ちょっと用件があって"The Pragmatic Programmer: From Journeyman to Master"(1999)の一節を読んでいた。
この本はソフトウェア工学の基本文献とされていたと思うが、実は通して読んだことがない。するとこんな言葉が目に入る。
「代替案を提示せよ、みっともない言い訳はするな」という感じだろうか。
カジュアルに訳すと「出来ない、なかなか上手くいかない、ぶっ壊れている等と誰かに訴える前に、自分自身に尋ねてみる。モニターの上に載っているアヒルちゃんに話してみよう、猫でもいい。その言い訳は合理的だろうか、それともアホみたいだろうか。ボスが聞いたら何と言うだろう」みたいな。
自分で言ってて馬鹿らしくならないか、だったらテメーが悪いんだよ、と言っているのだろう。ごもっともである。最近では、本来責任ある立場の人のみっともない言い訳ばかり聞かされているような気がする。
所謂"Rubber Duck Debugging"が登場するのはこれよりずっと後の章だが、ここで早くもアヒルちゃんの重要性が示唆されているのは大変興味深いナ。
職場の机の上にアヒルちゃんはいないので、デバッグ中はいつも脳内で対話している。で、対話の相手を誰にするかが問題になるわけだが、艦娘なら初風あたりが適任のような気がする。泣き言に関しては冷たくあしらいつつも「ふんふん」と話だけは聞いてくれる、そういうイメージだ。反対に雷はマズい。職場でバブ味は禁物である。嫁艦最上は居眠りをしそうな気がする。
うっかり仮眠を取ってしまったので、今夜はこのあと少し原稿をやって、それから寝る。
この本はソフトウェア工学の基本文献とされていたと思うが、実は通して読んだことがない。するとこんな言葉が目に入る。
Provide Options, Don't Make Lame Excuses
「代替案を提示せよ、みっともない言い訳はするな」という感じだろうか。
Before you approach anyone to tell them why something can't be done, is late, or is broken, stop and listen to yourself. Talk to the rubber duck on your monitor, or the cat. Does your excuse sound reasonable, or stupid? How's it going to sound to your boss?
カジュアルに訳すと「出来ない、なかなか上手くいかない、ぶっ壊れている等と誰かに訴える前に、自分自身に尋ねてみる。モニターの上に載っているアヒルちゃんに話してみよう、猫でもいい。その言い訳は合理的だろうか、それともアホみたいだろうか。ボスが聞いたら何と言うだろう」みたいな。
自分で言ってて馬鹿らしくならないか、だったらテメーが悪いんだよ、と言っているのだろう。ごもっともである。最近では、本来責任ある立場の人のみっともない言い訳ばかり聞かされているような気がする。
所謂"Rubber Duck Debugging"が登場するのはこれよりずっと後の章だが、ここで早くもアヒルちゃんの重要性が示唆されているのは大変興味深いナ。
職場の机の上にアヒルちゃんはいないので、デバッグ中はいつも脳内で対話している。で、対話の相手を誰にするかが問題になるわけだが、艦娘なら初風あたりが適任のような気がする。泣き言に関しては冷たくあしらいつつも「ふんふん」と話だけは聞いてくれる、そういうイメージだ。反対に雷はマズい。職場でバブ味は禁物である。嫁艦最上は居眠りをしそうな気がする。
うっかり仮眠を取ってしまったので、今夜はこのあと少し原稿をやって、それから寝る。