キャンプに行きたい

遊園地から帰宅して、実家に帰った父と母。
こいちゃんといっくんは数日間に及ぶおじいちゃんおばあちゃんの滞在にすっかり満足したようで、ついて帰るとも言わず、笑顔で別れることが出来た。

そのおじいちゃん、今回もさまざまな置き土産をくれた。
我が家のコンセントを増やし、ブラインドを二つ取り付け、気になる配線を全て処理し、そして一番スペシャルなのは、アウトドアスペースが出来てしまったことだろう。
以前からキャンプの前日、荷物の出し入れに苦労していたが、それを一気に解決できる、すばらしい棚を作ってくれた。

キャンプ用品はダッチオーブンなどを始め、重いものが多いのだが、父いわく、父が二人乗っても壊れない構造、だそうだ。
キャンプに使う用品が一挙に納められ、出し入れしやすい完璧なコーナーが出来上がったのである。
私たちが遊園地で遊び狂っている間に、寸法を測り、図面をひき、コーナンで材料を買い、切り出し、すばらしい棚を作ってくれた父には毎度、感謝感激である。
帰り際、押し入れに通した配線の隙間にパテを塗り、完璧主義の父は帰っていった。
キャンプコーナーを眺めながらしみじみ思う。
早く伴侶の仕事がおちついて、滋賀県辺りにキャンプに行けないものかな～…と。