香竹日記

書道の奥深さを楽しんでいます

第23回論古社選抜展

2022-08-26 20:43:54 | 展覧会
令和4年8月23日(火)~28日(日)
愛知県名古屋市民ギャラリーにて
第23回論古社選抜展


安藤豐邨先生門下生の論古社にて師範以上のメンバーによる展覧会が開催中です。
今年のテーマは『 風 』会員の多くは漢詩を学んでいるので自詠詩での作品も出品されています。


そこで、昨日の毎日新聞夕刊に私の作品が豐邨先生と一緒に出ましたので紹介させて頂きます、書風は現在学び中の『 石門頌 』の調子で。






  早 秋
連日炎威漸漸収
雷霆一過断雲流
清風軽度芙峰麓
禾穂如波已早秋

連日の炎威も 漸く収まり
雷霆一過 断雲ながれる
清らかな風が 富士山の麓に吹き渡り
ススキが波の様に揺れて ここは既に早秋ですよ 

※ 炎威:夏の燃えるような暑さ
※ 雷霆:雷のとどろき、それに伴う雨




たぶん今頃の名古屋は熱いでしょうね
こちら富士北麓の今夜は夏の終わりを告げる、『 日本三奇祭の一つ火祭り』で大いに賑わっています🔥🔥🔥

※ コロナコロナで三年ぶりの開催となり、道路の両側には子供たちが待ちかねていた露店も出たり、久し振りのお祭りに気持ちも高揚しています⤴⤴


夕方になるとなんとも気持ちのいい涼しい風、、、
そのうち窓辺では虫の音が🎵
明日は神輿が出て『 ススキ祭り 』


せめてこちらの涼しい風を、展覧会場に送りたい・・・^
という気持ちを込めて、今回はこの自詠の漢詩で作品を仕上げました。




追: 昨日、東京で日本刻字協会の会議があり、富士山駅から高速バスにて東京駅まで特急でGO🚌

その時、思わずカメラを向けていました、今夜の祭りを待つばかりの松明 🔥






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第七回光晨書展ご報告ー5 お礼

2022-08-22 18:32:49 | 展覧会
ひとり 自分との対話の中で、あーでもない、う~んどうしようか・・・
詩と辞典&字典との孤独な時間・・・

墨を磨り筆を執る・・・徐々に集中力が増してきて、静かな(激しい)時間が流れる。。

と、こんな風に書道&刻字に取り組んでいる事がほとんどですが、

年に一度、自分たちの展覧会を開催することを決めて、煩わしいかもしれないチームワークをも発揮することになった訳です💪


個性の塊の集まりがひとつの目的に向かって協力し合う💪💪
これまた、書とは違ったすばらしい人生の学びの場になろうとは(ちょっとオーバー?)


たった3日間ではありますが、本当に多くの方々が会場までお運びくださり応援してくださいます🚩
その、おひとり おひとりに 感謝の気持ちでいっぱいなのに、実際はバタバタしているうちに終わってしまっている感じがして、
失礼の節は是非ともご容赦を お願いいたします。。


では会場風景のほんの一コマを



         





      


 

東京教室からも4名 いらしゃい♡      TV取材を受けたり
 


                  
静岡の富士市から先輩が、お弟子さん達と一緒にいらしてくださいました。
あぁ有り難いです。。


市の文化協会々長先生も昨年に引き続きおいでくださり、
お医者さんで気功の先生でもあって、私達皆に気を入れたり、オーラのチェックをしてくださったり、、、
いきなり私に『あんたは何のために書道をしているの?』 と直球な質問がとんできたり、、、
なんとも楽しい時間が訪れ。。


若手で非常に熱心な書道仲間が来て、これまたなんとも楽しい書道談義になったり。。


市会議員のYさん、ご多忙の中をいつも奥さんと一緒で、ちょっとした会話の中に貴重なニュースがあったり。。

市内の書道の大先生、仲間、友人、知人、親戚、、、


とても記録しきれませんが、田舎の展覧会と侮るまじきことよ、貴重な体験ばかりでした、すべての皆さんに感謝 
(⋈◍>◡<◍)。✧♡



最後に、出品者の皆さんお疲れさまでした。
1年は早くて短いものですよね、益々磨きをかけて又前進しましょう。よろしくお願いいたします (^^♪



                       ー第七回光晨書展・完ー
 


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第七回光晨書展ご報告ー4

2022-08-22 17:19:58 | 展覧会
富士北麓の大自然からそのままの精気を、会場に運んでくれる爽やかな野草たち
今年も展覧会場で作品と一緒に楽しませてくれました。

毎回お世話になっている幼馴染のKさん、彼女は何日も前から計画し、ジャストタイミングで会場に添えてくださいます。

勿論、花器・敷物の布など・トータルで揃えてくださいます。
そんな彼女の心意気には会員一同感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとう💛

では説明は要りませんね、素朴な風情をどうぞご覧ください。




 




私の子供の頃にはどこでも見られた 「蛍袋」 
花瓶敷はKさんの手作り
 





 





  



               
Kさんの愛情の深さが感じ取れたらいいね

※ 彼女は花瓶敷を60枚も作って、来場者にプレゼントしてくださいました。謝々💛


                     ーつづくー


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第七回光晨書展ご報告ー3

2022-08-21 10:57:24 | 展覧会
残暑お見舞い申しあげます

第10回書縁會展に向けての我が晨光社作品準備で脳が忙しく、間延びしてしまいましたが、自分たちの展覧会のご報告というよりも
記録を残したいと思いつづらせていただきました。

晨光社メンバー作品群 一部の紹介のみですが


   
香竹

 
                                         
土屋先生 ろうけつ染            
 



采香さん




渓泉さん             青琴さん
                 



萌抄さん                              



青風さん


紫雲さん             蕙風さん        
 



丹葉さん            
 



栖龍さん                                           




光波さん             桃丘さん
   



白英さん             良宵さん      
 




冬青さん             翠篁さん
   
 


                  
紗羊さん・初出品            玲奈さん・初出品
  

 

丹葉さん             良宵さん
                




順不同
作品が載っていない方はごめんなさい
何かの手違いで、別に意味はありません m(__)m


更に、自分と対話しながら向上するべし (⋈◍>◡<◍)。✧♡



                    ーつづくー




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第七回光晨書展ご報告ー2

2022-07-13 15:40:42 | 展覧会
毎回特別出品して頂いている

安藤豐邨先生作品


『如在陶然図画中』

安藤豐邨先生著書
「千里光風」第四集 詩・書・篆刻・刻字 より

須古屯崎西北風
来茲日本國終窮
回看海馬島聯昊
如在陶然図画中

※ 結句を数千年前の金文にて大きく表現されています。


須古屯崎は 西北の風
茲に来たりて日本國の終わりに窮まれり
回看すれば 海馬の島 昊に連なり
陶然として 図画の中にあるが如し


※利尻礼文サロベツ国立公園
  礼文島スコトン岬に旅して作詩なされた作品です。


 
             ーつづくー
   

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