素子さん・古澤さん・和田さん
尚、刻一刻会のメンバーは全員が現役高校の教師、講師の方々で、みなさん揃って強者揃い。

皆さんの興が 程よくのってきたころ・・・・・・安藤先生が出発前に神田栄豊斎でひっそり購入していた画帖を広げて(誰も知らなかったです)・・・嘗て文人がしていた風雅な遊びを 祝いの気持ちをを込めて始めました。。

画帖仕上がり                            安藤先生・・・不由径(論語より)
    

初見先生                                   香竹・・・無為(老子語・無為自然より)
    

横山さん+大壑さん(^^♪               小林さん・・・(仮名作品)
     

矢尾板さん                                和田さん・・・大学で野中先生に学んだ
    


皆さん凄い凄いですーw 予告も無しにいきなりなのに・・・・・・
書いている姿に見とれて写真を撮れなかった先生ごめんなさい🙇

こうして、いつまでも芸術談義を(?) 交わして弥彦の夜は更けていきました  🍶 🍷 

         

皆さんお忙しいのに 県内のあちこちからお集まり頂きありがとうございました。

いよいよ明日は個展会場へ♡  つづく




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