家事力 将来の自立へ男女とも必要
先日、アメリカの20歳の女性をホ-ムスティで受け入れました。普段は1人暮らししているそうですが、身の回りのことがまったくできない子でした。部屋は脱いだ服や小間物でぐちゃぐちゃ、足の踏み場もありません。床はほこりだらけで、乾燥機から出した洗濯物は置きっぱなし。一番驚いたのは食事の時で、配膳中に勝手に食べ始めてしまいました。文化や習慣の違いがあるので一概に悪いとは言えないけれど、怠ると彼女のような大人になってしまう可能性もあります。わたし自身、4人の娘が外で恥ずかしい思いをしないよう、家事力を身に着け自立させることを目標にしてきました。家事をこなす力は男女ともに必要。物があふれる今の時代、自分に何が必要なのか考えて選ぶことが、快適な生活の基礎になります。(笹島加奈美=札幌・家事塾セラピスト)
先日、アメリカの20歳の女性をホ-ムスティで受け入れました。普段は1人暮らししているそうですが、身の回りのことがまったくできない子でした。部屋は脱いだ服や小間物でぐちゃぐちゃ、足の踏み場もありません。床はほこりだらけで、乾燥機から出した洗濯物は置きっぱなし。一番驚いたのは食事の時で、配膳中に勝手に食べ始めてしまいました。文化や習慣の違いがあるので一概に悪いとは言えないけれど、怠ると彼女のような大人になってしまう可能性もあります。わたし自身、4人の娘が外で恥ずかしい思いをしないよう、家事力を身に着け自立させることを目標にしてきました。家事をこなす力は男女ともに必要。物があふれる今の時代、自分に何が必要なのか考えて選ぶことが、快適な生活の基礎になります。(笹島加奈美=札幌・家事塾セラピスト)