会社の社員さんがドイツに出張に行ってきた。

クレヨンみたいに可愛いチョコレート!

皆で分けて頂いた。
出張とは言え、彼らは非日常を感じて、刺激のある毎日を送ったんだな…と思うと羨ましい。
勿論、大変な事なのはわかっているけれど生活に刺激があるのは認知症予防の観点からもとても大切らしい。
私だけではない、認知症になっちゃうのが心配な生き物がここにも一匹。
齢10歳、人間で考えると70歳と言う高齢のおばあちゃん、さくらちゃんである。
夕方忙しかったのでヨギボーにポンと乗せて家事をしていたのだが、このほっこりした顔…。

周りが散らかっていて、おっとりできる環境ではないが、まるで縁側で日向ぼっこをするおばあちゃんさながらではないか…。
乗せた途端動かなくなってしまった。

スン…
辺りを見回していたさくらちゃんは、ぼーっとこのクッションのフワフワに身を任せる。
お尻が沈み込んで見えなくなっている辺り、かなり体にフィットしているようである。

家事が一段落したので、「お風呂だよー」とさくらちゃんに声をかけたのだが…。

そうですか…
いつもなら飛んでくるのに、ヨギボーから出てこようとしない。
もしかして脱出できなくなっているのか?とも思ったが、私の呼びかけに頭を上げないところを見ると風呂に来る気はないらしい。

眠いのね…。
近寄って表情を確認すると今にも目が閉じそうになりながらウトウトしているではないか。

風呂、どーでもいいです…
とでも言いたげに。
どうやら立ち上がる気はないらしいので、あきらめて一人で風呂に行くことにしようか…。

「人をダメにする」と言われるこのクッション。
これに座ると立ち上がるのが嫌になるが、犬も同様なのだろうか?

ダメダメさくらちゃんになってしまった…。

いいのね?行っちゃうよ。
これに座ると立ち上がるのが嫌になるが、犬も同様なのだろうか?

ダメダメさくらちゃんになってしまった…。

いいのね?行っちゃうよ。
耳元でお風呂を連呼してみたが、ガン無視された。

お風呂から出てきたら、まったく同じ体制で眠っていた。

えぇぇ…。
いつもならみんながいる二階に連れていけだの、お風呂に一緒に入るだの自己主張が激しいくせに結局お風呂から出てもクッションから出ようとはしなかった。
おそるべし、ヨギボー…。
このまま置いておけないので二階につれて上がる。

良かった、普通の小屋にも入ってね。

体を掻きかき私を見るさくらちゃん。
おそるべし、ヨギボー…。
このまま置いておけないので二階につれて上がる。

良かった、普通の小屋にも入ってね。

体を掻きかき私を見るさくらちゃん。

寝心地は違うけど、ゆっくり眠ってください…。
伴侶がふるさと納税で購入したヨギボーが、いかに危険か分かった。
明日はヨギボーに乗せないで、普通にお風呂に誘ってみよう…。
人をダメにするクッションは、犬をもダメにすることが立証されたのであった。