鉱石ラジオ

艦これ二次創作小説同人
C105 日曜日 西地区 せ-27b(西2ホール)

ほら耳で日頃不足しがちな最上分の補給を

2018-12-07 22:23:00 | アニメ
今期のアニメで毎週楽しみに見ているものはまだ他にもあって、そのひとつが「ほら、耳がみえてるよ」だ。
猫耳のミョウが艦これの最上分を大量に含んでいるのが大変によろしい。ミョウが少年だと知ったときには少なからずショックではあったが、いやいや、こんなにかわいい子が女の子のはずがないと自分に言い聞かせている。ミョウ、可愛いよね。

中国に起源を持つアニメ、というと僕はまだその域には達していないと断定してこれまでまともに付き合っては来なかった。だが、そろそろ風向きが変わってきたかも知れない。
未見だが「TO BE A HEROINE」はけっこう気になっているし、たまに観る「兄に付ける薬はない」も気兼ねなく楽しめる作品のようだ。この三つの作品に共通するのは、いずれも現代中国の若者の姿が描かれているという点。共産主義を奉じている国ながら前世紀までと現在とでは大きく事情が変わっているのは承知している。その中で、彼らがどういう価値観を持ち、何を食べ、どのような暮らしをしているのかを知るのは楽しいことだ。現地を観光旅行しても果たしてどれだけのことがわかるだろうか。そのような手段すら望めない僕にとって(まあ、維持すべき日常生活がありますからそうカジュアルに旅行なんてできない)このような関心を満足させるのに中国国内で放送されているアニメ作品のようなものを観るのは有効な手段の一つではないかと思う。

第9話の冒頭でダイスウのアパートの玄関先が映る。そこに靴が二足脱いであるのを見つけて「あ、そうなんだ」と、実は驚いた。住居に入るのに靴を脱ぐのは世界でも日本人ぐらいなものだと思っていたからである。いや、しかし中国でも伝統的な生活様式では家の中でも土足ではなかっただろうか。朝鮮半島も同様だ。するとこれは何だ。まさか、日本国内向けを意識してアレンジを加えているとか。
または、中国の若い世代では日本風のライフスタイルが流行して、玄関で靴を脱ぐのが習慣にまでなっているとか。主人公のダイスウは漫画家だし、謂わば日本かぶれしていて、日本風を積極的に取り入れているということもあるかも知れない。

……などということを考えながら観ています。まあ、現代でも日本人はちょんまげを結って生活をしているものと信じ込まれていたのを苦々しく思ってきた我々にして、隣国の暮らしぶりなんてよほど個人的な交流でもなければ知るよしもないわけで、複雑な心境でもあります。興味深いアニメだ。

ところで、ミョウの声優、村瀬歩って男だったんですね。はぁ。

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