そう、子供達の行きたがっていたアンパンマンミュージアムや、淡路島など色々予定があったのだ。
ところが出発の4日程前に、両親から豪華な魚がたぷっりと届いたのだ。
「出発までずっと魚料理だな~」(笑)
等と笑いつつ、みんなで美味しくいただいた。
症状が出るのが早すぎた事と、こいちゃんも食べたのに何ともないことから、勿論魚による食中毒ではないのは判っていたが、とりあえず料理をするのもしんどいほどの胃痛に私はダウン。
伴侶もぐったりで、残りの魚はとりあえず冷凍庫に移動することに…。
病院に行った私の診断は「急性胃腸炎」。
こうなってしまうと旅行に行っても美味しい料理を楽しめるはずもなく、Pキャンプを出来るほどの体力があるかも自信がなく、一番療養できて楽が出来る「実家」に路線変更することとなった。
せっかく子供達が楽しみにしていた四国旅行に連れて行ってやれず、本当に悲しかったが、私が青い顔でぐったりしているのを見てか、こいちゃんもいっくんも文句一つ言わなかった。
幸いなことに、実家に帰ることを喜んでくれたのが、私の心を軽くしてくれた。
何度も折り方を教わりながら一生懸命作品を仕上げ、嬉しそうに私にプレゼントしてくれた。
いっくんは目が覚めるなり「○ローズに行っておもちゃ買いたい!!」とおばあちゃんにオネダリで大忙し。
「私も愉しまなければ」
と、負けていられない気持ちになるのであった。