香竹日記

書道の奥深さを楽しんでいます

冨士山積雪🗻

2021-10-21 11:29:05 | 富士山
令和3年10月20日
「おはようございます、寒くなりましたね・・・」
どなたにお会いしてもこんな挨拶の今日

やっぱり冨士山はいきなりの積雪、まさに一夜にして『白いピラミット』の出現となりました。


遠景で捉えて見ても(Kさん提供)





わが家の近くから見ても


何時でもそこには霊峰冨士の姿が在ります💛

昨日までの富士山にはほぼ雪が無かったのに、いきなり来ました深秋🍂
暑い暑いと言っていたのが途端にストーブ、こたつ、毛布、ほうとう・・・




気持ちの良い空気を吸い込みながら近所で見つけました『 秋 』



これから冨士北麓地方は一気に冬に向かいます


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令和3年 今年のお盆花

2021-08-21 10:14:45 | 富士山
著名な文化人 徳富蘆花 の小説「富士」の一節に

”  急勾配の裾野は女郎花、桔梗、撫子、われもこう、あざみなど露しげき青がや露しの波にうき出て、秋草の色の濃くあざやかさ、駒子(蘆花の妻)は『あっ、まあ、あれ、などと馬上にさけび・・・』  ”

と言うような個所が有りますが、丁度こんな季節にご夫婦で富士登山に出かけられた様子を窺い知ること叶います。。


※  自己流解釈

徳富蘆花が二度目に富士登山したのは妻と姪と一緒で、吉田口から、
明治38年(1905) 8月4日 下にある写真のような夏の日のことでした。

裾野は朝、露をいっぱい含んだ一面の青がや(萱・ススキ)の波の上に、女郎花、桔梗、撫子、われもこう、あざみなどの秋草が・・・濃くあざやかさに浮き出て咲き、
思わず感嘆の声をあげてしまう・・・

馬上で見るとなおさらに視野が広がり
耳を澄ますと、その時に感動して思わずあげた声が聞こえて来るようです 🐎



北富士演習場内から見る早朝の富士山 






今年もやってまいりましたお盆さん (もう過ぎてしまいましたがw)
この地方では、ご先祖様に富士山の花をお供えする習わしがあります

8月11日(水曜日) わが家のNさんは、頼りになるお仲間と朝5時集合で、自衛隊の北富士演習場に立ち入って(今日は演習はお休み日なので大丈夫です)お盆花採りに出かけました。

※ 因みに富士北麓の市町村の住民には入会権が有るので、決められた立ち入り日には安全を確保して、昔から山菜やお花を採りに北富士演習場内に立ち入ることが出来ます🗻


結果、抱えきれないほどのお花を持って帰宅🏠
偶々、家の前を通った方で『 いいですね~お盆花ですか~? 』
とお声をかけてくださった方には、何人かおすそ分けもできました🌸
嬉しいですね (⋈◍>◡<◍)。✧♡



フジバカマ、吾亦紅、尾花(ススキ)、桔梗、女郎花、男郎花・・・
  


月江寺の我が〇〇家の墓地にも颯爽と初秋の気配を持参し
感謝を込めてお参りできました。



富士山は多くの文人に愛されていたんですね
小説、短歌、漢詩・・・いろいろ有ります。

折々に紹介出来たらと思っておりますが。。。🖌 



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富士桜 ・令和3年

2021-04-26 22:24:23 | 富士山
令和3年4月24日(土曜日)
今年もこの季節がやって来ました

もう咲いたかな? 今年はソメイヨシノが例年の10日も早く満開を迎えたので富士桜も早いぞー🌸🌸🌸  

ということはわかりきってはいましたが


実は、上野の東京都美術館で5月4日~10日に開催予定だった
『第八回書縁會展』(書道と刻字の展覧会)がコロナ禍で突然中止となり、


先にご案内をしていた各方面の書家の先生方、評論家の先生方、業界の方々・・・等々に 今度は中止のお知らせを出したり、

美術館等の中止手続きをしたりと、
あれこれ雑務に追われてしまい、気になっていたお花に会いに行くタイミングがずれてしまっていました。


※ 因みに、展覧会に出品した皆さんの力作は記念に作品集を作成し
お手元に配られる事となりました。

今頃は、豊田市にお住いの書縁會会長 安藤豐邨先生が業者を決めたりと、準備に取り掛かってくださっておられると思います。
降ってわいた大変な作業ですが、それはそれと致しまして、
待っている会員にとりましてはワクワクと気分も上がるものですね 

楽しみに待っております (⋈◍>◡<◍)。✧♡

(こんなことなら、もっともっと書き込んでおくんだった・・・と私は反省 (~_~;) )




さてさて、なにはともあれ今年は今年の富士桜を見ないことには、花の精に申し訳ないね・・・


という訳で今朝は早起きして遂に行ってきました 🚙


は~い 中の茶屋に到着
やっぱりぃーまぁまぁですが  葉桜 って感じに近いかな・・・
チョットショック な気分でしたが


おやっ 付近に眼をやると滝沢林道のゲートが開いているではありませんか☆



失礼して上って行くと🚙 うわぁっ・・・いきなりキマシタ
   
下を向いて咲くこの可憐な姿に別名「乙女桜」とも呼ばれています




新緑の唐松の林を縫う様に林道の両側にどんどん続きます 
   




やがて視界が開けると 目の前に富士山・・・近くて圧倒されそう
  

  



冨士の懐に抱かれて静寂さを満喫していましたら、いきなり近くで
どどどどーーん 

あれ! ここは北富士演習場内でしたか???
確かに実弾演習の音。
未だ朝の7時過ぎたばかりだというのに、、、 
キャー 退散タイサン 🚙
 




せっかくなので、 茶屋付近の葉桜さんも載せておきます
これはこれで新緑がなんとも爽やかですww
 





この桜シリーズは、「日本人と漢詩・芳野三絶」へと続きます



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冨士北麓・我が街のソメイヨシノ

2021-04-24 22:40:23 | 富士山
令和3年4月7日 
春を収めようと携帯片手にちょっとそこまで 🚙


東京の開花宣言を耳にしてから
あっという間に富士北麓のわが街も桜に埋まってしまいました。

例年ですと4月15日頃ですのに
私史上初の早い開花で
市内の入学式に合わせたかの如く
満開の桜のもとで、丁度 ピカピカの一年生 (^^♪ となりました。



では、あまり有名でない地味なところを写真に収めましたので、行く春を惜しみながらしばし目の保養を・・・



大明見河川公園 何処までも続く花のトンネル
  


大明見河川公園 釣り人→ 桂川の清流で釣り上げてました
 






孝徳公園入口 椿・桃・桜・・・他
 
   

 
孝徳公園入口 手入れの行き届いた広場






農村公園 土手の枯れ草を燃やしています


 

 
農村公園 近づいても逃げもしないキジが数羽
 




農村公園 冨士と桜 ここは紛れもない日本 
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如月(きさらぎ)

2021-02-01 19:57:37 | 富士山
古来、日本では2月の事を如月(きさらぎ)と風流な呼び方で親しまれておりました。
如月の由来は有力な説として「衣更着」厳しい寒さに備え重ね着をする季節、衣を更に重ねるという意味があり、

他にも、陽気が更に来る月だから「気更来」

春に向けて草木が生えはじめるから「生更木」 と諸説あるそうです。

そして明治6年陰暦から陽暦が採用された現在でも、和風に如月と呼ばれることが定着されています。


本日は陰暦で月の第一日目を現す「朔(さく)」なので
わが家の習慣のひとつ、早朝から地域の氏神様(富士山下宮小室浅間神社)へのお参りに行って来ました。

なんとなく真冬は峠を越したかな・・・と思わせるような一日です。

10時35分の冨士山 あら笠雲ですね
      



16時ごろの冨士山  二重になった笠雲
       
写真提供は2枚とも友人Kさん (^^♪


はいはい、やっぱり笠雲の後は雨、、、で、今夜は降り出しました☂

この時期に雨はないでしょう と思いたいのですが雪ではなさそうだ。。

明日 2月2日は節分 
2日の節分は1897年(明治30年) 2月2日以来124年ぶりだそうです。

自粛ジシュクでじっといい子にしているうちにもうすぐ立春

私はじっとしていても、世の中の方は凄まじい勢いで変化し始めている気配


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