鉱石ラジオ

艦これ二次創作小説同人
C103 土曜日 東地区 ヨ-09a

C95 新刊告知

2018-12-27 21:29:42 | 同人活動
大変お待たせしました。
ツイッターでも告知しましたが、コミックマーケット95で頒布する新刊の準備が終わりましたので、謹んでご報告いたします。

すべての最上提督に捧げる新刊
「最上の帰還 終章 ―真昼の海―」A5サイズ 28ページ 頒布価格200円

三分冊の最終巻になります。「最上の帰還」シリーズは今回で完結です。
書きたいと思っていたことは全部注ぎ込むことができました。にもかかわらず、予想していたよりもコンパクトにまとめられたと思います。

シリーズは三分冊ですが「終章」だけでも独立したエピソードとして読んでいただくことができます。

既刊の「序章」と「続章」も持ち込みます。
今回の作品は、特に前作「続章」と合わせて読んでいただけるとよりいっそう楽しめるかと思います。

12月30日 日曜日 西地区“み”ブロック-22bでお待ちしております。

よろしくお願いいたします。

劇場版妖怪ウォッチはとっても残念な出来でした

2018-12-16 22:55:13 | 日記
はい。そういう訳で新宿WALD9で「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」を観てきました。子供向けだから仕方がないとはいえ「FOREVER FRIENDS」という小っ恥ずかしいサブタイトルを見た瞬間、食べかけのポテトを放り出して家に帰りたくなりました。

公開されたばかりの作品なので詳しいことは述べませんが、バトルに登場する妖怪が初期の妖怪(艦これでいえば初期艦に相当するが、はっきり言って雑魚キャラ)を除くとどれも妖怪といいつつどことなく英霊的で、これ、正直FGOじゃないのかな。テレビシリーズはまったくの未見なので普通はどういう妖怪が登場するものなのか、さっぱりわからないのだけれども。
猫又が盛大におならをする場面、あれ、子供たちの受けを狙った場面だよね。わかる。そうだよね、子供ってうんことか、そういう下品なものが大好きだもんね。キャッキャ言って喜ぶよね。でも、劇場に来ていたキッズたち、あのシーンで全然笑ってなかったよ。
ねえ。何やってるの。おならでも受けが取れないだなんて、ハッキリ言ってシナリオも演出も未熟すぎるんじゃないのかな。

妖怪ウォッチってこの程度の作品でいいんだろうか。
テレビシリーズも本家コンテンツも知らないのだから、これは偏見妄言の類いにしかならないが、例えば女児向けのプリキュアで今期は帝王切開手術に関する話題で出産にまつわる偏見に立ち向かったり、遂には男の子のプリキュアを登場させてLGBTを主戦場とする性自認の問題に対して果敢にも正面から切り込んでいるんだよ。大人の世界でも最前線の話題を取り込んでいるというのに、男児向けにはそうですか、FOREVERですか、FRIENDSですか。これはまた抽象度の高いことで。どこに友情分がありましたか。サブタイトルを付けた自分に酔っているんじゃないですか。

生育環境がこんな有り様だから女の子の方が早く成熟して、男の子なんぞより2年も先行して高いコミュ力を身に着けると、要するにそういうことなんじゃないかな。

妖怪ウォッチの映画シリーズは、第一作こそ昭和の昔を詳細に描写する作画に敬意を表したけれども、第二作以降はいったい何をやっているんだとしか思えない。それはとても残念なことなのだ。

ただし。
ウィスパーの無理矢理な出演の仕方と、東山奈央の演技は素晴らしかったと思います。

以上。

C95 新刊進捗状況(ううむ……)

2018-12-15 21:40:32 | 同人活動
午前中に浮世の義理で外出して用事を済ませたのと夕方駅前の宅配ボックスに宅配便の荷物(本文用の淡クリームキンマリ紙)を受け取りに出掛けた以外、今日は比較的腰を落ち着けて新刊の執筆に専念できました。
しかしながら進捗は悪く、とても今日明日のうちには新刊の告知などできません。そういう訳なので、ごめんなさい、正式な新刊の告知は来週、12月24日(月)まで延期します。

今日取り組んでいたのは最上と三隈の出会いの場面(最上による回想シーン)で、今のうちに白状しておきますと、この場面はある映画からの引用です。と言ってもパクりではないですよ。その映画の出会いの場面というのは初対面の男女がただひたすら無言で見つめ合うだけ、というものでした。この見つめ合いのカットが長い。怖いくらいに長い。そして何と次のカットではもう裸でベッドに入っているという、ああ、そんなにいとも易々とまるで村上春樹の小説の主人公のように男女が出会えるものならば人生もっと楽ちんだろうに、などと思わないではありません。しかし現在の私自身はと言えばもう十分に歳を取ってしまったので、テメーのケチ臭い目先の利益などはまったく無関係です(=プラグ深度がごく浅いのでエロい物件からの精神汚染を遮断できる=立て続けに何杯でもいただける=その代わりエヴァは動かない)。最上と三隈には出会うべくして出会っていただき、まあ、全年齢向け小説のつもりなので性描写こそありませんが、しかるべく親密な関係になっていただく、という描写をネチネチと展開する趣向ですな。映画の方は無言なので心の声は捏造、いや妄想し放題というわけです。

最上のことを無言で見つめる三隈、その視線を戸惑いつつ受け止める最上……。
お楽しみに。

あと、これは大きな声では言えませんが、明日は娘さんとのお付き合いで「劇場版 妖怪ウォッチ」を観に行く予定になっております。ずっと前からの約束なので仕方ないのです。
あとあと、これはさらに小さな声で言いますが、12月24日は娘さんのお供として「むちゃくちゃムジーク6」に一般参加する予定だったりします。これもだいぶ以前からの約束で、仕方がないのです(昨年もそうでしたが、この時期の「むちゃムジ」は辛いです、はい)。
おかげさまで未だに「ボヘミアン・ラプソディー」を観に行けないでいます。このままでは新春ロードショウになってしまいそうです。すでにほぼ確定との噂もあります。

ううむ。こんな調子で新刊本当に大丈夫なのか?

グリッドマンの校内放送が気になる系

2018-12-09 23:55:36 | アニメ
ちょっとコミケ原稿の息抜きに鑑賞した「SSSS.GRIDMAN」第10話「崩・壊」のAパートで流れる校内放送の声優がなかなか良かった。
「繰り返します。本日、放送委員は臨時委員会があるので、放課後放送室に集合して下さい」というセリフなのだが、そのたどたどしくも初々しい感じがあまりにも素晴らしかったのでこの僅か7秒間だけ立て続けに数十回ほどリピート再生して、とても良い気分転換になった。原稿も進みそうな予感がする。

ま、原稿の進捗具合はさておくとして(誰しも現実は直視したくないものです)、この声優さんは誰子ちゃんなのかな♪とエンディングのクレジットを確認したら「校内放送 安野文左衣」とある。ううむ、これは。他人様のお名前を詮索するのは無礼の極みだが「文左衣」っていったい何て読むのかしらん、おじさんには難しすぎるぞ、ファーストガンダム世代だから「ムサイ」とか誤変換しちゃいそうだぞ、と首を捻っているうちに何度か字幕が切り替わった。そして「音響制作担当 安野文左衣」の文字が老眼の進境も著しい左右の角膜に飛び込んできた。

あんれ、まあ。そういうことでしたか。声優さんではない。つまり、現地調達、という感じでしょうか。

それなら他の話数でも同じことやっているはずですよね、きっと。でも、コミケの原稿があるし。でも、気になるし。これまでの放送話数全部見直すのはさすがに辛いと言うべきか、むしろ倫理的に許されないような気がするので、ざっとエンディングのクレジットだけ再確認してみた。すると第9話で見つかりました。「店内放送 五十嵐海」とあるのはきっと「設定協力 五十嵐海」と同じ人物でしょう(人名の場合「海」って何て読むのが適切なのだろうか)。そこで本編をざっと、本当にざっとだけ再確認してみると、これは「SEVENDARAKE」の階段で新条アカネの「スーパーガッツくらいまではあった気がするけれど……」の後に流れる店内放送の声のことでしょうか。

何だ、男かよ。
じゃ、別にどうでもいいや。



ところでグリッドマンの声優陣と言えば、ボマー役の悠木碧が毎度楽しそうに演じているのが楽しみのひとつになっていたりします。

ほら耳で日頃不足しがちな最上分の補給を

2018-12-07 22:23:00 | アニメ
今期のアニメで毎週楽しみに見ているものはまだ他にもあって、そのひとつが「ほら、耳がみえてるよ」だ。
猫耳のミョウが艦これの最上分を大量に含んでいるのが大変によろしい。ミョウが少年だと知ったときには少なからずショックではあったが、いやいや、こんなにかわいい子が女の子のはずがないと自分に言い聞かせている。ミョウ、可愛いよね。

中国に起源を持つアニメ、というと僕はまだその域には達していないと断定してこれまでまともに付き合っては来なかった。だが、そろそろ風向きが変わってきたかも知れない。
未見だが「TO BE A HEROINE」はけっこう気になっているし、たまに観る「兄に付ける薬はない」も気兼ねなく楽しめる作品のようだ。この三つの作品に共通するのは、いずれも現代中国の若者の姿が描かれているという点。共産主義を奉じている国ながら前世紀までと現在とでは大きく事情が変わっているのは承知している。その中で、彼らがどういう価値観を持ち、何を食べ、どのような暮らしをしているのかを知るのは楽しいことだ。現地を観光旅行しても果たしてどれだけのことがわかるだろうか。そのような手段すら望めない僕にとって(まあ、維持すべき日常生活がありますからそうカジュアルに旅行なんてできない)このような関心を満足させるのに中国国内で放送されているアニメ作品のようなものを観るのは有効な手段の一つではないかと思う。

第9話の冒頭でダイスウのアパートの玄関先が映る。そこに靴が二足脱いであるのを見つけて「あ、そうなんだ」と、実は驚いた。住居に入るのに靴を脱ぐのは世界でも日本人ぐらいなものだと思っていたからである。いや、しかし中国でも伝統的な生活様式では家の中でも土足ではなかっただろうか。朝鮮半島も同様だ。するとこれは何だ。まさか、日本国内向けを意識してアレンジを加えているとか。
または、中国の若い世代では日本風のライフスタイルが流行して、玄関で靴を脱ぐのが習慣にまでなっているとか。主人公のダイスウは漫画家だし、謂わば日本かぶれしていて、日本風を積極的に取り入れているということもあるかも知れない。

……などということを考えながら観ています。まあ、現代でも日本人はちょんまげを結って生活をしているものと信じ込まれていたのを苦々しく思ってきた我々にして、隣国の暮らしぶりなんてよほど個人的な交流でもなければ知るよしもないわけで、複雑な心境でもあります。興味深いアニメだ。

ところで、ミョウの声優、村瀬歩って男だったんですね。はぁ。